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【サウナレポ】サウナ しきじ_サウナの聖地の実力はいかに

サウナ しきじ とは

静岡駅から車で約10分に位置にある、サウナ界の聖地と言われているサウナ施設です。しきじとは地名のことで”敷地”からきているようです。聖地と言われている理由は、様々ありますが最も多く目にするのが、天然水を使用している水風呂が最高に気持ちいいことです。サウナーの中には水風呂がサウナのメインと言う人がいるほど、サウナ室と同様に水風呂のクオリティは大切です。そしてこの水風呂が飲めることも有名で、お土産として持ち帰ることも可能です。そんな水風呂を楽しみにサウナを満喫してきたので紹介します。

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聖地は本当?

メディアを中心に聖地と紹介されていますが、色々なサイトや口コミを見ると聖地との呼び名には賛否が別れていました。本当に聖地と呼ばれるにふさわしいか?聖地だとしたら何がそこまで良いのか?各県からサウナを求めて静岡まで行くのか、その理由を探すこともしきじに行く楽しみでした。
結論から言うと、サウナの聖地としてふさわしい施設だと感じました。理由としては以下の通りです。

・2種類のサウナをそれぞれ楽しめる
・天然水を使った水風呂がまろやか
・男女ともに楽しめる
・食事が美味しい。味噌汁が格別

2種類のサウナをそれぞれ楽しめる

しきじには2種類のサウナがあります。サウナ室が隣り合ってあるのですが、ガラスで仕切られていて、隣のサウナを見ることができます。
1つ目のフィンランドサウナは温度が110℃と非常に高温な設定です。一般的なお馴染みのサウナの種類で、非常に高温ですが湿度がちょうどいいのか、じっくりと汗を書くことができます。
2つ目が薬草サウナになります。サウナの種類はボナサウナという種類になります。ボナサウナは椅子の下にヒーターが格納されているタイプで、暖かい温度が下から上に上昇することを利用して温まることができます。温度が60℃で中温なのですが、湿度が70%ととても高いので体感は非常に暑く10分入ることもできないです。更に定期的にスチームが発生します。その時は発生した蒸気によって、外からサウナ室の中が見えなくなります。サウナ室の中に薬草が吊るされていて、非常に良い香りがします。
複数のサウナがある施設はよくありますが、メインサウナが人気で他のサウナは少数しか入っていないようなイメージがあります。しかし、しきじでは両方のサウナがどちらも人気です。それぞれに魅力があり、いつも満席でした。私もサウナに入り始めた時ははとりあえず温度が高ければ汗をかける良いサウナ、と考えていていました。しかし中温でも湿度が高ければ体感温度が高くなり、全く違うサウナの楽しみ方を、2種類のサウナで基本を体感することができます。

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※薬草サウナ(サウナ しきじ公式HPより)

天然水を使った水風呂がまろやか

入った瞬間にわかりまます。他施設の水風呂と比べて圧倒的にまろやかであることに。「しきじの水風呂は最高だ」みたいなクチコミはかなり見ていたので、正直そんなにかわるか?と疑っていました。しかし実際入ってみると「全然違う!」と、つい口に出してしまいそうになりました。水温も17℃とそこまで低くないので、ずっと入れてしまいます。また水が流れ出ているところから飲んでみましたが、水道水やミネラルウォーターとは全く別物でごくごく飲んでしまいました。
施設にあった天然地下水成分表を見ると、”ミネラルが豊富な軟水”であることがわかります。

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日本においては一般的には、硬度0~100mg/lを軟水、101~300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水に分けられています。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0~60mg/l 未満を「軟水」、60~120mg/l 未満を「中程度の軟水」、120~180mg/l 未満を「硬水」、180mg/l以上を「非常な硬水」と言われています。

上記を見るとしきじの硬度84は軟水(中程度の軟水)であることが分かります。他の水と比べると硬度は高いですが、これはミネラルが豊富(カルシウム・マグネシウムの量が多い)であるためです。市販のミネラルウォーターよりミネラルが豊富であるため、飲むと非常においしく感じられます。
水のまろやかさと言うと、硬度が低いと軟水で良いように感じますが、ミネラル量も大事であることが分かりました。他の施設の成分が分かれば、比較しやすいのですが、硬度と言うものを勉強する良い機会になりました(笑)
水風呂についてかなり詳しく書かれているサイトを見つけたので、今後は意識して水風呂をに入りたいです。まあ、言いたかったのはそれくらい衝撃的だったと言うことです

男女ともに楽しめる

サウナブームによって男女ともに、サウナに興味を持つ人がかなり増えてきましたが、有名なサウナ施設では男性専用施設が結構多いです。最近では女性専用施設ができているようですが、男性専用の方が圧倒的に多い印象です。個人的にはサウナの聖地は男女ともに楽しめる施設であって欲しいと思います。
ここで注意が必要なのが、男女ともに楽しめる施設であるが、風呂だけでなく、休憩所や食事処も男女が別れていることです。スーパー銭湯をイメージして、サウナ後は休憩所で一緒にゆっくりしたいカップルなどには向かない施設かもしません。あまりこのスタイルの施設をを知らなかったので、休憩所に男性しかいなく、他にも休憩所があるものだと思いウロウロしました。

食事が美味しい。味噌汁が格別

サ飯の時間となりました。頼んだのはシンプルイズベストな生姜焼き定食です。ドラマ「サ道」に登場していたもので、多くの人が注文していました。料理にも水風呂の水を使用しているようで、料理に水が如何に大事な要素であるかを感じることができます。ご飯も、生姜焼きも、他の料理もおいしかったのですが、味噌汁が美味しすぎました。しきじで一番衝撃的だったかもしれません(笑) 「こんな味噌汁飲んだことない!」ちょっとオーバーな表現かもしれませんが、あながち間違ってもいないと思います。これ以上うまく表現はできないので、ぜひしきじに行ってみてください。

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味噌汁についてはイケメン蒸し男くんも推してましたよ!

注意

聖地を満喫するために注意が3つあります。
1つ目は、すでに紹介していますが、休憩所、食事も男女別行動となることです。スーパー銭湯のようなカップルが多いと目についてしまう方にはお勧めかもしれません。(笑)
2つ目は、サウナ室のとびらが完璧に閉まりずらいことです。特に薬草サウナの方です。最後までしっかりと締め切らないと、数センチ空いてしまいます。薬草サウナは少し開けていたいくらい暑いのですが、サウナーみんなが楽しめるように注意しましょう。私が行った時も数人締め忘れてサウナに入っていく人がいたのですが、そんな時は外で並んでいるひとが閉めてあげていましたね。サウナーは優しい!!
3つ目は、Wifiがあまりつながらないことです。いちよWifiはとんでて接続はできたのですが、動画をみたり、SNSを更新しようとすると、動作しませんでした。人が多かったことが原因かもしれないので、いつもかはわかりませんが注意点として紹介しておきます。

最後に

今回はサウナ界の聖地「サウナ しきじ」に行ってきました。評判通り大満足の施設でした。3月6日の夕方に行き、宿泊して3月7日の朝にもサウナに入れました。サウナの日にしきじに!と考える人がたくさんいて、非常に混雑していました。それくらい魅力的な施設であることが分かりました。今度いく機会があれば大きめのボトルを持参して、天然水を持ち替えろうと思います。


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