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ASENAVI MAGAZINE

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東南アジアで働くを近くするWebメディア「アセナビ」を運営するアセナビメンバーが発信するASEAN記事をまとめていきます。
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2018年6月の記事一覧

宗教が色濃い国にいると、彼らの信仰心からくる優しさには敵わないんじゃないかと思うけれど、恩をつないでいくことは私にだってできるはず。 #イスラム #宗教

言の葉に、自分だけの色をつける

「留学」のふた文字にひどく苦しめられていた。 語学学校に通いながら、文章を書く。私の留学生活はこんな感じで進んでいる。インターンやボランティアを考えたことはあったけど、これ以上何かを増やすのは嫌だった。 この生活に不満はない。大好きな語学と文章に時間をさけるし、周りの環境にも恵まれ、おおむね充実した生活を送っている。 けれど。 いちど足を止めると、首をかしげた「留学」のふた文字が私に近寄ってくる。 「それって留学なの?」 SNSでのぞく隣の芝の青さも、そいつの足を

ふつふつと何かが湧いてくるまで。バンコク・クアラルンプール

約一週間の旅が終わった。日本から来た友だちと、バンコク・マレーシアの旅。写真とともに、この期間で思ったことを備忘録として残しておきます。 ①バンコクとKL、言葉の違い 二度目のバンコク滞在で気づいたのは、その国の言葉で挨拶を交わせることの温かさだ。行きかう人々が「サワディカー」「コップンカー」と手を合わせるところをみて、思わず笑みがこぼれた。 これはKLに住んでいるからこそ強く感じたのだと思う。マレーシアは言わずと知れた多民族国家。マレー・華人・インド系のほか、中東や南