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自然ってどういうことだ?


人間は自然から遠ざかるほど病気に近づく

これは”医学の父”ヒポクラテスの言葉だよ。
でもこの「自然」ってどういう意味なんだろうね?

コトバンクで調べて見たら、「自ずから然るべきあるもの」と解説されてた。
なんかちょっとわかりにくいよね?
だから具体的に考えてみよう。
まこちなりに、4つの切り口で考えてみることにするね。


1.食べもの

これはわかりやすいよね。
例えば農薬を使った食べものや、遺伝子組み換えの食べもの、化学調味料や食品添加物、精製された食塩や砂糖、白米、トランス脂肪酸など、本来は自然には存在しないもの、存在しない形のものは、やっぱりいろんな病気の原因になるよね。

それに、冬場に夏の食べものを食べたり、日本に住んでいるのに遠く離れた土地の食べものを食べたりといったことも、やっぱり病気につながりやすい。
夏の食べもの、南国の食べものは、身体を冷やす作用があるから、寒い土地の人や冬場に食べちゃうと調子を崩しちゃうの。
それに海外から運ばれてくる食べものは、カビや虫が来ないために、ポストハーベストといって、防虫剤や防カビ剤が使われていることが多く、でもそれらは表示義務が無いから要注意。

その土地のもの、その時期の旬のものというのは、ちゃーんと、私たちの身体を整える作用があるんだよね。

それからね、メタトロンをやっていると、肉食系の食事が合う人もいれば、菜食系の食事が合う人もいるんだよね。全員に共通する食事療法なんてないってことがよくわかる。
だから、自分の体質に合った食事というのが、一番自然な食事なんだよね。本能的にわかっている人もいるけれど、食事について勉強しすぎて頭で考え過ぎちゃって、自然から遠ざかっちゃっている人もよく見るんだ。

みんなにとっての自然ではなく、自分にとっての自然ってなんなんだろう?っていう風に考えて欲しいなってまこちは思う。


2.生活スタイル

朝起きてお日さまを浴びて、夜は暗くなったら寝る。これが一番基本だと思うんだ。
わたしたちには、日内リズムとか、体内時計というのがあってね、それを調整してくれているのが日光なんだ。

人間の体内時計は24時間ちょうどではなくて、24時間10分だと言われているのね。お日さまを浴びなければ、毎日ちょっとずつ体内時計が狂っていくんだよね。
だから、朝起きて日光を浴びることで体内時計をリセットするの。

うつ病と関係が深いとされているセロトニンや、睡眠と関係が深いとされているメラトニンなどは、脳の中の松果体というところが日光を感知することで分泌が調整されてるの。


だから、昼夜逆転の生活をしていたり、部屋に籠もりきりになったりして、自然から遠ざかると病気になるの。


他にもあるよ。
例えば土いじり。土いじりをするとなんとなく、心が落ち着く経験ってない?
土を直接手で触ることで、身体に生じた電気を地球に流す事ができるよね。
それから、土を触ることで、土の中に居るいろんな微生物と触れ合うことができて、それにより免疫力を高めていくことができるんだ。

森に行けばフィトンチットという植物が出す癒しホルモンの様なものを浴びることができるし、海の波音や皮のせせらぎにも癒やしの効果があるよね。


身のまわりの自然とエネルギー交換をして、自分も自然の一部であることを感じて生きていく生活スタイルが、やっぱり自然なんだと思う。

24時間明かりがついていて、何でも買えるし、遊べるのは確かに一面では便利で楽しいことかも知れないけれど、そこまでして経済活動を回さなきゃいけない理由って一体なんなんだろう?って思うな。



3.人生の歩み方

ここからがちょっと難しいところなんだけれど…
自然な生き方って、どんな生き方なんだ?って思うよね。

例えばね、声紋分析をしてみると、
自分が触覚や味覚などの体感覚から情報を得るのが得意なのか、視覚から得るのが得意なのか、聴覚から得るのが得意なのかがわかるのね。
そうすると、例えば視覚から得るのが得意な人が、英会話の教材で有名になったス○ードラーニ○グとかで勉強しようとしても、なかなか上達しないわけ。
これは学校の勉強とか、スポーツとかでも一緒だよね。

他にも、特定の相手の役に立つのが喜びなのか、大勢の人の役に立つのが喜びなのか、自分が成長したり力を発揮するのが喜びなのかもわかっちゃう。
そうすると、特定の人の役に立つのが喜びの人が、テレビのアナウンサーなんかをやっていると、辛くなっちゃうわけ。

人にはそれぞれ、強みとか価値観とかがあるから、それとかけ離れたことをしちゃうと、自分にとっては不自然で、病気がちになるのね。


声紋分析についての解説はこちらをみてね↓
[声紋分析ソフト - 物理学者で心理学者 柊木匠公式HP!!]


もう一つ、自分の自然な生き方を知る術としては、占いだとまこちは考えてるんだ。
まこちが勉強しているのは四柱推命だけれど、占星術でも数秘術でもなんでもいいと思うの。

例えばまこちの場合は、四柱推命では、やっぱり病気に関連する仕事につく傾向が出ているし、お金を貯めたりお金を循環させたりするのが強みだって出ているから、何かしら商売をするのがいいって事になる。
それから、自他共に変わり者って思える生き方をしないと、息苦しくなっちゃう性分みたい。
当たってる(笑)

そう考えると、今歩んでいる道は、凄く自分にとって生きやすい道。
メタトロンや占いを診療に使っている医者なんて数少ないだろうからね。
そしてクリニックを開業しているし、セルキュアもやってる。

在宅医療を始めた頃は珍しかったから楽しくやっていたけれど、だんだん在宅医療が普及してくると、普通の在宅医であることが結構しんどい時期だったなと思う。

そんな時期にうつを経験し、大腸憩室炎を3度も経験し、巨大な大腸ポリープを切除したりして…
それを経て、料理をはじめたり、ダイエットしたり、食と健康について学んだり、だんだんと今の方向に変化してきて、今は楽しくやれてる。


自分の生きやすい生き方からかけ離れると病気が起こるんだけれど、病気が起こったことによって、それを乗り越えることで、自分がより生きやすい方向性へと人生を変化させることもできるってことだよね。


ここまで読んでいただきありがとう。
「自然」っていうのは、単に自然と調和してとか、自然のものを大切にしようという意味にとどまらなくて、自分にとっての自然な食べもの、自分にとっての自然な生活スタイル、自分にとっての自然な人生の歩み方ってものがあるってことだよね。

だから、自分にとっての「自然」をきちんと知っておくこと、あるいはそれを感知できる感性を持っておくことってのが、凄く大事だな〜と思ったよ。


4.考え方、在り方

さて、ここからは哲学的な話になるよ〜

「無為自然」という言葉を残した老子。
その老子や荘子が説いた道教の考えでは、自然というのはもっと深い意味があるんじゃないかなってまこちは思ってる。

例えば、男と女、月と太陽、右と左など、ものごとを区別すること自体が、そのものごとのありのまま、すなわち自然ではないんだよね。

目の前に起こった出来事や出会った人についても、それを良きことと捉えるか、悪しきことと捉えるかということではなく、良いも悪いも混然とした出来事としてありのままに捉える。
それが自然というものなんじゃないかなって思うな。

そういう捉え方や在り方ができれば、目の前に起こることでストレスを感じることも無いだろうし、無理にあがこうということもないだろうから、もっと肩の力を抜いて生きていけるよね。
病気にもなりにくいと思う。

まこちももっと、ありのままに、自然に生きられたらいいなっておもう。
そのためには、これまでの人生でつくられてきた、自分の中のアダルトチルドレンや、トラウマ、考え方の癖なんかを、もっと手放していかないとなって思ってるところ。

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