夏に籾殻燻炭

暑いから早くできると思ってた。…ら、そうでもなかった。
6月初めに燻炭を作った。冬に作っていたものが終わったが、植え付ける苗はまだあるのだ。
炭の臭いが残っているうちは確かに防虫になる。これからは特にいる。何しろ暑いのだ。植えた苗が萎れてしまう。
と、いうことで冬場と同じく作ってみたが、失敗する。
原因はやはり湿気。籾殻が湿気てる。焚き付けの松葉もしけってるらしい。小枝もしけってる。火のつきが悪い。
種火をつけてもすぐ消えるので、冬より大きく作らねばならない。結構な火力で作って、籾を入れて燃やす。春先より火が回るのが遅い。
作り終わるであろう時間になっても終わらない。燃えすぎてるかも、と思っていたらちょうどいいくらい。
意外だな、と籾を足したら火が消えてしまった。風が吹いていて、危ないかもと思ったのに。
六月に作ったのは初めてだったが発見がたくさんあった。夏場は焚き火をほぼしないので気付かなかったのだな。
暑いからやりたくないしね。
籾がまだ一袋あるので取っておきたいのだがーーネズミに袋を破かれるのが嫌なので。
こちらは籾が出来るのが11月になるので、冬野菜の植え付けに間に合わない。植え付けは10月が最盛期なのでその時に使いたいんだけど、ないんだよな~!!
山の方まで行かないと。

去年は軽トラにたっぷり積んで、庭中の果樹の根元に分厚く撒いた。バラの根元にも、燻炭とあわせて厚く撒いたら、今年はたくさん蕾がついて、春の一番花が素晴らしかった。更に初夏の二番花もたくさん芽が出たのだ。
黒星病で葉がほとんど落ちてしまい、駄目かと思ったけれど。
夏の三番花はアブラムシに結構やられてしまい、残っている新芽は僅かになってしまったが。
たくさん撒いた桃もあまい実がたくさんついたが、殺菌消毒か籾殻か、はたまた石灰水がどれが効いたのかはわからない。
でも他の野菜も含めて、春先の籾殻燻炭は防虫と温度管理に有効らしい実感はある。
一斗缶で作るやり方も試したいが、それは来年の課題かな。

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