見出し画像

Stable Fast 3Dで画像から3Dアセットを生成

1枚の画像から高品質の3Dアセットをわずか0.5秒で生成する「Stable Fast 3D」がStability AIから登場しました。Stability AIはStable Diffusionの開発元です。

以下のHugging Face上のページで無料で試すことができるとのことで、使ってみました。

⚠️この記事が含まれるマガジンについて

この記事はわたしアシカガコウジによる有料マガジン「生成AIをいろいろ試す実験室」に含まれています。1回の支払いでこの記事を含めマガジン内の記事を全て読めます。定期購読ではありません。購読いただくと今後追加される記事も全て全文読めます。

なお、ほとんどの記事は無料で読める部分だけでも概要がわかるようにしているつもりです。無料部分だけ読んでいただくことも大歓迎です。

わたしは画像生成AI、対話型AIなど生成AIについてポッドキャスト「アシカガCAST」やX(Twitter)で情報発信していますが、もっと気軽に日々のちょっとした実験や失敗例なども記録しておきたいと考えました。

いつもより雑な感じで発信したく、仕事のファイルなどもこっそり見せちゃうかもしれないので、興味のある人だけに見てもらいたいことから有料のマガジンにしています。ひとの実験をのぞき見する感覚で読んでいただき、なにかしらのヒントになったり役に立ったりしたらとてもうれしいです。

Stable Fast 3Dを実際に使ってみた

ページを開き、画像をアップロードします。

「ここに画像をドロップ」のところに画像ファイルをドロップ

使用したのは、キャラクターデザイナー井上・ヒサトのキャラクター「ポッペンポップ」。画像生成AIのAdobe Fireflyで3Dっぽく加工しています。

Adobe Fireflyで3Dっぽく生成させたポッペンポップ(というペンギンのキャラクター)

「Remove Background」ボタンで背景を除去します。

背景がきれいに除去されました

「Run」ボタンで3Dアセットを生成します。数秒で生成結果が表示されました。早いです。

右の小窓の中で3Dアセットを動かせます

完成した3Dアセットを回している様子です。

完成した3Dアセットは、かなり精度が高いと感じました。足の形、頭の三本毛が正しく立体化されていて、破綻しているところもありません。

本当はくちびるの形がちょっと違いますし、お尻の部分に尻尾の膨らみが欲しいところです。しかし、正面から見た画像1枚から生成しているので、十分納得できる結果だと感じました。

この手のツールをいくつか試したことがありますが、トップレベルのクオリティです。さすがStability AIと言えるでしょう。

作成した3Dアセットは、glb形式で書き出せます。Blenderにglb形式をインポートしてみました。

Blenderはほとんど使えないんですが開いてみることはできました

ここから先は

0字
自分のためのメモ的な内容がみなさんのお役に立てればなによりというスタンスではじめました。ひとの実験を覗き見する感覚で見ていただき、なにかしらのヒントになったり役に立ったりしたらうれしいです。

アシカガCASTのアシカガコウジです。画像生成AI、対話型AIなど生成AIについてポッドキャストやXで情報発信していますが、もっと気軽に日…

この記事が参加している募集

いただいたサポートはnoteの執筆、ポッドキャスト活動などのプラスとなるものに有意義に使わせていただきます。ちなみに「スキ」を押すと出てくるイラストは4種類あります。