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先輩が転職する#48

こんばんは。よしだです。
今日はちょいと早めに投稿。

写真は布団猫。休日、ゆっくり起きると脇の下に潜んでいる。
猫の下の布団のような布はよしだの二の腕である。ふとましい。

今日は先輩の送別会。
この仕事に入った時の、初めての先輩である。

盛大に送り出さねばとそそくさ準備している。
右も左も分からず、とんでもない所でミスを発生させるよしだをのびのびと育ててくれた。
長い目で見守ってくれてたなぁ。

初年度は外回りの仕事がメインで、土地感がなく戸惑っていた私に、
この地域はランチここだから!
この直売所寄り道して帰ろうね〜
等、外での楽しみ方を教えてくれた。

不思議と地域名よりもご飯どころで覚えた方が脳の定着が良く、
お気に入りランチもしっかり引き継げた。
互いに初任地を異動した後も、定期的に集まって飲んだら騒いだりしていた。

先輩が、卒業する。
業種は同じだし、また会う機会だってあるんだけど、よしだがここにいる、大きな理由の一つが無くなった気がして。


仕事の相性は人間色々あるだろう。
今の仕事でも、ネガティブな気持ちで離れていく同期を散々見てきた。
それでも。しんどい毎日でも、周りに信頼のおける人がいたら
一緒に愚痴吐いて、また頑張ろうかって乗り越えられた。

一緒に戦ってくれた先輩がいなくなる。

仕事を決める時、考えることは給料、仕事内容、福利厚生とどんどん出てくるけど、
この仕事が合わないんじゃないか。違う仕事に目が行く時、その足を引き止めるものって
人間なんだよなぁと思う。

あの人と一緒に仕事していきたい。
そんな気持ちで10年近くやってきた。

依存しているような文面になるけど、
仕事は仕事。先輩とは部署も役職も違う。
毎日顔を合わせる訳でもない。
でも、定期的に会った時には、
会社理念の大きな目標について熱く語って、
違うことはガヤガヤ言い合って。
スッキリして自分たちの仕事場に戻っていっていた。

あぁ、ここを離れることは、先輩自身にとって希望通りだし、栄転だとも言える。
笑顔で行ってらっしゃいが言えるだけの気持ちの整理ができていないだけ。
人が変わる、強制的に現状が変わる恐怖に追いついていないだけとも言えるかもしれない。
ぐだぐだいっていても、最初に出てくる言葉は『寂しい』になる。

働く場所が変わるだけ。本人は変わったりしない。
また定期的に飲みに行って、ぐだぐだ管巻いて笑い合いましょう。

ひとまず、今日はたくさん飲んで笑い合うぞー。
んだば!

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