2021大阪星光学院中学校・算数分析
大阪星光学院、算数の分析です。
例年、小問集合が5題程度と大問が4つほどの構成になっています。
数年前に小問集合にも計算スペースがつき、部分点を評価するようになりました。
今年の問題群ですが、例年よりも取り組みやすくなった印象です。ひねった問題(応用力を求められるタイプの問題)は少なく、定型的な練習が点数につながったと思われます。結果的に、例年以上に差がつきやすいテストとなり、合格するには8割以上、3桁得点を目標とする必要がありました。テストの現場で、従来の目標点に到達したことで満足せず、貪欲に「とれるだけ取りに行く」姿勢でやりきった人が合格をつかみ取ったのではないかと思います。
それでは、各問の分析に移ります。
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