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自分発掘探検記:おれ、デブス猫専やったんか....

突如自分の性癖を発掘したことあるだろうか。
性癖というか好みというか嗜好というか
まあどーしようもなく好きでたまらない、心惹かれてしまう性質をいきなり突きつけられる。
私は性癖と呼んでいる。

愛犬は世界で一番かわいいし、溺愛して溺愛しつくしたので
他のわんこ様達を自分の子にできなくなった。
だが満足だ。わが子にできずとも世界にいるわんこたちはもれなく全員かわいい。

んでお猫様をお迎えするのが野望となった。
種族が違えばさすがに何も思わず愛せるかなと思ったのだ。
そこから猫動画で脳みそを溶かし、友人の猫で顔をでろでろにさせた。
準備は万端だ。ちょっと猫がかわいそうかもしれない。私がハアハア怖いかもしれん。

野望は周りに吹聴することで逃げ道をなくし、
具体的に段階を経ることで叶えるものだ。

だからありとあらゆる猫をみていた。
その中で特にかわいいと思ったものを猫友人に展開していた。
突如、その瞬間は訪れた。

「あんた、デブス専門だよね。特にデブ専だよね。」

ハァッ!?ち...違うし!!!え??????え?!(困惑)

予期せぬ事実を突きつけられると、きょどったうえで三下感マシマシになることを初めて知った。
「今まで送ってきたやつ並べてごらんよ。」とチベスナ顔で彼女は言う。

あら~~~~.....

おれ、デブス猫好きだったんだぁ...

いや便宜上デブ・ブスの合わせ技の用語を使っているが
目つきの悪いへの字の口をした子が好きなのだ。
あとなんかちょっと顔が間延びしてたりクシャってなってたりする子もかわいい。
私は本気でかわいいと思っているし一ミリもブスと思ってない。
世間一般のかわいいに乗るかどうかは知らない。
だってすべての猫はかわいいでしょ?世界の宝でしょ?
デブって言ってもこう、面積が大きい子とかフォルムがまるまるしてる子が好きなだけなのだ。ちょっとなんかすっきりしてるよりボテボテしてた方が好きなだけで。
いやなんかほら人間のふくよかとは違うんよ。
多分毛だし、縮むだろうし濡らしたら。
だから違うんよ!!!!!!(無駄な抵抗)

違うのだ。デブス専という事実はいいのだ。それは私の性癖だから別にいいのだ。
違うのだ。私が好きといったせいで「ああ、デブなのね」と思われてしまうのが嫌なのだ。

よろしい!!!ならば戦争だ!!!!!!

ゴリラは突如としてドラミングし始めた。

戦争は回避できなかったが、自分がまだまだ知らないことってたくさんあるんやなと思った。
自分じゃない人から見た私はいろんなように見えるらしい。
でもデブス専と知ったおかげで動画検索がとてもはかどった。最高です。

う~~~~~ん。性癖って不思議。
私はどこでこの好みを拾ったんだろうか。
きっと一生解けない謎である。
あーあ!好きなものが!!増えちゃった!!!(歓喜)

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