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「いいじゃん」なわたしに賞状を その1

本記事は、ZaPASSコーチ養成講座生でつくるアドベントカレンダー『ZaPASSアドベントクエスチョン』12日目の記事です。
たけサンタからいただいた“問い”をテーマに執筆していきます。

わたしに届いたものはこちら。

今年1年を振り返って、あなたが最も誇らしく感じることは?


この問いを受け取った時、ぱっと思ったことは
「自分を“誇らしい”なんて感じられないな」でした。

一年を思い返してよみがえるのは、数々の失敗や後悔、堕落ばかり...。
あんな自分やこんな自分を「誇らしい」なんて、そんな、滅相もない!
…と、フリーズ状態。

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しばらく空白の間をおいた後、ふとわたしの中に現れたのは
問いを贈ってくださった『たけサンタ』こと、たけさん。

いつものにこやかな表情で、じっと黙ったまま、
何かを待っているような気がしました。


「たけさんはきっと、わたしのことを思い浮かべながら、
(もしかしたら『わたしなんて…』と答えがちなことも思い出しながら)
この問いを考えてくださったのだろうなぁ…」


そう思ったら、
「自分を“誇らしい”なんて感じられない!」なんて答えは無論お門違い。
この問いに、自分に、ちゃんと向き合おう!

とりあえず一人反省会は後にして、問いをしっかり受け止めるべく
キャッチャーのように、ゴールキーパーのように、体勢を整えて
この1年を肯定的に見返してみることにしました。

そうしたら、なんとも不思議なことにするする出てきて自分でもびっくり。
ちょっとうれしかったので、
とりあえず出てきたこと全部書き残しておこうと思います。

誇らしい:得意で自慢したい気持ちである。

デジタル大辞典より

とありますが、
「得意で自慢したい」という意味がしっくりこなかったので
今回の記事では、

誇らしい:「自分いいじゃん!」な賞状をあげたい、という気持ちである。

と定義したいと思います!(急な卒論感)

その1. 夢を実現できたこと


わたしは今年の4月から、まちづくりの仕事に携わっています。
この道に進みたいと思ったのは、もう7年も前のこと。

初めて「まちづくり」という分野に出会ったのは、高校2年生の時。
大学の先生が模擬授業として ご自身や学生さんの研究を紹介してくださり、
これまでの勉強とは違う
答えのない問いへの試行錯誤の挑戦に感動したのを、今でも覚えています。

中でも、公園の緑化整備によって地域の方々が
“「自分たちでこの緑を守っていこう!」と、新たなコミュニティができた”
という出来事に感銘を受けました。

その時に「わたしは地域やコミュニティに関心があるんだ!」と気づき、
「将来はまちづくりの仕事をしたい」と思い始めました。

それから進学先を考え直し、受験に臨み、
進学した大学で、まちづくり関係のことを含め色々なことを学びました。


大学1年の3月には、アパートから古民家に引っ越し、
大学院を卒業するまで約5年間、
古民家で生活しながら集落の方と地域活動をしてきました。


そして、「まちづくりの仕事をしたい」と志してから7年。
この春にようやくその夢を実現することができました。


ずっとまちづくりに関わってきたから、
「この道に進んだのは必然だ」とずっと思っていました。
しかし、
7年間強く想いを持ち続けられたのも、
それを実現できたのも、
みんながみんなできることではない、とも思いました。

そう思ったらちょっとだけ
『誇らしい』という気持ちがぽっとわいてきました。

同時に、
それまで気持ちが切れなかったのは
周りにいてくださった方々や環境のおかげで、
とってもありがたいと改めて感じました。


今年1年を振り返って、あなたが誇らしく感じること

その1. 夢を実現できたこと

でした。

「いいじゃん」なわたしに、
まずは一枚目の賞状を。

おめでとうございます!
ありがとうございます!

次回へ続きます!