光浦靖子「49歳になりまして」
ネットニュースで上がっていた記事。
とても興味深かったです。
私は光浦さんより一回りくらい年下。20~30代の人からは文章に賛否両論あるようですが、私は彼女の気持ちに共感できました。
みんなが出来ていることが自分に出来ていない
という焦り・虚しさ・悔しさ・寂しさ…。
そんなようなものがこの記事から伝わってきた。
10代の頃は当たり前のように仕事して結婚して家庭を持ち、子供を産んで生活していく。それが「大人になるということ」だと思っていた。
けれど、蓋を開けてみたら20代頃から何となく「何に興味を持って、どう動いて自分をコントロールしていくか」でその先が決まっていくような気がした。
自分ではどうしようも出来ないことに人生の舵を取られ、大きく揺れ始めたこの先をどう生きていくか。「普通」と思っていたレールから外れた自分を何とかしてレールに戻すのか、それとも外れたことを逆手に取って考えもしていなかった未来を描くのか。
先のことは何も見えていない。
でも後者で生きていくことの方が「何かの第一人者」になれるかもしれない。
昔から周りに「そっちに行くとケガするよ」と言われても実際に傷を負わないと納得しないタイプだった。「そんなこと今まで誰もやったことないよ」と言われても「じゃぁ、私が第一人者になればいい」と思っていた。
昔と比べれば今は生き方が多様だ。
結婚しても、しなくても。
子供を産んでも、産まなくても。
仕事にやりがいを見つけられても、見つけられなくても。
自分が「これが自分なんだ」と思う生き方を見つけられた人は強い。
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