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今日まで・・・4️⃣

メチャメチャ暑い日(酷暑)が続いております。
この暑さは年齢に関係なく襲いかかってきます。
みな様、ご自愛下さい。

PC-9800シリーズの時代(1982年~2003年)
会社にPC-9801がやってきたのは、発売された1982年です。
16ビットのコンピュターです。それまでは8ビットでしたから、
処理速度はかなり上がりました。
何でも出来る魔法の箱らしいのですが、一体何に使うの??
と思った方も会社にはいました。(特に高年齢の方が)
「給与計算」ソフトは専務がBASICでプログラムを作成してました。
その他は、市販されている「ワープロ」「表計算」です。
「ワープロ」ソフトは【一太郎】、「表計算」ソフトは【マルチプラン】でした。(一般的ですね)そして、マウスが使えるようになってから「表計算」ソフトを【リカルク】に変えました。

因みに、この時代のコンピューターはBIOSが立ち上がった後に、周辺機器を利用出来るようにするために、バッチファイル(AUTOEXEC.BAT)を書いてディバイスを起動する必要がありました。(面倒な時代です。)

CADが欲しい~~~♪(物欲番長です)
僕の信条は面倒な作業はやりたくないです。
手書きで同じような図面を何十枚も書きたくない。集中力も長続きしないですし、コンピューターでやりたい!これです。
当時、CADソフトは平均30万円くらいでした。国内メーカーが競って開発販売してました。(最終的にはAutoCADがスタンダードになってしまいましたね)
しかし、その30万円が上司の承認が取れません。それにプロッターも必要ですから、予算的には倍は必要になります。(お金のない中小企業でしたから)
そんな時、アスキーからパーソナルCAD【CANDY】が発売されました。
価格は3万円ほどでした。この価格なら何とかなる。すぐに、上司の承認を得て購入して、実験を開始しました。
CANDYは、お絵かきソフトの延長みたいなソフトです。
原寸で書くのがお約束らしい・・・そこで、まず準備が必要となります。
作図用にA0・A1・A2・A3・A4サイズ用紙のデータを作成し、それぞれ保存します。さらに、必要なパーツ(100種類以上)も登録して保存します。
すべて、出来上がり図面の縮尺を考慮して登録しました。
この準備期間を経て、いよいよ作図テスト・・・いい感じに出来てるやん♪
あとは、プロッター問題!ナンタって会社にはドットプリンターしかありません。従って受注先に図面として提出できないのです。
CANDYで作図が終わって、デモンストレーションとしてドットプリンターで出力しました。
問題は対費用効果です。作業効率がどれだけ上がるのか
まず、同様の図面が複数あれば、コピーして変更するだけで済みますから、作業時間は大幅に短縮できます。次に、CAD操作を覚えさえすれば、熟練者じゃなくても、ラフ図から完成品を作ることができます。これを提案書にまとめて上司の承認を得てプロッター導入となりました。
しかし、アイソメ図(等角投影図)に関しては、CANDYが対応できないので手書きでした。

CANDY4

お馴染みの【暗転】

お遊戯会
「じゃ~司会をやってね」アオマツ先生が僕に言うのです。
前にもお話しましたが、ここは強調しておきたいと思います。
僕は内向的な性格です。舞台の上になど立ちたくない!
「台本はこれね、当日までに覚えてね」追い打ちをくらいます。
何でも言うことをよく聞くという猫かぶりが災いとなって降ってきました。
それからは、母親の力も借りて台本丸暗記の日々が続きます。(何の罰ゲームや!)たぶん、母親の方が早く覚えちゃったでしょね(何なら、代わりにやらしてあげてもいいんだけど)

本番の日、舞台に上がってホール内をボーッと何となく見渡します。
年中組の園児と親達がギッシリ、舞台の真下には、優しく見守るアオマツ先生(僕を選んだことを後悔してませんか〜)

「おや? 蝶々さんが来ましたよ」スタンドマイクの前で、ズボンのポケットに両手をツッコミ、台本を思い出しながら、緊張してセリフを喋っている僕がいました。実家にある古いアルバムの中に・・・

幼稚園は卒園しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本日も豊かなる一日を♪


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