変化と繋がりが深まったSEASON2
きっと、そらでつながってる。
さみしいも、たのしい。
ゆるキャン△ SEASON2
2018年冬アニメにて1期が放送され、2021年冬アニメから3年ぶりのゆるキャン△ SEASON2が始まった。
作品としては女子高生がソロキャン、グルキャンする話。
キャンプをしてみたいと思えたり、のんびりキャンプする姿を見て癒されたりする作品でもある。
個性的なキャラ、体感時間が短い、話の繋げ方、話の終わり方、飯テロ、再現度、背景、OP、ED曲、BGMと挙げればきりがないぐらい良い点が多く完成度が高い。
再現度の高さというところでは、ロケ班が優秀なのもあり、作品愛を感じます。
夜景と日の出シーンは美しさすら感じ、この要素がキャンプって良いなとさせてくれます。
作品愛で言うとOP、EDが同じアーティストさんが歌っている点は作品のファンからすると嬉しいものです。
結論からいうと、ゆるキャン△ SEASON2は1期との違いもありながらも完成度が1期同様に高かった。
年越しキャンプ、山中湖キャンプ、野田山健康緑地公園キャンプ、伊豆キャンプ、どれも素晴らしいものであった。
そして私の中では「変化と繋がりが深まった」、そんなゆるキャン△ SEASON2だったなとも思います。
変化と繋がりが深まった
個人的に「変化と繋がりが深まった」を短く書いてみた。
▼1話と言えばカレーめん
「カレーめん」は1期でなでしことしまりんが出会った際に食べたキャンプ飯、二人を繋いだキーアイテム。
そんなカレーめんがSEASON2でも登場し、シチュエーションがよく、上記にも書いた1期を思い出せるような作りにもなっていた。
▼なでしこの変化
SEASON2で挙げるなら一番の変化!
主人公の一人のなでしこはしまりんの影響でキャンプを始めたのもあり、自然とキャンプスタイルにも影響を受け、実際に行動に移した。
「寂しいも楽しい」、そんな感慨深い言葉が染みた。
すぐに行動に移す若さや何でもやってみようという姿は好印象。
身延駅のシーンは個人的には外せないシーンなので是非とも見て欲しい。
↑見るのではなく感じるが詰ったシーンでもあった。
▼しまりんの変化
主人公の一人のしまりんのキャラは見ていてすごく癒され、ソロキャンでこそしまりんの良さは生きる。
なでしこに影響を与えていたが、逆にしまりんもなでしこから影響を受けていた。
本人もなでしこにソロキャンを紹介するが、紹介した後に一緒に行きたかったのだろうなと思えるシーンや伊豆キャンでは本人の口から楽しかったが聞けたりできたので変化を感じた。
▼アヤちゃん
新キャラの土岐綾乃は気だるげなキャラだ。
CVやっている黒沢ともよさんの声がすごく合っていた。
実際にいそうな年頃の感じや、自然体のような感じで演じられていて、純粋に上手だなと思った。
これからという所ではあるが、アヤちゃんにも心の変化はちとあったようなので今後も注目のキャラだ!
▼ご縁からの楽しい
ご縁というと2話のお茶屋から感じることができる。
なでしことPC姉妹との出会いもそうだが、飯田さんたちとの出会いがとても印象的だった。
むしろ飯田さんいなかったらと思うとヒヤッとするw
その場の出会いだけでは終わらず、他の話でも関りがありご縁を感じた。
作中では実際にご縁からキャンプが楽しくなっていたので、「ご縁からのたのしい」は良いものだなと思った。
▼繋がりが深まった
ソロキャン、グルキャンと形は違えど、繋がっている。
これは1期でも言える事ではあるが、2期では更に深まったなと思う。
アニメ内であったシーンで言うと、各々楽しんでいる時のLINEの会話や写真。
なにげないシーンでの自然体な感じがより自然体になったと私だけだろうか?
個人的に一番繋がりが深まったとなったのは12話の日の出のシーン。
言葉で表すのは難しいが、雰囲気なども相まってコレだな自分の中ではなっている。
またこれはご縁の話と通ずるが、メインキャラの斎藤さんがアクティブになったり、なでしこの姉、しまりんのおじいちゃんのサポートなどからも繋がりが深まったのだなと思う。
1期の積み重ねの賜物とも言えるだろう。
▼1話と最終話の繋がり
SEASON2の始まりはこれがなかったら変化も繋がりもなかったであろうから、全ての始まりと言っていいであろう。
最終話はこの作品といえばのなでしことしまりんの会話からというのもこれまた良く、尊さすら感じた。
キャンプが終わっての余韻に浸りながらも自然と繋がる感じがとても気持ちがいいものであった。
1話自体はしまりんの見てみたい姿が見れるのでしまりん好きは必見です。
これが私の中での「変化と繋がりが深まった」SEASON2でした。
癒し効果のある作品を見ると、その後に喪失感を感じたりしますが、2022年には劇場版も決まっているので、まだゆるキャン△は終わらないのです。
むしろ何度見ても飽きない作品なので、劇場公開されるまでに私は何回見ることになるんでしょうね(^^)
楽しみで仕方がないです。
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