コロナで試される日本の資質

コロナの第三波が日本を襲っている。
毎日のように感染数が増加していることを
マスコミが競って報道している。

致死率が高くなる70代以降の方はウイルスの
恐怖と毎日戦っている。

だがしかし、国民はコロナの騒動の
終わりがどういう景色なのか見えているのだろうか?

多くの人はワクチンが開発されれば安心だと
思っているのではないか?
私はそんなことで終わりにならないと
思っている。
コロナの終わりが来るときは、コロナという
ウイルスを日本に住む人々が受け入れた時に
訪れると思っている。
すなわち日常として受け入れられている
「風邪」や「インフルエンザ」と同じ感覚で
コロナも扱われるようになった時だ。

コロナは風邪とは違う。インフルエンザとも
違う。後遺症もあるって聞く。風邪と一緒に
するな。

そんなことを言う人も少なくはないだろう。
私が言っているのは風邪と同じ病気だと
言っているわけではない。
風邪を引いた時に周りからはどのような反応を
されるか?
「お大事に」か「自己管理できてないからだ」
か大きく分けるとそのどちらかだろう。

しかしながらコロナの場合はどうだろう?
「夜の町に行ったのか?」「宴会でも
やってたのか?」「いつどこで誰から
もらったの?」
などなど風邪やインフルエンザとは違う反応を
起こしている。

今でも総理が大人数の会食を行っているだとか、
自衛隊の幹部が感染して会食したからだとか、
そんな反応ばかりだ。それに対して国民も
「けしからん」だの「自覚が足りない」とか
言っている。

これ、いつまでやんの?

私はひそかに緊急事態宣言を解除する際、
安倍総理が

~インフルエンザと同様の扱いをします。
コロナにかかった人は速やかに会社や
学校に報告し、人にうつらない状態になったら
復帰してください。会社や学校の一時閉鎖は
しなくて大丈夫です。そしてどこの病院でも
診察できるようにします。~

などと言ってくれるのを期待していた。

が、しかしwithコロナとわからんでもないが、
はっきりと言わないこの状態。これがまさか
今日に至るまで繰り広げられようとは。
日本で発言力のある政治家は自分の保身のこと
しか考えずリスクをとらない。

もはや政治家頼みでは何もことが進まない
この状況を変えられるのは国民一人一人の
意識を変えるしかないのだ。

コロナはなくならない。
ワクチンが出来てもコロナに
かからないわけではない。
ようするにコロナが終結することは今後も
一切あり得ないわけである。
とするとコロナ騒動の終わりとは国民が
コロナを受け入れ、人生のうち何度
かかかってしまう防ぎようのない病気であると
認識しなければいけない。

防げずかかってしまうのであればどうしたら
良いのか?これはまだまだ検証が必要だが
だるいと思ったら「早めのパブロン」で
すぐに寝ることだ。風邪の一種であるコロナの
新型なのであれば風邪薬も役に立つはずである。

今までは37.5℃ぐらいの熱では会社や学校へ
行く人が多く、まわりもそれを求めたであろう。
これからはコロナの可能性もあるから会社や
学校を休みなさいと言われるような世の中を
作っていこうじゃないか。

21世紀の日本は風邪にもコロナにも
そして弱者にも寛容な社会を目指そう。
それこそが成熟した社会といったものである。

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