ライバルはお前自身だということ
おはよう、こんにちは、こんばんは。岸川 僚です!
北海道浦幌町にきてから2ヶ月経ちました。仕事も退職して2ヶ月です。
最近まで、先輩住人がいました。
町の中では、名前が知れ渡った有名人でした。
僕はその人を見ながら1ヶ月一緒に生活していました。
町の人から服をもらったり、ご飯をもらったり、車を出してもらったり。まるで、町みんなの孫のような存在でした。
僕は、人とあまり話せないし、入り込めない、仲良くなれない。
なぜか、僕は彼と比較していつも負けてるな〜、と思っていました。
でも、その人が町から旅だってから、気がつきました。
彼は町に来てから、すぐ動いて、いろんなところに名刺を配り歩いたり、そんな努力をしてここまで来たんだなと。町の人と関わり始めてからそんな話をちょこちょこ聞きました。
僕は彼が5ヶ月滞在した中の最後の1ヶ月しか知らない。
そう気づいてから僕が勝手に抱いていた、焦りや、悔しさが無くなりました。
別に人とワイワイ話せる能力がなくてもいい。盛り上げる能力がなくてもいい。生きる力がなくてもいい。
ただ自分の軸を持って行動すればいい。
無理に他の自分を演じる必要もない。
比べていた彼は僕より2年も長く生きている。話せて当たり前だ。
僕より4ヶ月も長く滞在している。
僕は人脈を広げたいとか思いながらも何も行動に移してなかった。
僕は彼が町を旅立ってから、興味のある人たちに片っ端から連絡をしたり、仲のいい町の人に繋いでもらったりしてもらいました。
そして今では、たくさんの人たちに名前を覚えてもらい、繋がることができた。
町の方達のおかげで、普段はできないような経験を沢山させて頂きました。
本当に比べるべき存在は、理想の自分だと。
1年後やそんな先の自分ではない。
『この町を出る日、自分がどんな人になれているか。』
そこにフォーカスを当てて、浦幌生活を終える3ヶ月後の理想の自分を想像し、比べるようにしました。
そしたら、町の人とも必然的に繋がる。仲良くなる。
生活が楽しくなった。
人がなんと思おうと、たとえ彼と比べられても、知ったこっちゃない。
僕は僕なんだ。
僕はこの2ヶ月ちょっとで人間として、だいぶ成長できた気がする。
浦幌に来てよかった。
彼と出会えてよかった。
なんて思ってたら、また帰ってきた笑。
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