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#せかいこどもチャンネル

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明日少女隊では、休校中の子供達のために、ジェンダー、フェミニズム、アート、政治のテーマで、子供達の教材となるような動画を制作するプロジェクトを始めました。 「#せかいこどもチャ…
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#女性の生き方

小説家:林芙美子

「戦後女性感謝プロジェクト」第7段!紹介するのは林芙美子(はやしふみこ)です 1.どんな人だったの?林芙美子(1903年-1951年)は小説家です。有名な作品に自伝的小説『放浪記』、詩集『蒼馬を見たり』、長編『浮雲』などがあります。 (出典:「やまぐちの文学者たち」80人/林芙美子) 母と養父が炭鉱町を行商して回っていたため、林芙美子は小学校を転々としました。広島県尾道市で小学校を卒業した後は尾道市立高等女学校に進学。この頃から、地方新聞に詩や短歌を寄稿し始めました。女

随筆家:白洲正子

今回は随筆家の白洲正子(しらすまさこ)を紹介します! 1.どんな人だったの?白洲正子(1910年-1998年)は東京生まれで、読売文学賞を二度受賞した随筆家です。 (参照:https://buaiso.com/about_buaiso/masako.html) 樺山伯爵家の次女として生まれました。4歳で能を習い始め、14歳の頃、女性として初めて能舞台に立ちました。 (参照:https://buaiso.com/about_buaiso/masako.html) その

教育者・女性解放運動家:河崎なつ

「戦後女性感謝プロジェクト」、2人目に紹介するのは河崎なつ(かわさきなつ)です! 1.どんな人だったの?河崎なつ(1889年-1966年)は奈良県に生まれた教育者・政治家・女性解放運動家です。働く母親の権利をうったえ、女性差別と戦いました。 奈良女子師範学校卒業後、奈良県五條市の小学校で教師として働き、その後東京女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)に進学しました。1921年には与謝野晶子や西村伊作らと共に、文化学院を創立し、日本で初の男女平等教育を実施。国語を教えて

ファッションデザイナー:杉野芳子

「戦後女性感謝プロジェクト」へようこそ。 今回はファッションデザイナーであり、学校経営者でもある 杉野芳子( すぎのよしこ)を紹介します! 1. どんな人だったの?杉野芳子(1892年-1978年)は千葉県に生まれ、ニューヨーク留学を経て、帰国後に日本で活動したファッションデザイナー・学校経営者です。 22歳のときに単身で渡米し洋裁を学び、日本で杉野学園ドレスメーカー学院を創立。服飾技術を身に付けることで、日本の女性が自立できるようにという想いを持っていました。「ドレメ式