怖くなれない怪談話

心霊現象(多分)にあった。

涼しくなってきたので納涼をしようではないかと思いたった。
ちなみに怖い話は好きでは無い。
霊がいても良いとは思うけどどっちかと言うと妖怪とか神とかがいた方が世界は面白いと思う。
見えない人間がいても所詮人間だから
なんかこう、せっかくいるなら人外が良く無い？
ねえ？土地も海も空も有限なんだから。

こんな感じのたぬきなので基本幽霊居ても良いけど関係ないと思ってる。
そんなたぬきの人生初！！！の怪談話である。

ぶーぶーいいながら元気に仕事で山場を迎えた八月初旬の話である。
暑い中出社していたため機嫌は最悪。
イラついたため爆音でadoちゃんの歌をかけながら仕事をしてた。

いつの間にやら窓の外は真っ暗。
ビルの窓には特にカーテン等もなく見晴らしのいい社屋なのである。

実は前日に縁切り神社に詣でていた。
あまりにケアレスミスが多いのでケアレスミスと縁切りをしに行ったのだ。
榎様と言うことで暑い毎日だったし天然水を何本かもって行って乾いていそうだったらついでに撒こうと思ってた。

だがしかし千客万来すぎて一本しか消費できず、
ついでに個人的に好きな神社に寄って
そこはからっからに乾いていたのでおっきい木に全部撒いて帰った。
よかったぁー重たいかと思った帰り。
そしたらペットボトルの半数分FGOで無料でレアキャラが当たった。
徳って積立できないらしい。

ちゃんとケアレスミスと縁を切って完璧な仕事と縁を繋ぎたいと絵馬に書いたが、
休日なのでぽけぽけ幸せそうなたぬきに惹かれた変なのがいたんだろう。

突然窓が叩かれた。

あれーーーーここ六階〜〜〜。

まあガン無視した。忙しいし。

ダンダンっと音がまだする。風もないし鳥もいないのになぁ。

うるせーーーーんだけどおおおお？！？！
まあまあ、たぬきはムカついた。
窓叩くとか！！！失礼じゃねぇ？？？
ドア叩けよせめて！！！なんで窓？？！！
割れたら私が弁償だろうがあからさまに！！
かまってちゃんを！！私に！！するんじゃねぇ！！(ブチギレ)
仕事が忙しかったのもあり、怖いのは怖いのだがなんかすごくそれよりもムカついた。

だからおっれはじゃいあーーん！って歌いながらガン無視した。

諦めた。音やんだ。

と思ったら帰りにビルから出た瞬間に左手にあからさまに違和感。
最低！！！こいつ出待ちしてる！！！
舞台オタクは出待ちに厳しいんだからね！！！
なんか重たくて！不愉快！！！！

憤懣やる方ないたぬきは決意した。
おし、塩ぶっ掛けたろ。

どっかで聞き齧った天然塩よく聞くとの話を実践してやろう！！
お前はもはや！！睨まれたナメクジだ！！！

んで天然塩を職場近くのカルディで調達し
家に入る前にぶっ掛け
風呂に入れた。玄関の時点で違和感はさったが
塩風呂ってすごい汗出てめちゃめちゃ気持ちいい。またやる。

と言うことで私の怪談体験は
私がブチギレやすい時にタイミング悪くきたせいで終始ブチギレて終わった。

ガン無視して塩攻撃。おすすめです。