或日のレッスン

レッスンにて『父と暮せば』(作・井上ひさし)の最初の4pを読みました。

セリフや複雑なやり取り素早い読み等に慣れ、器用にこなす皆が、方言もありひらがななのにここまでたどたどしくやれる!?というほどめためた…。

また今回のも進級公演で選びはしないなと思いながら、やるならこうできるかもよと伝えましたが、ま、やりはしないでしょう笑

たった4pでも、頭のト書きで見えて来る景色、セリフから感じる何かはあり、難しくも読んだというのは自信に繋がりはしないか…と思っています。

登場人物の美津江は23歳、実は学生とそうは違わない年齢。もちろん時代や経験から今の同年齢とは比べられはしませんが。

想像しやすいように、これは『この世界の片隅に』のすずさんと同じ方言だよねと話したり、あとがきの劇場の機知のこと話したり、一緒に読んだりしました。

今朝、ふと、本を開き読み直してみました。込み上げ、読み続けることが難しく、これは果たして自分なら出来るだろうかと思いました。

朗読劇(リーディング)の演出で何度かやらせていただく機会がありましたが、演じたことはありません。でも今朝は自ら演じようとは思わなかったものの読み方、読め方が変わって来たように感じました。いつかやるのかもしれません。

では、朗読の稽古に行って来ます。

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