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「分岐点」でした。~RSRFES.1999 in EZO①

 なんかね、これまできちんとやってこなかったから・・・。
 このnoteを始めてから、こうやってきちんと自分の人生を整理していくことって、とっても大事なことなんだって気づいたんです。
 とてもきちんとやっている方がいらっしゃって、いいことはマネしよう!そう思いました。でも、マネというか、見倣うですね。
 コロナな世の中になってしまい、私のリアルな音楽人生、40年で区切りをつけました。
 区切りをつけたのがよい機会。振り返るには最適。とりあえず、手を付けられるところから。
 結果として、ちょうど、20年の折り返し地点になった、1999年夏、この日からにしようと思った。しかし題は「分岐点」にした。だって、それに相応しいと思うから。


19990821 会場内にて撮影、Dアッシュの前後くらい。

第1回 RISING SUN ROCK FESTIVAL 1999 in EZO

ミッシェル・ガン・エレファントでしたが、サニーデイ・サービスでした。

 「ミッシェルを観に行くんだ!」のつもりでした。その通り、北の大地の果て、ここで観られて、大満足でした。
 東京に戻ってくると、自分の中には、サニーデイ・サービスが大きく、巨大化していたのですよ。
 私がリアルに、サニーデイの音楽に触れた、最初の地がここでした。
 なんといっても、フェスの大トリを務め、記憶の上塗り、一番上に塗られて、それがとってもいい印象で残ったからです。これは偶然でしょうが、運命だったと思っています。
 
 いっぺんには書けないので、追記していくカタチでここに改めて残していこうと思いました。いやぁ、このnote、いいなぁ。やっと見つけた。よろしく。


サニーデイ・サービスと私とは、これが本当のきっかけ。

1999年8月21日~22日
北海道石狩湾新港樽川埠頭横
小樽市銭函5丁目

Rising Sun Rock Festival in EZO 1999

人生初のロックフェスティバルに参加しました。
ライジングサンの第1回目。
私にとっても、人生の「夜明け」となったような一日。
前年のフジでのミッシェルの映像を観たのが、フェス参加の動機。

メインステージ1つです。
全15組出演。
13時スタートで、翌朝まで。
まずは、電気から始まり、続いてナンバーガール、そしてシークレットでのマッドカプセルマーケッツ…。


当時、書き残したと思われるメモ
スーパーカーを前方で観て、なわばりに戻ってきた頃?
4:03 空が明るくなってきました。
ブッチャーズが終わった頃かな?太陽が!

 予定より押せ押せで、ラス前のブッチャーズが終わる頃には、夜が明けました。
 日の出に、会場からは歓声が上がりました。

希望に満ちると同時に、達成感のような感触


 明るくなってから、トリのサニーデイ・サービスが登場しました。
私にとって、記念すべき、初サニーデイでした。

 もう前方エリアまで行って観る体力はなく、しかし、レジャーシートを広げた自分のなわばりから観戦。

 とにかく、持ち時間40分のミッシェル、ドラゴンアッシュ、UA、ブランキー以外は、30分しか演らないのです。演るほうも観るほうも、集中力の勝負です。

 私は、このフェスの少し前、発表した「スロウライダー」という曲を気に入りまして、PVもなんかよくて、どんなステージをやるのかな?と少し期待を持っておりました。
 
 完全に朝になったような状況で、ステージに現れましたが、メンバーが6人もいました。サニーデイの3人に、サポートメンバー。元ローザ・ルクセンブルグの三原重夫さん、フリーダムスイートにいた高野勲さん、のちに曽我部が「僕のともだちです」と紹介していた細野しんいちさん。
 へー、と思いました。
 音がスゴい優しくて温もりがあって、ロックフェスという言葉に違和感を感じてしまうほど、浸透圧がほど良い加減でした。
 
 のちに、CS放送でこのステージの一部が放送されましたが、サニーデイの代表的な曲たちでまとめられた30分間だったと思われます。
 「素敵じゃないか」で始まったと記憶しています。「恋におちたら」「青春狂走曲」「スロウライダー」「週末」「サマーソルジャー」そして最後に「ここで逢いましょう」でフェスの幕は閉じたんじゃないかと。

 プロモーターの代表が、終わりのあいさつを一言言ったあと、あっさりとフェスは終わりました。

会場を去る直前の記念写真

 まだ、こうして寝ている人がいたり。
 サニーデイのときは、もう疲れて寝ている人がたくさんいました。
 でもね、朝の新鮮な空気を思い切り吸い込むような、サニーデイの音はそんな感じでした。

 とにかく、この旅、体調不良のまま参加したことや、青春18きっぷで往復したこと、チケット代は6000円だったこと、ミッシェルの前の前からモッシュピットに入っていたこと、道中に知り合った仲間と帰りまで過ごしたこと、予想外の混雑で列車の車両増結があったこと、もういろんなことがたくさんあるので、少しずつ、追記していこうかなと。
 まずは、当時フィルムのカメラで撮影した写真をスマホで撮影してアップロードしました。サニーデイとのリアルな出会いはここでした、ということで。


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