宇宙から来た魂をもつ人が、モラハラや暴力の被害にあいやすい理由と対処法

ヒプノ記録4-7(2016年11月4日)
人生の「厄年」と「相手の正体を見抜く」能力
 
人間社会のなかで生きていると、モラハラな人たちに出会うことがあります。宇宙から来た魂である皆さんは、特に、優しかったり個性的だったりするため、モラハラにあいやすいかもしいれません。でもその体験が、実は、自分のミッション、魂の仕事と関連しているのかもしれません。

今回の動画は、パワハラ、セクハラ、モラハラ、DV、性暴力といった、ハラスメントの被害にあってしまう理由と対処法についてのお話です。

ヒプノセラピスト・ミセスインヤンが質問し、リーダーが答えます。
 
Q(ミセスインヤン):今は、社会の中では男性が優位ですが、太古の時代には女性が強い時代もあったと聞いています。今、女性の立場が弱かったり、DVを受けたりするのは、そのカルマのバランスをとっているのでしょうか?
A(リーダー):どういう意味でしょうか?女性が虐待を受けるのは、昔、女性優位の時代があったから、その逆襲だということですか?
Q:逆襲というほどではないけれども、カルマのバランスを取るためではないかと。
A:それは、何とも言えません。なぜかというと、女性が常に女性として生まれるわけではないし、男性が常に男性として生まれるわけではないためです。そう考えると、少し変なのが分かると思うのですが。昔は男性が虐待されていたからといって、今度は女性が虐待されるようになればカルマの責任が取れるかというと、そうはいきません。前世では男性として虐待された魂が、今世では女性としてまた虐待されているかもしれないですから。これは、カルマとは全く違う話です。
 カルマというよりも、エネルギーの流れのようなものです。右に振れたものが左に振り返すというような。今は、男性性のエネルギーが強く出る時代から、女性性のエネルギーが優勢になる時代へと移行しています。
 
Q:なるほど。確かにそうですね。モスさんは今、日本で、DVや性虐待の加害行為をなくすためのプロジェクトに関わり始めたわけですが、こういう仕事を今後もやっていくのでしょうか。
A:これは、やらないといけない仕事です。
Q:やはり、そうなのですね。リーダーのお話しでは、モスさんが自分で「やる」と決心すれば、守護霊団のチームを送って頂くということでしたね。
A:そうです。ただ、これは結構、大きい仕事ですから、決心するかどうかです。少しきちんと考えた方がいいです。一度やり始めたら、色々なエネルギーの影響を受けることになりますから、覚悟がないとできません。・・・まあ、どうせ答えは決まっているのですが。
Q:答えは「やる」と決まっている、ということでしょうか?
A:はい。「やる」と決まっているのです。ですから、きちんと自分で考えて、「やる」というふうに思ってほしいのです。
 実は、この仕事は生まれる前から「人生のやることリスト」に載っているのです。このリストをもって、生まれてきているのですから、これはやらないといけないわけです。
 
Q:なるほど。モスさんは、自分自身も性虐待の被害にあってとても苦しんだわけですが、この「人生のやることリスト」があったから、そのような被害体験を敢えて選んだ、ということはありますか?
A:それはあります。ただ、被害体験そのものが「やることリスト」に載っていたわけではありません。生まれる前にわれわれと作った「人生のブループリント」「やることリスト」には、「何歳で性被害にあう」などとは、もちろん書いてありませんでした。しかし、魂の覚せいを進める上で、どうしても必要なステップというものがあります。「厄年」などという言葉もありますが、人生のなかで魔がさす時期、悪いことばかりが起こる時期というものがあって、次に進むためにどうしてもそこを通り抜けなければならないということがあります。ただし、そのときに通る道を、自分で選ぶことができるのです。
 モスさんの場合も、その時、幾つかの選択肢から選ぶことができ、彼女は性暴力という体験を選んだわけです。なぜなら、「男性性エネルギーの強い社会から、女性性エネルギーの優勢な社会へとシフトさせる」という大きな宇宙連合のミッションがあり、その仕事の一部が彼女の「やることリスト」に入っているからです。特に日本の社会では、女性に対するDVや性暴力が、女性性エネルギーを弱体化させる大きな原因のひとつになっています。ですから、これを何とかしたいということで、自分自身もこの体験をしてみることを選んだというわけですね。
 またわれわれの目から見ると、次のような説明も可能です。つまり、霊的な次元では、ポジティブなエネルギーとネガティブなエネルギーの攻防、押し引きがあり、それが地上の物質的な次元にも現れるということがあるのです。そうなると、人間の側では、ネガティブなエネルギーの影響ばかりを受けやすく、悪いことばかりが続きやすいといったことが起こります。これが、いわゆる「厄年」や「魔がさす」といった体験になるわけです。
Q:なるほど。それでは、この体験を内観すれば、モスさんが今、抱えているトラウマも解消されるのでしょうか?
A:そうです。何をやってほしいかというと、相手が何者かというのを明確に知るということなのです。気持ちがモヤモヤしいてしまうのは、相手の正体を見破ることができないからです。
 つまり、宇宙的に見た時に、この性被害というものが一体何なのかということです。地球的に見た時には、明らかに、人として人を大事にしていないという、これはもう明確なことです。これを宇宙的に見ると、言うなればエネルギーフィールドのダメージだと言えます。エネルギーフィールドに対する侵入行為であり、自由意思の侵害でもあります。個人のエネルギーフィールドにダメージを与えて、そこからネガティブなエネルギーが入り込もうとしているのです。
 身体的暴力が他者のエネルギーフィールドを破壊しようとする行為、たたいて壊すような行為だと仮にするならば、性的な被害というのは、他者のエネルギーフィールドに巧みに入り込んで浸食していくという、侵入行為になります。これが、性的な暴力の特徴です。乱暴かどうかが問題であるというよりも、本人の自由意思に反して侵入することが問題なのです。そうして入り込んだ時に何をされているかというと、ネガティブなエネルギーを直接的に送り込まれているのです。エネルギーフィールドの内側に侵入されているので、された方は自分を守れない状態です。言って見れば、エネルギーフィールドに針で穴をあけられて、そこからネガティブなエネルギーを直接、注射されているようなものです。いわば、「魔」を注入されているのです。だから、心理的にも霊的にもダメージが大きいわけです。
Q:なるほど。それでは、そのネガティブなエネルギーである「魔」は、加害者の側にすでにとりついていて、それが注入されるということでしょうか。
A:そうです。
Q:加害者は、一体何のために、そんなことをするのですか?
A:そうすることで、色々な目的が達成できます。彼女のケースでは、「光の勢力を削ぎ落とす」ことが目的です。というのは、「魔」を注入されると、光の存在を信じることがとても難しくなるからです。そして、自分は光の存在だということも分からなくなってしまいます。そうして光の勢力を削ぎ落とし、自分たちの支配下に置こうとするわけです。
 こうした被害にあう人は、純粋で優しい人が多いです。被害にあうと、自分のやり方が間違っていた、純粋だから悪かった、優しかったから駄目だったと思い込んでしまいます。「魔」が入ることで、純粋さや優しさといった良い性質が、逆に悪いもののように思えてきて、善悪が逆転してしまうわけです。
 このようにして、いとも容易に闇の勢力を広げられるのです。被害者が闇に加担するようになるというわけではないのですが、被害者の中に闇が入り込むため、闇を抱えて生きることになってしまうのです。言い方を変えれば、被害者のオーラの中でかなりの部分を陣取って、闇が寄生するわけです。
Q:モスさんのオーラの中にもまだ寄生していますか?
A:いいえ。もう、していません。ですが、頭のなかで色々と考えたり迷ったりして、どうしようか、こうしようか、と思っているうちに、自分でネガティブなエネルギーを呼び寄せてしまうわけです。
 これは、「相手の正体を見抜く」という能力も関わってきます。相手の性質や起きている状況を見抜くことができないと、あれこれと判断を迷ってしまうのです。ですから、相手のもつネガティブなエネルギーや、相手にとりついている「魔」を感知して、見抜くという能力を磨く必要があります。
 念のため繰り返しますが、「魔」とはいっても、われわれの子孫の一部ではあるわけです。いじめっ子だけれども、天の川銀河の一員です。ただそれは、この銀河の創始者であるわれわれの目から見るとそんなふうに簡単に言えますが、地球に生まれている人たちにとっては、これはもう、とんでもない存在です。
 例えば、大人が幼稚園を訪ねていって、そこでいじめている子がいたら「ちょっと、やめなさい」と言えるけれども、いじめられている子からすると、とんでもないことですよね。われわれは、言ってみればジャイアンのお母さんのような存在です。ジャイアンに何かを教えたり諭し(さとし)たりできるのは、本当はわれわれしかいないのです。だから、われわれのところから送っているモスさんのような人が、やらないといけないわけです。ですから、彼女がもうちょっと毅然とした態度で「あなた方は間違っています」「目を覚ましなさい」と喝を入れないといけなのです。
Q:なるほど、そう言われると分かりやすいですね。でもモスさんは、この性暴力のプロジェクトで関係者とやりとりする際に、自分が色々と言い過ぎていないかとか、押し出しが強すぎないかといったことを、非常に気にしてしまうようです。
A:それは気にする必要はありません。言うべきことは、遠慮せずはっきりと言った方が良いのです。
Q:ありがとうございます。そう言って頂けると、彼女もすごく安心すると思います。
 
Q:モスさんの弟さん、レイ君も似たようなことで悩んでいるらしくて、よく相談されることがあるのでリーダーの意見を聞きたいと、モスさんが言っていました。職場の上司からモラハラを受けるのだけれども、どうしていいか分からなくて悩んでいるそうです。
 
A:彼の場合は、性格がとても優しいので、人間的な言葉でいうと「憑依」されやすいです。そうやって、「魔」を背負ってしまうようなところがあります。本人は、憑依されてエネルギーを吸い取られてしまうことにも薄々気が付いているし、モラハラをする上司の方に問題があるというのも分かっているはずです。しかし、自分に自信がないために、毅然とした態度をとれないのです。会社という組織のなかで生きているのだから、自分が適応しなければいけないと思ってしまう。そういう自虐的な思考にはまってしまうと、そのすきを突かれて、憑依されてしまうのです。
 ですから、モラハラや暴力など、人としての尊厳を傷つけてくるような相手には、臆することなく、「自分は正しい、あちらが間違っている」と強く思って、その上で、うまく「払って」いくということが大切です。つまり、もっとはっきりものを言ったほうがいいのです。我慢して、我慢して、ぶち切れた時に言うのではなくて、普段からはっきりとものを言っていくのです。そうすると、「あ、この人はそういう人だ」と一目置かれて、発言力のある人になり、ハラスメントを受けにくくなります。
 
今回のリーダーのお話しはいかがでしたか?相手を傷つけたり攻撃したりしない、友好的な言い方で、自分の言いたいことをしっかりと言う。これはとても大切なことではないでしょうか。「毅然とした態度ではっきりとモノを言っていい」リーダーからそう言われると、守ってもらえそうで心強い気がしますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?