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来年はどんな空を飛び、どんな世界へと辿り着きたいですか?

本記事は、ZaPASSコーチ養成講座生でつくる
『ZaPASSアドベントカレンダー2023』13日目の記事です。
たけサンタからいただいた“問い”をテーマに執筆していきます。

昨年に続き参加しました。
昨年の記事はこちら(3部構成です)。


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さて、
今年わたしに届いた“問い”のプレゼントは…


これを見た瞬間に、わぁっ と思い出したのが、

LIFE DESIGN SCHOOL の最終日に
ファシリテーターのたけさん・ぐっちさんが
届けてくださった

もう、“ ひな ” じゃない。

というメッセージでした。

わたしのニックネーム “ ひな ” と、
鳥の “ 雛 ” をかけて、贈ってくださった言葉。

どこへでも飛んでいこう、と
優しく、力強く、背中を押してくださいました。


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LIFE DESIGN SCHOOLを卒業して5年。

自分の心の動く方へ飛んで行けたところもあれば、
周りの声や自分の自信の無さで
鳥カゴに閉じこもったままなところもあります。

改めて、この問いと向き合った時、

「もっと自由に空を飛んでいいんだ」
「辿り着きたい場所を、自分で決めていいんだ」

と気づいて、
涙が一気にあふれだしました。


無意識のうちに、
色々なことを抑えていたんだなぁ。


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わたしが飛びたい空。

それは、
わたしの  好き ・ やりたい がいっぱいの空

好きなこと、やりたいことに、
まっすぐ、自由に向かっていきたい。

飛び回りながら、たくさんのことを感じて、
感性を磨いて、研ぎ澄まして、
もっとオリジナルなわたしになっていきたい。

そしてその先で、
自分の好き・やりたいを実現した人たちが
楽しく生きている世界
へ、辿り着きたい。


そう思いました。


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わたしの夢は、
『ほっと一息つける居場所をつくること』です。

子ども、学生、社会人、
お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、
色々な人たちが気軽に行ける場所。

家族や友だち、先生、職場の人の前では出しにくいものを
ぽろっとこぼせるような場所。

寄り添ってくれる存在がいる場所。

やわらかな風が吹く、木もれ日の下のような、
ぽかぽかして、落ち着く場所。

日常の延長線上にある場所。

「明日も生きてみよう」と
あたたかいエネルギーが巡ってくるような場所。

そこには、

絵を描いて、
写真を撮って、
美味しい料理を作って、

自分の好きなことをして、
やりたいことをやるわたしがいる。

同じように人生を楽しんでいる人たちも
ちょっとひと休みしたい人たちも集まって、
みんなで笑い合っている。

そういう居場所をつくりたい。

そしてわたし自身も、
だれかの『居場所』と思われるような存在になりたい。


2024年は、
わたしが思い描くものとリンクしているような人や場所に
巡り会う1年にしていきたいと思います。


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実は、
その前ぶれはすでに起こっていて、

先日、とってもすてきなお店に出会いました。


1つ目は、
友人の紹介で訪れた南インド料理屋『TANE』さん。

ご夫婦でお店をされていて、
お二人とも、とっても穏やかで柔らかい雰囲気の方でした。

店内も落ち着く空間。

その時食べた「ミールス」は、
友人に教えてもらいながら手を使って食べ、
終始 “ 五感で楽しむ ” ことができました。

食後感も心地よくて、
心と身体が満たされているのを感じました。

ランチタイムに行った時は観光客の方が多かったけれど、
ゲストさんと開催した『夜TANE』では、
常連さんや近くのお店の方も来られていて、

店主さんやお客さんの子どもたちもいて、
美味しい料理とお酒を囲みながら
にぎやかであたたかい場所が創られていました。



2つ目は、
こちらも友人の紹介で訪れた『KURUKURU』さん。

コンセプトは、
「好きなものを追求している人が好きなものを表現できる場所」。

まさに、わたしの理想の空間。

小さな店内にぎっしりと
クリエイターさん・アーティストさんたちの作品が並んでいて、
たくさんの出会いが溢れていました。


わたしも一冊、気になった方のイラスト集を購入。

Instagramや、先日訪れたデザフェスを通して、
いろんなクリエイターさん・アーティストさんたちがいる世界に
足を踏み入れたので、

そういう方達とのつながりがある場所もいいな、
と思うようになりました。

店主の山中さんと少しお話しする時間があったので、
お店のことやお仕事のことについて色々お聞きしました。

最後に
「好きなことをして生きていきましょ」
とメッセージをいただきました。

それがとてもうれしくて、パワーをもらえて、
ふるまってもらった美味しい豚汁の余韻もあって、
心身ともにぽかぽかとしていました。




3つ目は、
「コーヒーを飲みたいなぁ」と思ってふらっと立ち寄った
tomorrow's stand YUGAWARA』さん。

上記のすてきなお店に出会えたので、
「ここでもよき出会いがありそうだな…」
と、ふと予感していたのでした。


地域の方が作った作品の販売ブースがあったり、
奥でキルトのワークショップがおこなわれていたり、
わたしの前にテイクアウトされた方が近所の美容師さんだったり。

気さくな店主さんが、
平日はほとんど地域の方が来る店だと教えてくれました。

なんてすてきな。


わたしもこういうお店ができたらと思っていて…
とお話ししたら
「向いてると思いますよ」と言ってくださって、歓喜。

お店のInstagramに、わたしの写真を載せてくださいました。
度々、お店を訪れた方を撮影してアップしているそう。

「また行きたい」と思えるお店でした。



こうして、
わたしがつくりたい世界観を形にしている場と人に
奇跡的に巡り会うことができたのは、

わたし自身がその方向に
気持ちが向いていたからだと思います。

好きなこと・やりたいことに素直になっていると、
アンテナが自然と立って、
すてきな出会いにつながるのだと体感しました。


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そして2024年を描きながら、
もっと言うと、描く前から、
2025年のことを見つめています。


わたしは今、地域おこし協力隊として活動していて、
この記事を執筆している2023年12月時点で、
残された任期は、あと15ヶ月。

周りから
「任期が終わったらどうするの?」
と聞かれることが増えたし、

わたし自身も、
「任期が終わったらどうするの?」
と自分に問うことが増えました。


現時点では、任期が終わったら
「旅に出たい」と考えています。

数年前から、
全国のまちづくりを見てみたい、
すてきな地域を訪ねてみたい、と思っていました。

そして今、2024年を描いた時、

好きなこと・やりたいことにまっすぐな人たち、
わたしの進みたい道をすでに歩んでいる人たちに
たくさん出会いたいという気持ちが湧きました。


この数ヶ月で少しずつ、

“ 任期終了後2025年4月から、本格的に旅をスタートする ”

という気持ちが固まりました。


すてきなお店に巡り会えたことはもちろん、
「旅に出たい」と呟いたときに
大好きな人たちが背中を押してくれたから。


これまでも、これからも。


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1年後。

どんな場所に辿り着いているのだろう?
どんな景色を思い出すのだろう?

2024年。

羽根を思い切り広げて、
自由に空を飛んでいく1年になりますように。


空は飛ぶためにある 見上げるためじゃない
軽やかに飛んでいる鳥を見て思う
今 僕にできること
自分の背中には 使ってない羽根がある
記憶を信じること

まだ眠る可能性
無限大だ

乃木坂46 『羽根の記憶』