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食味試験ボランティアに行ってみた#47

こんばんは、よしだです。
写真はフォルダに入ってたお肉。
多分肉の日にランチで食べた焼肉。美味なり。

今日はお肉の食味試験ボランティアに行ってきました。初めての経験。

事前情報はあまり聞かず、とりあえずお肉がタダで食える!いぇい!と呼ばれていきました。

今回の試験では、決まった方法でカット、調理されたお肉を食べて、リストに並んだ味の感想(甘い、弾力ある、ジューシーなど)から、共感したものを複数選ぶ。
CATA法というらしい

◯CATA法(Check-All-That-Apply)
複数の評価用語の中から試料の特徴を表すと思うものをチェックする方法
【感性・官能評価システム J-SEMS HPより】


現地に行くと、試験方法の説明を受け、被験者1人ずつ、半畳ほどの個室に通される。
個室はコの字型に並んでおり、
内側のスペースで提供者が諸々準備してくれているので、
なんだか味集中カウンターっぽいなとしみじみ。

天然とんこつラーメン専門店 一蘭HPより
味集中が目的なので理にかなっている


個室内は一面赤色灯に照らされている。お肉の色味で味覚が左右されないようになのかな。
椅子とパソコン、口直し用のお水とクラッカーが準備されている。
多分本試験では使わないであろうヘッドホンもあり、せっかくなので装着してみた。
より集中できそう。


サンプルは全部で8種類。
パソコンの指示に従い、1種類食べるごとにチェックを入れる。
入力後はすぐには次のサンプルはこない。
1分間のインターバルがあり、その間に水を飲んだり、クラッカーを食べて口をリセットする。

1分経過して、壁のボタンを押すと準備者へ連絡がいく。
個室前方にある小さな扉がスーっと開き、カップに入った次のお肉が届く。
チャルメラの音はならない。



お肉は味付けはされていない。
カップを開けた時の香りや、舌にのせた時の柔らかさ、噛んだ時の肉汁、鼻に抜ける香り=風味、食べ終わった後の舌の脂の残り具合、後味。

整った状況で、真剣に自分の味覚と向き合う。

焼肉行って、こんなに真剣にお肉の事を考えたことがあっただろうか。
チェック項目の中には、味の評価とは別に好ましいか、そうでないかという欄もあった。

よしだの回答を振り返ると、
脂たっぷりの物を好ましいに入れていたが、
ジューシーかつ、後味がすぐ消えるサンプルも好ましい枠に入れていた。

見ていなかった、自分の好みが見えてくる。
こんなに味が違うんだな。
サンプルごとに、自分の気持ちの後味も変わるんだな。

ボランティアを受けてよかったと思った。
新しい、味覚との向き合い方を知れました。


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