2021西大和学園中学校・算数分析

西大和学園、本年度算数の分析です。
制限時間が10分短縮されて以降、易化傾向が顕著です。今年は特に難易差がはっきり見えてしまう問題群であり、取るべきものはしっかり取る、飛ばすものはしっかり飛ばして、その分手をつけた問題の精度を上げる、といった戦略がかなり重要になったと思われます。全体で見た合格者最低点が99.5点(150点満点)となっていますが、特に算数で逃げたい男子などは、8割(120点)を目指したい、という印象です。
※今年は昨年と比べても非常に訂正が多く出ました。問題の解釈、解答の仕方に関わる修正もあり、試験会場ではかなり大変だったのではないかと思われます。(個人的な感想になりますが、問題になりやすい言い回しというのはある程度限られるはずなので、きちんと確認した上で世に出してほしい、と強く思います。)

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