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トンネルを作る

蛾や蝶の幼虫、カメムシなどから野菜を守るために春秋野菜の畝(2021年は2番。5メートル)を防虫ネットで覆います。種を播いてから作ることもできますが、種を播いたり苗を定植する前にあらかじめトンネルを作っておくとあわてずよいでしょう。
ちなみに防虫ネットをしても虫を完全に防げるわけではありません。少し時間かせぎができるものぐらいに思っていてください。
密になりすぎないよう風通し良く管理する、肥料をあげすぎない、緑肥を育ててクモなど益虫の棲家を増やす、こまめに捕殺するといったことと組み合わせることが大切です。

材料

・防虫ネットnou-fu用(約7.5mあります)1つ
・トンネル支柱(緑色のアーチ状の支柱)2本
・ダンポール(緑色の弾力のある細い棒)2本
・重し用直管パイプ(3.6mあります)2本
・U字ピン 2個
・黄色パッカー 6個
・青色パッカー 6個

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骨組みを作る

最初に2番の両端にトンネル支柱を畝の幅(約100cm)で地面に刺します。支柱は両手で刺します。片手だと結構かんたんに曲がってしまい、使い物にならなくなります。

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両端にといいましたが隣の野菜との間が少しあると(30cmぐらい)後でネットを張る作業がしやすいです。

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両端の2本のトンネル支柱の間にダンポールを2本だいたい均等な間隔で地面に刺します。トンネル支柱とダンポールを刺し終わったら、重しにする2本の直管パイプを並行して置いておきます。

防虫ネットを張る

トンネル支柱とダンポールの上に防虫ネットを広げます。

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トンネル支柱と防虫ネットは黄色パッカーで固定します。片側3箇所(上、裾✕2)です。

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防虫ネットの余りは束ねてU字ピンで固定します。ネットに直接ピンを刺すと穴が空いてしまうので穴をあけずに束ねて固定してください。

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もともと防虫ネットをしばっていた黒いマイカ線は余った防虫ネットを縛っておくのに使ってください。いずれ片付ける時にマイカ線が必要になるのでわざとこうしておきます。

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防虫ネットと重しの直管パイプは青色パッカーで固定します。ネットが上でパイプが下です。
防虫ネットには13本の太い線が模様で入っています。写真のように外側から2本目の線の少し上ぐらいで固定するとちょうどよいです。

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直管パイプの両端と真ん中の各3箇所を留めます。直管パイプの片端は細くなっているので、そこはさけて留めてください。(すぐ外れてしまうので)

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完成です!
写真のようにトンネルの裾は少しダラリとさせておきます。そして重しの直管パイプはちょうど地面に触れるぐらい。これが虫が入りにくいバランスだと思います。もし直管パイプと地面との間に大きな隙間ができている場合、トンネルの高さで調整します。支柱を少し深く刺し直して、パイプが地面に触れるようにしてください。(防虫ネットの裾の長さで調整しない。裾も必要なので)

お待たせしました。さあ種を播きましょう。

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