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タイのターク県メーラマットで児童ポルノ配信 ロシアのフコンタクテを利用

タイの北部、ターク県で児童ポルノを配信していた人物が逮捕された。その人物はロシアのSNSである「フコンタクテ」(VK:VKontakte)を利用していた。

フォロワー数は10万人以上

報道によると、児童ポルノを配信していたVKアカウントのフォロワー数は10万人以上だった。大掛かりなグループと言っていいだろう。

ただ、配信サイトの管理人は月に5万バーツ(約20万円)を受け取っていたに過ぎない。フォロワー数の大きさを考慮すると月20万円は少ない気がする。逮捕された管理人の裏側にもっと利益を得ている人物がいるのかもしれない。

オンライン児童ポルノ

いまタイやフィリピンでは、オンラインの児童ポルノ配信が多数生まれている。ラオスやカンボジア、ベトナムにもある。

背景にあるのは通信技術の発達だ。東南アジア各国のネット環境は良好で、リアルタイムに鮮明な動画配信が可能だ。それに加え、国際的な資金決済手段もある。クレジットカード決済もできるが、一部の国は銀行口座を開くときの本人確認が甘く、外国人でも仮名で口座開設が可能だ。その口座に紐づけて会費を払えば、決済口座から本にたどり着くことはない。

貧困は解消されない。通信と決済手段は発達した。東南アジアでオンライン児童ポルノ配信が発達するのも無理はない。

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