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遊郭と浮世

多趣味というものなのか?ちょっと違うかもしれないけれども、歴女というにはあまりに知識が偏り過ぎている。
情報過多社会で生きるしかないから精神的に休みたい時、私はこういう写真や浮世絵を観ることで癒されていく。当時は生きる事に必死で何から何まで簡易的に生活ができなくて、物事一つ一つが大変手間だったと思う。
女の身支度もそれはまた大変なんてものではなくて(女子大出身で歴史的な女性学を学んでいたので、これに関しては一応並以上の知識あり)、髪を整えたり、当時は白粉も扱いづらいから水で溶いたり、紅をさすにも水を溶いたりして今じゃ考えられない(マスク時代だから口紅をアイメイクに仕込んだりして血色だすとかあるけど、実はこの時代からもあったっぽい。そう考えると、、昔の知恵って計り知れない)。時間がかかり過ぎる。時間の概念や使い方が違うと思うし、時間!時間!と追われる社会になるのも福沢諭吉が社会にでてきてから以降の話しだから、スローライフってまさにこれ。
多分、スローライフってさ、こういう所に魅了されて人々が飛び込んでいくと思うの。だから、っていうのもあれだけど絵のモデルもそれと似たような動機があった。作品になれるなんて(こういう考えがない人とかだと思考回路が変態とか露出狂とかなんとか思われそうだけど美大進学希望だった身)。何百年後とかに絵が出てきて、子孫の方々が目にしてどういう気持ちになるだろう。残されている古い写真をみて私は時が止まったような。至福感いっぱいになる。ネット社会や最近では仮想空間とかあるけど私はちっとも惹かれない、残らないから。
鬼滅で遊郭がやってるっていうのもあるけどもう遊郭はひたすら美しい、ストーリーと美し過ぎる映像、幸せ過ぎる。。遊郭だった場所を旅館にしたり、飛田新地では未だ同じ事を現在でもやっているらしい。やってることはどうであれ、あの場所にいって写真を撮りたい。

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