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抗う根っ子

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自由に育とうする若い幹を退嬰的な発想で簡単に伐採する日本社会へ強い根を持って抗うという諷刺です。
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2014年7月の記事一覧

心配の「種」は、自分ではどうしようもない事

心配の「種」は、自分ではどうしようもない事



私は心配性だが、心配性には種類がある。

そもそも心配症というのは、自分が想定した通りに事が運ばなかったケースを恐れる心であり、そのストレスが強ければ強いほど心配症ということになる。自分の思い通りにならないと気がすまない厄介なタイプの人間だとも言える。

逆は、想定外のケースに動じない人だ。メンタル面が非常に強く、自分の力でどうにでもできると思っている人、そもそも何も考えていない人、そして、仲

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最後は人間その人を問うしかないのか

最後は人間その人を問うしかないのか



久々に区役所へ行ってきた。

役所はサービス業ではないので、仕方がないことなのだが、保険料について知りたいことがあり、色々と質問をしていたのだが、担当のオジサンは、すごく気だるそうに受け答えをする。黄金町の立ちんぼかとツッコミを入れたくなったがグッと堪えて、話を進めた。

聞いたことにはちゃんと答えてくれるので、それには好感が持てたのだが、とにかく、聞いたことにしか答えてくれない。

「○○っ

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すっごい嫌われるけど信頼される方法ならある

すっごい嫌われるけど信頼される方法ならある



自分は物心ついた頃から人付き合いは苦手で、というか、人付き合いを必要としていなかったので、相手が何を思おうが関係なかった。

「ソリタリー」という多様性を考えることすらできない愚かな人たち
https://note.mu/ashibehair/n/n5cf4124b6290?magazine_key=m3e878ffcaeb8

今でもそれは同じ。まあ、大変に嫌われるんだが、何故か、やたらと好

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ブログ時代は終わらない、一億人の情報を求める時代が来る

ブログ時代は終わらない、一億人の情報を求める時代が来る



どこの馬の骨とも分からない素人の日記ブログを読んでも面白くもなんともない。これは言うまでもない当然のことだ。その人が構築した狭いコミュニティでしか分からないようなことしか書いてないんだから。

そんなクソつまらない日記たちは今はmixiやfacebookなどのSNSへ移動していった。より閉じた空間でより密なローカルネタを書きやすくなった為、ブログ全盛期よりも素人の書く日記は致命的につまらなくな

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学校は子供に「苦手意識」を植え付ける

学校は子供に「苦手意識」を植え付ける



自己を表現するということに対して、苦手意識を持ったのは小学生になってからだった。幼稚園生の頃は、そういう意識はまったくなく、お絵かきの時間や工作の時間に本当に好きなものを奔放に表現できていたと思う。主に迷路と、爪に針が刺さるという絵ばかり描いていたが・・・・・・。

元々自分には才能がなかった、というだけのことなのかもしれないが、こじつけかもしれないが、学校教育の自由の無さが招いた結果かと思う

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毎日の規則的な行動は、もう死んでいるのと同じだ

毎日の規則的な行動は、もう死んでいるのと同じだ



最近の研究では「規則正しく学習しない方が良い」という結果が出ているらしく、その方が脳の記憶に定着しやすいのだそうだ。

これは、そんな学者の研究結果を聞かずとも、日々の生活から私たちも疑問に思っていたことではないだろうか。毎日同じ時間に目覚め、同じ身支度をし、同じ交通機関を使い、同じ仕事をする。同じ時間に帰宅し、同じ時間に眠る。規則正しい生活は、脳へ新しい刺激を与える機会が極端に少ないというこ

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結局のところ、生きることに臆病なんだと思う

結局のところ、生きることに臆病なんだと思う



ブログ「外から見る日本、見られる日本人」の記事「少年よ、大志を抱け!」(2014年2月9日)を読んでいると、日本人ってのは結局のところ、とても臆病な民族なんだなって思わされる。

それは言い換えればやり直しが効かない日本の社会構造ともいえるかもしれません。子供から見ればなぜ、いま、こんなに勉強し、ワンランクでも上の学校に行かねばならないのか、正直、自覚がどこまであるかは疑問です。学校の先生から

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