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「青春」という名の詩

 私の好きな詩に、「青春」という名の詩があります。この詩は松下幸之助をはじめ戦後の多くの経営者がなぜだか好きだった詩なので、知ってる方も多いことでしょう。あのマッカーサー元帥の部屋にもかかげられていたといいます。
 幻の詩人サムエル・ウルマンの詩で、原文以外にも少しずつ違うものもあるようです。
 その訳文にも色々あって、和訳文も2種類以上ありますが、戦後すぐの訳文なので少し堅苦しく感じたりします。
 なので、いいとこ取りで私流の和訳にしてみました笑
 多分、怒られます笑

青 春

青春とは人生のある期間ではなく、心のありようを言う。

薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな身体ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、炎える情熱を言う。
恐怖を退ける勇気、安穏に執着しない冒険心を言う。

人は歳を重ねて老いるのではなく、理想を失う時に老いる。
歳をとればシワは増えるが、情熱を失えば魂がしぼむ。
不安、苦悩、恐怖、失望が人を老いさせ、精気を地に落とす。

70歳であろうと、16歳であろうと、胸に抱き得るものは何か。

感動を忘れぬ心、夜空の星のごとく輝く意思、迷わぬ不屈な挑戦。子供のような未知への探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念とともに若く、疑いとともに老いる。
人は自信とともに若く、恐れとともに老いる。
人は希望とともに若く、失望とともに老いる。

心が悲しみの雪におおわれ、嘆きの氷に閉ざされるとき、人は老いて神の憐れみを乞うことになる。
美しい心、希望と喜び、勇気と情熱がある限り、人は青春とともにある。

作 サムエル・ウルマン
訳 アシタカ

もっと素敵な訳文を教えてください笑

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