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石川朝11.しょーもねーけどしょうがねえ

変わっていくことよりも
過去のことがどんどん薄いものになって
その時の気持ちを忘れてしまったりなかったことにしたり
「お気に入り」だったものがお気に入りじゃなくなったり
その時の大事な物を守るために
記憶は無意識に書き換えられる
しょーもないことだったことになったり
いい話みたいになったり
要らなかったものになったりとか
そういうことの方がわたしはさみしいと感じる
ずっと、とか絶対とかそんなものってなくて
でも死ぬのって絶対で
そのための絶対か
とか

「もう絶対しない」の信憑性の無さよ
笑ってしまう
しょーもねー!
だけどその絶対を少しでも存在させようとするために人は約束を守ろうとしたり誠実でいようとするのだと思う
そういうもんなんだと思う
愛おしいね、

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