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「いい街」ってなんだろう?とりあえず行ってみる

ウィーンは歩くだけで楽しかったのに、ニューヨークは「銀座じゃん」としか思わなかったなあ(多分逆なんだけど)。
京都ってなんかテンション上がる。
一方で、「なんだか空気が嫌だー」と感じる街もある。これは街だけに限らず、お店・校舎・部屋などいろいろなところで起きる。
これはいったい何なんだろうな?と認識したのは先々週のこと。

先日モーサテかなんかで千葉県流山市が子育て世帯が住みやすい街に変わったという特集がやっていたんです。「子育て家庭を呼び込み、出生率増加、企業も増えたから税収も増加。」と成果をだしている稀有な街。
きちんとマーケティングをして、手当てを厚くしたり(家庭だけじゃなく保育士も)、子供の送り迎えのしやすい仕組みを用意したり、緑のある場所を作ったりと全体としてとてもよく設計されているようでした。
単純な私は「おーーすげぇ!確かにこんなにいろんな仕組みや制度があったら住みやすそうだな。緑もあるしいい街だな」と思いました。
で、「よしちょっくら行ってみよう」と流山おおたかの森駅へ行ってきました。
(独身女が休日の幸せな家族がひしめく光の街へ‥笑)
(えーーん)

わかったことは以下箇条書き
・駅が広い
・乗り換えしやすい
・秋葉原までつくばエクスプレスで30分
・駅に商業施設が直結。しかもその中がしゃれた店ばかりじゃなくてヨーカ堂、本屋、ロフト、映画館、スポーツ用品店、飲食店、フライングタイガー、ファミレスなど家族に必要なやつ全部ある。
・産婦人科や眼科など各科がまとまった病院集合ビルが近くにある
・高層ビルがあまりないから(マンションの裏は別だけど)日当たりがめっちゃいい
・駅前のスペース広い、緑ある、ベンチある。余裕がすごい。
・すぐ横に子供が縦横無尽に走れる公園がある(すごい小さい新宿御苑のような)。おばあちゃんの散歩にも◎
・駅直結の綺麗なホテルがある。なにかあっても友人、家族呼びやすくていいね。
・23区と比較するとマンション安い

いやすごいなと思いました。
コストを抑えつつおしゃれな感じで暮らしたい子育て世帯にはめちゃくちゃ刺さるんではないでしょうか。(全国の自治体でやってほしいレベルの仕組みづくりだと思います。)

で、ここまで見てみて「いい街だ〜」と思ったのか?と聞かれれば
「それはなんか違う気がする」
「しっかりターゲットから外れているという実感」
「自分にとってはいい街ではないのかも」というのが正直なところでした。
「いい街メジャー」で利便性を測るとそんなに大きな割合を占めていませんでした。
当然「うわー!住みたい!」ってなるだろうと思っていたので驚きの結果です。

私にとっては
・馴染める予感
・ちょっと憧れる気持ち
・もう少し歩きたいと思えるかどうか
がより重要みたいです。
利便性ももちろん大事だけれど、街を歩いてみて惹かれたい。

こんな便利な世界だからこそ1次情報って大切なんだなと実感しました。
今後も情報を仕入れたら「行ってみる・やってみる→どう感じたか咀嚼」ということを地道に繰り返していきたいなと思います。

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