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サンデーとロビンに関する与太考察〜2.2予告番組を受けて【崩壊:スターレイル】



はじめに

 ……予告番組とPVはご覧になっただろうか?
 私は何か考えるか書くかしていないと気が狂いそうなので、とにかく手を動かすことにして、これに取り組んだ。
 もし先日の記事を読んでくださった方がいらしたら繰り返しになるが、この記事は、サンデーの運命と実装有無とが気になるあまり日常に支障を及ぼしかねない人間が、思考の整理のために書いたものである。思いつきや願望が入り混じっているので、あまりしっかりとした考察だとは捉えないでいただければ幸いだ。
 先日の記事はこれだ。もし今とにかく思考を分散させるものを読んで気を紛らわしたかったら、やたらと長いのでうってつけかもしれない。

PVの整理

 おさらいできるほど冷静ではないので、目についたところだけ書き出してみる。

「皆さん ワタシについてきてください」

厳しい表情にも、自信ありげな表情にも見える

 おそらく調和セレモニーの前座となる盛会オーディションの会場にいるサンデー。彼の様子からも、姫子たち列車組の様子から見ても、「オーディション」の雰囲気からはほど遠いが。
 背景の人影は星ちゃんぽい。開拓者が「スター・オブ・ザ・フェスティバル」の称号を手に入れる必要があるということから、無事チャンプになったところでサンデーが現れてエクストラステージ、調和セレモニーの会場である、ピノコニー大劇場へ……という流れか。エーテル戦線みたいだな。あのときはジョヴァンニに連れられて、フックちゃんがお出迎えしてくれたんだよなあ。
 今回は誰がお出迎えしてくれるんだろうなあ……(ディエス・ドミニ…………)

「これは私たちの最後の希望でもある」

 ロビンの台詞。
 ロビンとサンデーは本編中は別行動すると思しい。サンデーがオーディション勝者の列車組と共にピノコニー大劇場に向かい、ロビンとはそこで会うのか? 予告編は映像とセリフを順序もつながりもバラバラに繋げるから邪推かもしれないが。
 ロビンは間違いなく聡明だ。そして真実に近づいていると思われる。結果、セレモニーで「調和」のピノコニー、ファミリー転覆の企みが完成すると察知したなら、セレモニーのトラブルを開拓者たちと共に食い止めることが「最後の希望」という認識になるだろう。さらに邪推するなら、そのトラブルの元が他でもない兄だった……という事実に、彼女は目覚めの後に泣くのかもしれない。我々も。

「囚人たちよ! 自由を学べ! そして兄弟たちに教えるんだ__生きるために戦うのだと!」

 サンデーの声ではなさそうなことに安堵した。「夢の主」では? ディエス・ドミニの声かもしれないが……。「自由を学べ!」といいながらバリバリ操ってるところがどうにも歪んだ「秩序」らしい。ちょっと朝露の館の都市模型を思い出してしまう。
 この「囚人」とは何を指すのだろうか。
 順当に考えるなら、ピノコニーは元々監獄であったから、その監獄に今なお収監されている者たち。夢境電話によれば、静謐の刻は監獄として用いられているという。
 捻って考えるなら、シペに呑み込まれたエナ。
 もっと捻るなら__

以前の記事より

 サンデー。

「お兄ちゃん…お星さまも いつか死んじゃうの?」

ディエス・ドミニ、「お兄ちゃん」なのか……???
いやだ……………………

 冷静に……
 幼い頃の兄妹の会話だろうか。「お星さま」とは何か?

  ①文字通りに星(恒星)。宇宙の図鑑を読みながら「星の死」に思いを馳せたことはあるだろう。
  ②星神。シペがエナを呑み込んだことは隠された事実ではないとするなら。エナは太陽に例えられていたし、「均衡」の互はのちにシペを太陽として返したという逸話もある。
  ③宴の星ピノコニー。華やかな文明もいつかは終わるの? という問いにも近い。
  ④お兄ちゃん。かわいいけど嫌だ。

 私にできる最も気の利いた(利いていない)返答はこうだ。__

星にも寿命がある。いつか強く大きな光を放って死んでしまう。
しかし、星が死んだ後には星のゆりかごができる。
時が巡ると、そこで新しい星が新しい光と共に生まれる。
その星は終わるけれども、それは同時に新しい星の始まりでもある
悲しむことはない。その星の輝きには、また出会うことができるのだから。

私のポエム、お目汚しを失礼する
サンデーの夢境ステッカーの文言。

 ポエムで済ますのも申し訳ないので、JAXAのリンクを置いておく。


そうそうたる助っ人の面々

多分戦うでしょ

 星核ハンター、持明の龍尊、羅浮の将軍、メモキーパー、列車組、調和開拓者(おそらく)、「虚無」の使令…………
 そんな彼らにフルパワーで殴られたらディエス・ドミニの器のサンデー(という推測の元にこの記事を書いている)は無事でいられるのだろうか? そもそもこの面々が総力を結集しないといけないくらい強いということなのだろうが…………こんなに多対一の戦いしたら最後は死ぬしか…………なくないか?

フク郎トークの整理

話すロビン初出

 およそ20分くらいのところ。
  フク郎:「ファミリーの裏切り者の調査に乗り出したことが分かった」
  ロビン:頷く
  フク郎:「『死』の被害者になったんだ」
  ロビン:首を横に振る
 ちびキャラの動きも意図して作っているなら、これはロビンが自分は「『死』の被害者」になったわけではないと認識していることの提示ではないか。アベンチュリンがDr.レイシオの「処方箋」に触れて、「夢の中で不可能なことは『死』ではなく『眠り』」だと言及していたこともあり、ロビンが「死んだ」後に何らかの真相に近づいている可能性がありそうだ。

「ハルモニア聖歌隊」ディエス・ドミニ

 「ドミニクス」……ですよね?

「主の日」すなわち日曜日
指揮者は場を支配する→「調和」に潜む「秩序」の化身なのか?
ちょっとイケメンなのがムカつくところ
おまえ……

 ピノコニーの週ボス、そしておそらく戦闘上のラスボスがこのディエス・ドミニのようだが…………召喚物は光円錐「二人だけのコンサート」にいたモノと同じものだ。
 攻撃モーションはエナの「立体の音階」を思わせる。そもそも「聖歌隊」というネーミング自体エナの信徒由来ではないだろうか。

召喚物の攻撃エフェクトも目
サンデーのヘイロー……
第三段階では涙を流すようなエフェクトが見える。
厳密に照らし合わせるとエナの手ではないが、一時的にシペを凌いだエナと考えることもできる
もはや説明はいらない

 先日の記事の中で、サンデーとエナの類似、調弦師サンデーがドミニクスの「器」となるのではないかと推測した。大体あっていそうだが…………。

私の記事1
私の記事2

 にしても召喚物の弱点が全部撃破されてたときのディエス・ドミニのモーション、ちょっとかわいい。

あれ……あれ??

週ボス「現世の夢の礼賛」

「現世の夢」は「調和」のピノコニーのことで、エナ狂信者の夢との対比なのか

 素材の説明がモロに「調和」と「秩序」。

共通願望の遺音
は無上の旋律が彼らの合奏に溶け込むまで、その旋律を独奏する。
ただし、聞き手はそのために黙ることをよしとせず、愚かな夢追い人は共通願望の弦を奪った幻想を抱く演奏者は塵にまみれた歌を再び演奏する。
「星は指先を縁取り、生き物の法と権利を先導する…美しい夢は今日本物となり、数え切れぬほどの古い法は退き姿を消した」

 古き時代に、数多の文明世界を法と秩序で導いたのがエナである。この「神」がエナであるならば、其は新しい調和軌跡素材テキストのように、「調和」シペに溶け込みながら存在感を保ち続けることを、それもまた新たな序列、「秩序」であるというように受け入れているような印象がある。生来の支配欲の強さから、シペと仲良くなどはしないだけで。
 私は先日の記事で、サンデーを駒とした黒幕は「夢の主」、動機は「エナへの狂信」と予想した。いい線を行っているのではないか。「共通願望の弦」は、少し捻れば調弦師たるサンデーのこととも読めるだろうし。本来はピノコニーとファミリーの「調和」を寿ぐための役割を、自分の「夢」であるエナの復権のために奪った……という具合に。
 ……サンデーその人が「聞き手」「愚かな夢追い人」であるとは思いたくない。操られたか洗脳されたかでなければ、彼自身に動機がない。サンデーが「聞き手」になるのは、ロビンのコンサートだけでいい……

改めて展開予想

サンデーのモチーフ

 エナとの関連は擦り過ぎなので特に触れない。
 前回の記事でサンデー≒イエス説を提唱した。

 ざっとまとめると、①ヘイローと服の随所にいばらの模様がある、②手羽先=鳥でいう手部に釘のようなピアスを刺している、③鳥のロビンにはイエスのいばらの冠を外そうとして胸が血染めになったとか、イエスの痛みを癒すために歌ったという伝承がある__ということを論拠とした。よってサンデーは一度死に、三日後……ならぬ三バージョン後に蘇って実装するのではないか、という話である。
 追加でもう一つ。
 今回発表されたボスのディエス・ドミニは、先ほども述べたようにそのまま「日曜日」との意味である。このディエス・ドミニ、モーション時に見た目に違わぬ機械音がする。
 (星)神に関連していそうなボス、機械音……これらの点から連想されるのは、デウス・エクス・マキナ、機械仕掛けの神である。混乱に陥った状況をどんでん返しのように解決に導く、悲劇によく登場する手法であるらしい。古代劇においてこの役がクレーンの要領で舞台上に出てきたことに由来するネーミングのようだ。作劇上は好ましくない解決法として忌避されることもあり、「夢オチ」なんかと一緒と見なされることもあるのだとか。
 これをディエス・ドミニもといサンデーに当てはめるとどうなる?
 シペの元のピノコニー「調和」を乱す「秩序」と「夢の主」、多数の勢力をも巻き込んで大混乱に陥る夢境。大ボスとして「秩序」に操られたサンデーが現れ、戦いに死すことにより、彼もろとも悪しき企みは滅ぼされ、事態は一気に解決へ……

バージョン2.2「ピノコニー混乱の夜」
開拓クエスト「愚者は二度ベルを鳴らす」
(これの元ネタは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」という犯罪映画と思われるが、見たことがないのでわからない)

で、結局どういう話になる?

 私の予想と妄想にすぎないことを改めて断っておく。

・ボスのディエス・ドミニはサンデーにエナの一部が憑依したもの。サンデー自身に「調和」に背く意図はなく、圧倒的な星神の力に乗っ取られているような状態。

・黒幕は「夢の主」、動機は「秩序」への狂信。

・サンデーは、ディエス・ドミニ(ドミニクス)の器となるべく「夢の主」に引き取られ、育てられた生贄/神下ろしの子。「秩序」に慣れるべく、幼少期からディエス・ドミニの眷属が側にいた。支配欲などはその影響。

・同じく「夢の主」に引き取られたロビンは、ディエス・ドミニ降臨時に歌で補助する役割を期待されている。

・各勢力が「調和」のために団結する姿を見、シペは開拓者を一瞥。調和開拓者が解禁となる。

・サンデーは戦闘中、ロビンの歌声で自分の意志を一部取り戻し、ディエス・ドミニ、ひいては「秩序」を道連れにして「調和」の中で新たな生を生きる(死ぬ/倒される/殺される)ことを選ぶ。サンデーの最期の「不屈の心」を見て、シペは彼を受け入れる(「新たな生」)。

アベンチュリンは「死」と認識していた新たな生
これは2.2への予告だったのでは?

・そうそうたる面々が集ってディエス・ドミニに対峙した(ホヨバの)理由は、星神に近い力を以てしなければ、サンデーの内にある「秩序」の影響を断ち切れないから(洗礼を受けたアベンチュリンに対する黄泉のような話)。

・「秩序」を抑えられず混乱をもたらしたファミリーの「罪」を一身に負ってサンデーは「死」に、「調和」に溶け込むが、三バージョン後に専用バージョン(フォフォ、ルアンのような感じ)をもらい、「秩序」の憑き物を落とした状態で実装される。

今後の実装順はこんな感じでは?
2.2:ピノコニー編クライマックス(vs.ディエス・ドミニ)
 ロビン、ブートヒル(確)、調和開拓者
2.3:エピローグ(カンパニーの「収穫」?)
 ホタル、ジェイド(確)
2.4:既出の他の星 宇宙ステーションか仙舟
 ステーションの場合:スクリューガム、スティーブン・ロイド
 仙舟の場合:懐炎(朱明の将軍)、雲璃(彦卿の幼馴染)
2.5:ピノコニー再訪
 サンデー
、メーフン・アイリス(アイリス家当主)

余談

仕事さえなければ。どうしてGW後に更新なんだ……。

 フク郎のペンライトはサンデーの薄青とロビンの薄紫ということか(多分どちらもロビンのイメージカラー)。この兄妹、綺麗に合う色合いをしているんだなあ。並べたいなあ。運営さんよろしくお願いしますね。

美しい

 やっとちびキャラじゃなく話してくれたね
 こんなコメントして退場ってことはないでしょう 皆さんいずれにしても安心して2.5を待ちましょうね

 ロビンの同時星4ピックアップに雪衣と寒鴉がいるが、この姉妹、姉の雪衣の方は一度死んで、傀儡の体をもらって還陽している身であって……完全に狙っているんじゃないかこれ? ホヨバースさん?

 特設サイト内のピノコニー大劇場紹介、どう見てもサンデーがキービジュアルになったポスターがあり、指揮者も描かれている。こんなの絶対ディエス・ドミニじゃん…………
 文字を解読しようとしているが、画質で折れかけている。
 一番下の曲が「If I Can Stop One Heart from Breaking(傷つく誰かの心を守ることができたなら)」であることはわかった。サンデーの心を守ってくれ、ロビン……

 ロビンのアルバム予告で3曲公開された。頑張って2曲目、「銀河を独り揺蕩う(Sway My Beat In Cosmos)」の歌詞をディクテーションしてみた。

Matching the pace sway the beat
Hands up and embrace who you wanna be
Join my dream it’s the just time, right time

 カスの英語力なのでミスについてはご容赦願いたい。
 これ2.2で「死んで」バラバラになったサンデーを呼び戻す歌詞じゃないですか? 違う? 歌手になりたいロビン自身? そっか……
 3曲目の「翼の生えた希望(Hope is the thing with feathers)」は「傷つく〜」に続いてディキンソンの詩から取っているようだ。