「自分の人生をつまらないまま終わらせたくない」 ミスいちごIDOL2021候補生・らゅ 特別インタビュー
「いちご」と「カワイイカルチャー」を世界に発信するいちごのPR大使、「ミスいちご」。その2021年活動メンバーを決めるオーディションのひとつに、「いちご×アイドル」のアイコンを選出する「ミスいちごIDOL」オーディションがある。
今回、「ミスいちごIDOL」オーディション書類選考を勝ち上がり、ファンコミュニティサービス「CHEERZ」で行われる第2次審査へと駒を進めた鹿児島県の13歳、らゅに特別インタビューを敢行した。まだ幼い彼女がどのような想いを胸にオーディションに身を投じたのか、彼女が目指す「アイドル」はどのような存在なのか。夢へ向かって走り出した少女の、まっすぐで純粋な気持ちに迫る。
「自分の人生をつまらないまま終わらせたくなくて、なにかにチャレンジをしてみたかったんです」
──それでは、本日はよろしくお願いいたします。まず、初めてらゅさんを知る方に向けて簡単に自己紹介をお願いします。
らゅ:はい!らゅと申します。中学2年生の13歳女、アイドルを目指しているオタクです!!
△終始落ち着いた様子で答えてくれた
──ありがとうございます。中学2年というと、かなりお若いですよね。どうしてこの歳で今回のオーディションに応募しようと思ったのか教えていただけますか?
らゅ:簡潔に言えば、このままで死にたくなかったからです。
──と、言うと?
らゅ:私は中1の秋から現在に至るまで不登校で、かなり精神を病んでいた時期もありました。そういう時に、「きっとこのまま死んでいくんだろうな~」とよく思うんです。自分の人生をつまらないまま終わらせたくなくて、なにかにチャレンジをしてみたかったんです。その時、塞ぎこんで忘れかけていた"アイドル"という夢を叶えてみたいと思ったんです。
──不登校に陥って精神を病んでしまっても、前を向きなおして大きな夢に挑戦できる。それって、ひとつの才能ですよね。他の人ではそううまくいかないことだと思います。そんな思いで挑んだ「ミスいちごIDOL」オーディションの書類審査を通過したときはどんな気持ちでしたか?
らゅ:やっと、という気持ちでした。やっとなにか行動に移せることが嬉しかったです。初めてのオーディションで初めての通過で、少しは自分の存在を認められたかも……と思ったこともありましたが実際まだまだですね(笑)
──アイドルという厳しい競争の世界で、初めて受けたオーディションで初めて通過できることなんて滅多にないことですよね。通過できたことで、自分自身に自信が持てたのではないですか?
らゅ:はい、かなり自信になりました。「とにかく嬉しい!」っていう気持ちと「ここはまだスタートラインだぞ!」っていう気持ちが未だに混在して生きています。
──なるほど。喜ぶだけでなく、まだまだこれからだと気合を入れなおす。画面越しからでもらゅさんがこのオーディションに懸けている熱が感じられます。
「この世に自分の味方はどこにもいないなんて思うこともあるかもしれませんが、案外どこかにいたりします」
──では、らゅさんがアイドルとしてアピールしていきたいところや「私のここを見てほしい!」というところがあれば教えてください。
らゅ:生きていることに希望を見出している姿……なんて言いたいですが、実際のところは3年間通っていたヒップホップスクールで培った技術と爪痕残し力です!とにかく前へ前へと行くハングリー精神はだれにも負けないです。
それと現役美容学生である姉の影響でメイクなどの自分磨きが大好きなので、研究して作り上げた顔面を見てほしいですね。めちゃくちゃ正直に言ってしまった……。
△ダンススクールに通っていた当時のらゅ。
──嘘がつけないまっすぐな性格が表れている証拠だと思います。ヒップホップダンスを習っていたんですね。CHEERZの投稿を拝見しましたが、当時のスポットライトを浴びたらゅさんからは「見ている人を楽しませたい」という想いが溢れているように見えました。
らゅ:わっ、見てくださったんですね?!ありがとうございます……
──取材させていただく身として、相手のことは最大限知っておきたいですからね。そんなまっすぐで向上心が強いらゅさんが、これからの活動を通して伝えていきたいことを聞かせてください。
らゅ:そうですね、世界は思ってるより広くて楽しいことを伝えたいです。
私にとって、学校は少し窮屈でした。そんな子はきっと私だけじゃなくて、きっとどこかにいると思うんです。もちろん、学校に通えるに越したことはありません。私は、学校に行けない分たくさん苦労しています。悩みもあります。今の時代ではありふれた言葉かもしれませんが、体験したからこそ伝えたいんです。
まだ何者でもない私が言ったって響く人はいないかもしれません。でも、いつか影響力のある人になって、苦しんでいるどこかの誰かを救いたいんです。
──辛い思いをし、悩み苦しんでいるらゅさんにしか伝えられないものって、きっとありますよね。もし自分と同じような境遇で苦しむ子にらゅさんが直接声を伝えられるなら、どういうことを伝えたいですか?
らゅ:家庭環境などには個人差があるので一概には言えないのですが、"どうしても行けないなら無理して行かなくていい"ってことを伝えたいですかね。私は無理して学校に行っている間本当に体調が悪くて、精神も不安定で毎日泣いていました。
でも、親と話し合って休む決断をしたからこそ、前を向いて新しいことにチャレンジする気力が湧いてきました。「不登校は不幸じゃない」なんてよく言いますが、無理して行って泣いて帰ってくる頃の私にはなにも響きませんでしたね。でも休むようになって初めて、この言葉の意味を理解できたかもしれません。この世に自分の味方はどこにもいないなんて思うこともあるかもしれませんが、案外どこかにいたりします。このくらい……かな。
長々と語ってしまいましたが、あなたらしく生きてほしい、ってことです。
──不登校を経験したことがない人は「頑張れ」とか「気を強く持て」なんて言いますよね。そんな言葉を一切使わず、「無理して行かなくていい」「貴方らしく生きてほしい」という言葉が出てくるのは自らが不登校の当事者であるらゅさんだからこそですね。きっと、らゅさんの言葉が苦しむ誰かを救う日が来ると私は信じています。
らゅ:初めてこんな赤裸々に語ったので何だかスッキリしました(笑)
──CHEERZでらゅさんを応援している方だけでなく、初めてらゅさんを知った方にもらゅさんの魅力と思いがしっかりと伝わるインタビューになったと思います。最後に、応援してくれる方々に向けてのメッセージをお願いします!
らゅ:はい!
応援してくださっている方々、本当にいつもありがとうございます!!!
不完全で未完成な私ですが、応援していて良かった!って思えるようなアイドルになりますので、末永くよろしくお願いしますね!!
──第2次選考の通過、心の底から願っております。本日はありがとうございました。
らゅ:こちらこそありがとうございました!このような機会を設けて下さり感謝しかありません...!
──今度はミスいちごIDOL選出記念でインタビューさせていただければと思います(笑)
らゅ:そうですね...!(笑) そのためにも頑張ります!
「ミスいちごIDOL」詳細ページ:http://lp.cheerz.cz/cheer/missichigo2021_collaboration.html
らゅ(CHEERZプロフィールページ):https://cheerz.cz/artist/18549
らゅ(Twitter):https://twitter.com/Rayu_tww
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