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私が街頭で呼び掛けが出来るようになったワケ

あしなが学生募金では、寄付月間に合わせて「#一緒に募金しませんか?」キャンペーンを実施中です。

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私が街頭で呼び掛けが出来るようになったワケ

みなさんこんばんは!新宿地区で活動しているアヤです!本日は私が街頭で自分の呼び掛けが出来るようになったわけをお話ししようと思います!

タイミングをうかがってた

私は初めて街頭募金に立ったとき、いつも1つのことを考えていました。街頭の人たちにどうしたら、遺児学生たちのことを理解していただける呼び掛けができるのだろうかということを考えていました。
しかし、いざ、呼び掛けを始めると
『伝えたい想いに合う言葉が見つからない』
そんな状況を繰り返していました。
『下手のことは言えない、失敗はできない』
そんな不安で頭がいっぱいになり、
『自分の言葉が見つかった時に言おう』
どこかで自分が呼び掛けができるタイミングを探していました。

『通り行く人々の一瞬に想いをぶつける』

初めての街頭募金から2年後、私は全国の中でも大きな拠点である新宿駅で呼び掛けをしました。
新宿駅に向かう電車の中で『下手なことを言ってしまったらどうしよう』と不安になりました。
新宿駅では高速道路のような速さで人が通りすぎていきました。
私がどんなに綺麗な言葉を言ってもその人に届くチャンスは一瞬なんだと気づきました。
そして、その一瞬は二度と来る可能性は少ないのだということにも気づきました。

みなさんはあと数秒で崖から落ちそうなときに目の前の人が初対面だとしても助けを求めるために声を出すのではないでしょうか?
つたない言葉だったらどうしようなんて考えない人が多いと思います。
とにかく、何か伝えたいと思うと思います。


遺児学生たちのことを理解していただける呼び掛けに必要なのは綺麗な言葉でも、失敗しないことでもなく
『通り行く人々の一瞬に想いをぶつける』
ことではないかと感じました。
不格好な言葉でも、詰まってしまってもいいと思います。
これまで見てきた不条理、後輩たちに見せたい希望、街頭の人々と支えたい遺児学生たちが学ぶ機会、
絶え間なく伝え続けました。

不安だらけの私が呼び掛けられるようになったのは新宿駅で足早にどこかへ向かう街頭の人々が一瞬の尊さに気づかせてくれたからでした。

あなたの一瞬を誰かの一瞬に

あんなに忙しそうに通りすぎる人々で溢れた新宿駅でも
私のぶつけた想いを受け止めて
『がんばってね』
と立ち止まって応援してくれる人がいました。
たった一瞬でも何か伝えることで理解してくれる人がいます。
たった一瞬でも理解してくれた人がいることで、夢を追いかけることが出来る人がいます。
あなたの一瞬で
#一緒に募金しませんか



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