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けっきょく、「高齢者フットケア」が好きだってこと

2月下旬から少しずつ、コロナの影響が出てきた、高齢者フットケアサービス。

「濃厚接触業者」なので当然、3月は半分以下、4月は9割減。

施術ができないさみしさはなんだろう?と、かんがえてみた時、「濃厚接触」不足からきているのかも・・・と、思いあたった。

オンラインに切り替わらないもの

コロナの影響でリモートワークがすすんだり、対面しなくとも成立するサービスが増えたりと世の中、この2ヶ月くらいで急に様がわりした。

わたしもない知恵をしぼって今のケアを、オンライン化できないものかと考えてみた。

変形爪のケアがメインであり、認知症がすすんだお客様も多いので、とうてい無理なのだけど、考えてもワクワクしない。

濃厚接触が好き

今の時期、不謹慎にも聞こえるし、少し怖い感じもするけれど「高齢者フットケア」のどこが好きかと聞かれたら、いわゆる「濃厚接触」なところ。

1ヶ月ぶりにお会いした方から、「会いたかったー」と手をにぎってくれた時に喜びを感じる。

爪ケア後に、保湿をしながらリフレをするのも好き。

お顔を見て、目を見て、お話をするのも好き。

お客様の温度を感じて、お話を聴き、気持ちの距離をちぢめていく時間が好き。

施設のスタッフと足のケアから情報交換をして、お客様の状態を相談される連携している感じが好き。

オンラインでは足りない。やっぱりリアルが好き。

人とふれあうこと

アフターコロナで、サービスの形態も大きく変わることは想像できる。

人との関係も変わっていくだろう。オンラインでもコミュニケーションはできるし、相手や内容によってはむいていると思う。

今まで以上に、深い関係をきずくこともできるはず。

それでは、「ふれあい」の欲求やサービスは無くなってしまうのだろうか?

リアルなサービスは廃れてしまうのか?

のこるサービス

アフターコロナ、のこるサービスもあるし、なくなってしまうサービスもある。

「高齢者フットケア」は、のこさないといけないサービスだと信じている。

今この時に待っていてくれるお客様がいて、施設がある。

変形爪のケアで重宝されているサービスだけど、わたしたちのケアの目的は、

「お客様が安心して、自分らしく過ごせるお手伝い」

「足・爪のケア」だけが目的ではない。

「爪」「足」だけでなく「人」をみて、「人」とおつきあいしている。

のうこうせっしょくぶそく

強制自粛休業期間でわかったこと。

わたしは「濃厚接触」である「高齢者フットケア」が好きだ。

今まで、お客様にたくさんの幸せホルモンをもらっていた。

お客様にも、施設の方にも、こんな幸せな仕事ができることにも感謝。

一日もはやく、あたりまえの「ふれあい」がもどりますように。


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