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夢日記:ある思い出深い部屋での教師との対話

夢を見た。

大学の講義に遅刻して到着する。大学の講義ではあるけれど、教室までは今住んでいる実家と同じ間取り。行っている講義は、多分高校時代の世界史の講義。

玄関から入って、直角に廊下がある。左に行けば、部屋があって、右に行けばみんなが講義を受けている教室がある。

30分くらい遅刻しているので、なんとなく右の教室まで行くのはバツが悪くて、左の部屋に入る。部屋からでも教室の声は聞こえる。部屋に入ると、そこには私以外に2人、先生がいた。このときの先生は、確か高校の頃の担任と、もつ一人は体育教師だった。

ちなみに、世界史の先生は小柄だけどオールバックで、厳し目の少し昭和な体育会系みたいな先生。私は、認めてもらってはいたけど、よく怒られていた。担任の女性の先生には、私がクラスの中で成績トップで、いかにも自信ありげに、いろいろな話題を話すものだから、少し尊敬されていて、放課後に悩み相談に乗ったりしたこともあるくらい仲が良かった。体育教師とは、ろくに授業を受けない私を、気軽に見学に回してくれて、その間はよく、テクノロジーが発展した今後の社会像みたいな話を、雑談していた仲だった。つまり、教室には対立的な教師が、部屋には二人の仲の良い教師がいた。

部屋に入り、ノートを取り出す。講義のメモを取りながら、話を聞いている。同席している二人の先生は、講義と関係のない雑談をしながら、一応は耳を傾けているといった感じ。職員室の会話といった具合だった。少し経つと、なにやら給料の話で盛り上がっているのが聞こえた。何の話をしているんだろう、と耳を傾けると、担任教師が体育教師の給料の良さを羨ましがってるらしい。体育教師が、親族のお墓を立てる際に、お寺から月間収入を聞かれて、それが印字されたお守りみたいなものをもらったみたいな話だった。そして、その見せてもらったお守りに「月間100万円」と書いてあったので、驚かれたのだ。そこからは、昇格の制度がどうだこうだ、なんて教職トークをしていたのを横耳に聞いていた。

すると、話が盛り上がりすぎてしまったのか、向こうの教室から一人の生徒が来て、少しうるさいので……と扉を締めてしまう。扉が閉められると、音が遮断されてしまい講義が聞けなくなってしまうので困る。また開ける。声のトーンを下げてはみたものの、まだうるさかったらしく、今度は講義担当の先生がこちらに来る。部屋を一瞥して、うるさくしていたのが私ではなく、他の先生2人だということがわかると、しようがないな…という感じで、インターホンみたいなもので内線が通じて、扉を閉じても講義が聞こえるように配慮してくれた。

すぐ、講義が終わって、ゾロゾロと生徒たちが玄関から出ていく。何人かの生徒はこちらの部屋の先生にも挨拶をしていく。そんなこんなで話していると、あと2人ほど部屋に追加され、5人ほどで放課後の雑談をしていた。

すると、この部屋が、実は私の部屋であったことが明らかになる。壁には、懐かしい、確か中学生の頃に一度買って、数日でやめてしまったエレキギターや、その時買わなかったはずのアコースティックギター、そして使い古したスケートボードと、私が最近までつかっていたペニーボードが置いてある。さらに、なぜか私の自室に居る自分の写真を飾ったポスターのようなものまであった。ちなみに、明確に認識できる形で「顔」が登場したのは、この自分が写っているポスターのみで、あとの登場人物はすべて顔や名前は思い出せないし、教師以外の生徒陣に関しては、性別すら思い出せないような形で登場する。

結構、リアリティのあって、かつ印象的な内容だったので、走り書きしてみた今朝の夢。

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