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フィリピンのタギッグとヌエバビスカヤで16人の少女を保護 最年少は10歳

児童ポルノ製造大国のフィリピン。
フィリピンの少年少女をモデルにして児童ポルノを製造する犯罪が後を絶たない。今回は56歳のオーストラリア人が逮捕された

逮捕された経緯

オーストラリアの国境警察が、シドニー空港で、フィリピンから帰国した容疑者の手荷物を調べたところ、携帯電話の中に児童の性的な姿態の画像があった。

どうやらオーストラリア当局が主導した逮捕劇のようだ。背景にはオーストラリア人が国外、特に東南アジアで児童性愛行為を行っていることをオーストラリア当局が問題視していることがある。

豪比の合同捜査

56歳のオーストラリア人はオーストラリア当局に逮捕され、この人物に児童を紹介していたフィリピン人の仲介者はフィリピン当局に逮捕された。また、フィリピン当局は16人の少女を保護した。

フィリピンにはPICACC(Philippine Internet Crimes Against Children Center )がある。児童に対するインターネット上の犯罪を取り締まる組織で、主にSNS等を通じた児童ポルノ製造、配信、児童買春の斡旋を監視している。今回はこのPICACCが動いた。

PICACCはフィリピン国家警察とイギリスとオーストラリアの合同で設立された組織だ。イギリス人もオーストラリア人もフィリピンで児童を相手に性的行為を盛んに行っている。ただ、フィリピン当局の取り締まりは弱い。

そこでフィリピンとイギリスとオーストラリアが協力して取り締まりに当たっている。いまのところPICACCはイギリス人とオーストラリア人が直接の監視対象のようだ。

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