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楽しさも辛さも「ストレス」のかたまり

50歳になったライフオーガナイザー くらです。

更年期も視野に入れ、ストレスをためないようにするにはどうすればいいかを日々考えているわけですが。

まずは、ストレスがあるかないかをチェックするための方法を考えることにしました。それはなぜかというと、「ストレス」はどんな時でも貯まるものなので。
楽しくても、しんどくても、「ストレス」になります。
精神に、体に負担がかかるということです。だからこそ、今のストレスは何が原因なのかを知っておくほうがいいし、ストレスをなくそうなんて考えない方がいいというのが私の結論なのです。

ただ、「ストレス」の度合いや、現状抱えている「ストレス」が楽しさからくるのか、しんどさからくるのかは知っておくほうがいい。

湯船につかった第一声。
これが私のストレスチェックです。

一人きりのプライベート空間。
そこで解放された第一声が、その日のストレス度合いを表していると思います。

例えば、
「あ~」と発音しても、「あ~?」という発音と「あぁ~」という発音ではストレス度合いが全く違います。
(分かりにくい表現ですが、疑問形のように語尾が上がるときもあれば、語尾がまるで地の底を這うような低音の時もあるからです)

最初の音であれば、今日一日は納得できないことが多かったなぁと思うし、後の音であれば、今日は納得できたことが多かったというのが私の中の整理術になります。
納得していないので、疑問が残ってしまう「あ」と一生懸命やったなぁという解放感からの「あ」の違い。

ため息をつくと幸せが逃げるといわれていますが、
ため息を吐くばかりだと、何か逃げていくような気にもなります。
だから、大きく深呼吸して、大きく息を吐く。
ため息ではなく深呼吸の一連の流れということになれば、それは、感情の整理にもつながります。

生きづらい中で、生きづらさを解消しようと頑張るのはやはり体力も気力もエネルギーを多く消費します。
生きづらいということを受け入れるということにすれば、そこまでのエネルギーは消費しません。
マンツーマンの世の中ではないし、世界丸ごと私仕様のカスタマイズができるわけでもない。

受け入れるという選択肢が「大人になる」という意味なのかもしれません。

「なぜ?」と尋ねるのは、何かを期待していたからこその失望が言葉になったもの。
だから「そう来たか」と思うことにする。
予測することは不安感からくる人間の危機管理であって、全くありのままを受け入れることがいいことというわけではない。
ただ、この危機管理に振りまわされることが良いわけでもない。

「私」に生きている意味があるのではなく、「生きている」ことに意味があるのであれば、それ以外は自分のためのものではないと自覚する。
喜びは自分のためにあるけれど、それ以外は自分以外の人の喜びのために存在するのだと思えば、理不尽、不公平、不平等もそれを受け入れることが出来る。

受け入れるのと、あきらめるのは違うので、そこは間違えない。

受け入れるというのは、「そうだね」と言っておける余裕です。
心の贅沢な余分です。
でも「許容」するのとは違います。

しんどさを開放する方法としては、繰り返すことで癖付けて、楽になる。
「しんどい」というのは、何に対してなのかを考える。

私の中ではシチュエーションです。
「みんなと一緒にいるとき」が一番しんどい。
そう、私がこの世で一番怖いのは、コミュニケーション。

私はこの年になっても、どうやったら「友達」と言ってもらえるかが分かりません。
ただ、学生のころは、「仲間外れ」を嫌う母親のためにも、誰かと一緒にいる必要がありました。
誰かといないと、「仲間外れなのか?」と母親に言われてしまうのが怖かったのです。
私がそんな風だから、気が合っているとか、感情をさらけ出すという相手はいなくて、友達だと思っていた人達が、私以外で集まって相談したり、遊んでいたりしても知らないふりをしていました。
私が後ろを振り向いた瞬間に、みんなが「やっと終わった」くらいの気持ちでいるのではないかとずっと思っていました。
一生懸命話をしても、相手は心の中で「うざい」とか思って、笑っているんじゃないか。
そんな考え方をしていることで、気持ちも体もおかしくなってしまう気がして、「友達」という関係性がどうしても理解できないからこそ、相手の感情なんて見えないから、仕方ないと思うことでどうにか均衡を保っている気がします。
「十人十色」ということを、ネガティブな意味で知ったのかもしれません。

仕事を始めて、「嫌いでも、仕事と割り切る」、「仕事をするときには感情は2番目」ということを知ってからは、少し楽になりました。

でも、「友達」は必要だと思っています。
叶わないからこそ、必要だと思うのです。

つづく・・・

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