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身体の健康が心を照らす

久しぶりにアルコールを抜いた。身体がSOSを出してきたのでわかりやすかった。ご飯を食べてしっかり寝て起きたらこんな時間に夜を持て余してしまっているけれど、それと差し替えに健康な身体が戻ってきたのだから、安いものだと思う。健康が1番と言われるのは、身体が健康であることによって、気持ちが前向きになるという点にあると思う。明るい気持ちは人生において細部までもを照らしてくれるので、部屋も心も明るくしておくべきなのかもしれない。そういう意味では、自室、壁側の窓にカーテンをあえてつけない選択も間違っていなかったように思える。

人は他の何にもなれないから、植物や動物や景色を大切にして生きなければならない。そんなことを思うと、幼い頃から母に「言葉を話せないものは大切にしなさい」とよく言い聞かせられていたことを思い出した。それはもう、耳にタコができるほど、だ。そういえば最近イヤホンのし過ぎなのか、本当に耳にタコみたいなものが出来てしまっていて、耳にタコというのは本当に出来るものなのだと学んだ。話は戻って、私達から大切なものをあれもこれも奪ってきたウイルスもまた、言葉を話せないものであり、学者でもなければ専門家でもない、後ろ向きな話をしたいわけではないけれどきっと完全に消えることはしばらくなさそうな気もするから、大切に、とまではいかなくとも共存していく必要があるのかもしれない。ウイルスによる今の毎日が与えてくれた気付きは少なくないはずだし、悲しいことも裏を返せば私を強くする経験だと、思えたらまた強くなれる気がするのだ。

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