より高く、より深く。(2023年度入試・洛南高等学校附属中学算数分析)

芦屋国語教室・理数科の遠藤です。
本日は洛南さんの算数の分析です。
解答を別記事で出しておりますので、そちらもご参考になさって下さい。

洛南さんの算数は、70分あるとはいえかなりの分量があります。
加えて各問題の特性として「まっすぐ行きすぎると手間がすごいので、なんらかの工夫やテクニックが必要になる」と言えるものがよく出題されています。また、将来の「数学」につながる内容や考え方を先取りして見せるものも多くあります。
言い換えると「やったことがない」タイプの問題に対してはその場でやり方を編み出さないといけないのでかなり大変です。幅広く「1回は触れたことがある」問題を増やし、それを現場で引き出し再現することが重要になってきます。

各問題を見ていきます。

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