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ジャンクのソフビを復活させる


中古ショップにて強殖装甲ガイバーに登場する獣化兵ゾアノイド
エンザイムのジャンクソフビを購入しました


バイオ・ファイター・コレクション(BFC)です
2000円でした


キバがほとんど取れていて、触角も折れています 修復してみましょう




ヒートガンで温めて分解します


首は瞬間接着剤でガチガチに接着されていたのでナイフで切れ込みを入れつつ慎重に外します


細かいところ以外をバラしました



尾の根元に目立つ汚れがあったので、Mr.カラー薄め液を含ませた綿棒で拭き取ります



白成型色で汚れも目立つので全身を中性洗剤で洗浄


ダイソーの洗顔用ブラシでブラッシング



洗い終わったら、いよいよ牙を作ります

唯一残っている元のキバがややクリア気味の乳白色だったので、なるべく近い色で表現したいところ

プラ棒の成型色を活かして表現するのが手っ取り早そうです

ナイフとヤスリで研ぐ
クリアオレンジやスモークグレーを薄く吹いて元キットのキバと似た色に近づける
ピンバイスでソフビに穴を開けてキバを植え込めるようにする


こんな感じになりました
触角は仮です

個人的に、めちゃくちゃ上手くいったと思います
プラ棒の成型色がリアリティを演出していて好みの仕上がりです

ヒートガンの熱でプラ棒を曲げて湾曲したキバを表現



触角をどうするか悩みましたが、プラ棒を削りこんで表現することにしました
曲がり具合も調節しやすいし、ある程度の強度も確保できます

仮で触角を付けてみましたが、触角が立ちすぎて本編の印象と違ったので、もう少し寝かせ気味に接続することにしました



熱で角度を調節 これくらい寝かせていた方が本編の印象に近い


触角をヤスリで整え、塗装したら完成です


マックスファクトリー
THE BIO FIGHTER COLLECTION
No.12 対ガイバー試作獣化兵 エンザイム
原型 : 子連れオジサン原型師


プラ棒成型色を活かしたキバや寝かせ気味の触角など、結果的に修復を通して自分の納得いくバランスに仕上げられたと思います



触角の削りこみがやや荒いかなーとは思いますが、生物感があってアプローチとしては間違ってないと感じたので悪くないと思います

これ以上手を加えるとしたら、首のスキマを埋めるとかリペイントしたりとかいろいろやりたいことがありますが、ひとまず破損を修復できたということで一区切りとします



いざ完成させると、ソフビとは思えない鋭いエッジの猛襲に圧倒されます


余談ですが、このエンザイムを担当された原型師の方も、試作品を息子に触られてキバと触角がすべて取れたそうです
このキットのあるあるなんでしょうかね




ガイバー、まだ途中までしか読めてないので読み進めるいいモチベが出ました

今度出るfigmaの究極版と組み合わせて遊ぶのもいいかもしれません
エンザイムがガイバーを圧倒するブンドド
したいですね




おわり



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