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水が溜まった膝を改善した話

この話は膝の痛みを改善した実話ですが、
状況がおひとりおひとり違いますので
参考程度にお読みください。

2022年のある夏の日のこと
Cさん宅を訪れて立ち話をしてる際に
左膝が視界に入った時なんか違和感がありました。

あれ、腫れてる・・・

高校時代
体操系の部活で
大きな大会にも出たことのあるCさん。
そのときから好調とはいえないお膝です。


だましだまし過ごしてきましたが

無理が重なったのか
水がたまっている状態でした。


整形外科で
手術をすすめられました。

その後相談した名前の知れた地元の接骨院でも
手術した方がいいかもしれませんね
といわれたそうです。

Cさん本人は
コロナ禍真っ只中だったこともあり
入院はさすがにハードルが高い…
どうにかコロナ禍が
もう少しおさまるまで
入院を避けられないものか
と悩んでいました。

幸い仕事の長期休養をもらうことができ、
家事は家族の協力のもと
ほぼ分担してやってもらえることに。
一旦手術は保留にして
膝に負担のかからない生活をしながら
足もみを本格化して様子を見ることになりました。

それまでも長らく足もみ愛好家だったCさん。
頭痛持ちだったので
毎朝ウォークマットⅡと赤棒で足もみすることが
日課となっていました。

故障やけがのとき
その場所そのものを揉むことはできません。


しかし、修復を促していくには
きれいな血液をめぐらせて
炎症を素早くおさえることが大切です。
こんな時、
対応する反射区を押すことは
とても有効です。

ちなみに、よくある質問

 肩こりの反射区はどこですか?
 膝の反射区はどこですか?
 股関節の反射区はどこですか?


講座をひらいていたとき
初心者の参加者さんからよく聞かれました。

そんな時は
「つま先から膝上、鼠径部まで
まんべんなく押してしっかりともみほぐしてください。」
と、お伝えしています。

汚れが溜まっていると
反射区を押しても反応が薄い。
つまり効き目がイマイチなんです。
そして、いち早く炎症を抑えるには
血液がいい状態でなくてはなりません。
それには全ての反射区を押す必要があるのです。

その点、足もみ愛好家のCさんは
ある程度足がほぐれていて
反射区が効きやすいベースができていました。

普段の足もみに加え、膝の反射区と膝裏、太ももの膝に近いところ
カルシウム吸収にかかわる反射区などを徹底的に押しました。
我慢強い、痛みに強いCさんですが
膝の反射区は、棒の角度によって毎回うなっていました。

足もみでお伝えしている
相対応の原理を用いて
肘もしっかり揉み
マグネシウム摂取も意識しました。

そんなこんなで数か月。
すっかり腫れもなくなり
接骨院でもリハビリをして
歩き方の指導をしてもらい
今まで通り歩けるまでになりました。

結果手術には至っていません。

日常生活に不安なく過ごせるところまできて
接骨院の先生から
 もう大丈夫です。
という言葉をもらい、不安なく過ごせています。

現在も早歩きでサッサッサッと歩きます。
正座も無理なくできるようになりました。

低山のハイキングに行けるようになるのが
今のところの目標とのことです。

今回のように手術を回避できたのは
珍しいケースかもしれません。
損傷個所やけがなどでは手術した方がよい
という場合もあると思いますし、
炎症の場合でも程度や生活の仕方によっては
手術を選択することもあるでしょう。

膝で悩んでる方は
どのくらいの緊急性なのか、
自分の将来的にどれが良い選択なのか
お医者さんと相談のうえ
慎重に決めてくださいね。

もし手術を選択されたなら
傷口がふさがってから
足もみをされると
修復を促してくれます。

但し、
傷のある部分を除いたつま先から鼠径部まで
しっかりと巡りを良くして
そのうえで膝の反射区を
しっかりと押してくださいね。

最後にもうひとつ。
私がこれまで関わってきた膝痛の方には
コレステロール値が高い方が
多く見受けられました。
膝と血液?無関係なのでは?
と思われるかもしれませんが
血液の質が膝に影響しているということは
知っておくと良いと思います。

いちばん良いのは
常日頃から予防のために
しっかりとメンテナンスしておくことです。

Cさんと山登りする日が楽しみです。
山登りは不安があると楽しめませんので。

私も引き続き
メンテナンスしていこうと思います。


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