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「夢」浅野綾太

 今回のnoteを担当させていただく1年国際関係学科 浅野綾太(富山第一高校)です。ポジションはFWです。

まず初めに私たちがなに不自由なくサッカーができている背景には、沢山の方々の支援や協力があってこそだと思います。

そして自分も感染するリスクがあるにも関わらず病院に勤務し、世の中の為日々戦ってくださっている医療従事者の方々にはどれだけ感謝しても足りません。本当にありがとうございます。


         「夢」

 私の夢は

"世界一のサッカー選手"

になることです。実際私自身この夢は果てしなく遠いものだと分かっています。しかし絶対に諦めたくないんです。誰にどれだけ笑われ、馬鹿にされようと私はこの夢を描き続けます。

おそらくこんな馬鹿なことを考えているのは日本で本田圭佑と私ぐらいでしょう。笑

 これほど大きな夢を持つ私ですが、サッカーを始めてからこれまで沢山の挫折を味わってきました。

 初めての挫折は小学4年生の時です。兄の影響を受け、5歳からサッカーを始めた私でしたが、小学4年生から中学2年生まで一切試合に出れない日々が続きました。その中で、兄は常に試合に出ているのに弟は一切出ていない。自分自身で勝手に比べ、親に申し訳ない気持ちや負けて悔しい気持ちがあり正直サッカーを辞めたかったです。

 しかし性格上負けず嫌いだった私はなんとかサッカーを続け、意地でも試合に出たくて沢山の努力を重ねました。そうすると気づけば中学3年生の時には富山県選抜にも選ばれていました。

 しかし挫折は一回では終わりませんでした。

富山県選抜に選ばれ調子に乗っていた私は、自
分は上手いんだと勘違いをして天狗になっていました。そしたら案の定すぐに富山県選抜から外され自分のチームでも試合に出れなくなりました。
これが2度目の挫折です。

 こんな自分を変えたくて高校選択の際に全国優勝経験を持つ富山第一高校に入学しました。
 高校では、150人を超える部員が在籍しており、全員が覚悟を決め、試合に出るために日々努力していました。私の人生でこれ以上に「切磋琢磨」という言葉が似合う環境が訪れることはないでしょう。全員が必死にサッカーに対して考えをぶつけ合い、時には胸ぐらを掴み合うようなレベルまで喧嘩になることがありました。しかし、どれだけ頑張っても結果が出ない日々が続いたり、辛い、逃げたいと思った事も沢山ありました。 
 そんな中出会ったのが私の恩師である大塚監督です。
たくさん怒られて
一つのミスで泣かされて
泣いてたらまた怒られて
絶対に無理な時でも理不尽に要求してきて
チームで一番怒られていたと思います。
 それでも
「おれはお前に一番期待してるから怒ってる」大塚さんは何気なく言った一言かもしれないけど、この言葉一つでどれだけ奮い立たされたかわかりません。
今思えばこの人にサッカーを教わり始めてからプロになることが夢ではなく目標に変わり、世界一になりたいと思い始めました。

 しかし挫折は2回では終わりませんでした。

それは大学選択の際に起こりました。自分で言うのはどうかと思いますが、高校3年生の時沢山の大学から声をかけていただきました。その一つが今私が在籍している亜細亜大学です。始めは絶対に行きませんと言いました。そしてある大学へ行くことを決め、その大学からもスポーツ推薦をいただきました。セレクションも勝ち残り、一次試験も勝ち残り、残すは最終試験というところで気の緩みが出て、9人中8人が受かる小論文と面接で受験に失敗してしまうということになりました。
 
 当時のことを思い出すだけでまだ胸の奥が痛みます。笑
 
 もう何もかもやる気が無くなり無気力になっていた私に亜細亜大学がまた声をかけてくださいました。しかし、なぜか私は大塚さんに行きたくないと言ってしまいました。12月の終わりという遅い時期で本来はスポーツ推薦を締め切っていた亜細亜大学でしたがなんとかギリギリのところで声をかけてくれていたこともあり、大塚監督にたくさん怒られました。
 
 それでも行く気がなかった私でしたが、亜細亜大学の監督である小島監督に一緒に受験で失敗した大学を倒そう。と言われこの言葉一つで亜細亜大学へ行くことを決めました。

 亜細亜大学には最後の最後で拾っていただき本当に感謝しています。この感謝の気持ちを表現するために必ず私自身の力で関東一部に昇格させ、そして日本一を取ります。
応援よろしくお願いします。

 最後にこのような機会でないと恥ずかしくて言えないことを少し書きます。
 
 毎日最高の応援をしてくれ、辛い時には一緒に悩んでくれ、泣いている時には一緒に泣いてくれる両親や自分の夢を託してくれた兄には本当にたくさん感謝しています。ありがとうございます。
 これからもたくさん期待してください。必ずその期待に応えます。
 
 こんなにも素晴らしい両親や兄、監督に恵まれプロにならないと漢じゃないですね。笑
 
 必ずプロになり世界一を目指します。
 
応援よろしくお願いします。

 長々読んでいただきありがとうございました。
頑張って書いたのでいいねしていただけると嬉しいです。

 来週は最近僕のルームメイトになった小森君です。彼から生み出されるドリブルは誰も止めることが出来ません。彼の口癖は「バケモンで草」です。意味はわかりませんが果たして来週のnoteに「バケモンで草」は登場するのか。乞うご期待。

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