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【MQL4】pipsについて

いままで漠然と何となくpipsを使って利確や損切を設定していましたが、先日自作のEAを使ってXAUUSD(金 vs ドル)で試したところ利確の幅がおかしいことに気づき、調べたところ金はpipsの算出方法が違うということがわかりました。そこで今回はpipsについて調べてみます。

Pointとの違い

MQL4で注文するときは最終的にはpointを使います。これが最小単位になりますが、pipsは業者によって異なります。

ざっくり言うと

1.円がらみの通貨かそれ以外か、 (USDJPY.AUDJPYなど)
2.業者の扱う価格の小数点以下が2で割り切れる数か(小数点以下が2桁・4桁,あるいは3桁・5桁)

この2点を考えるといいと思います。

桁数に関するとこれ以外の桁もありますが、ここでは考えないことにします。

2桁・4桁業者

通貨の小数点以下が2桁と4桁の業者は PIP = POINT になります。

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3桁・5桁業者

通貨の小数点以下が3桁と5桁の業者は PIP = POINT*10 になります。

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ですのでMQL4で書く時にはすごく簡単に書くと

double PIP =0.0;   //ここでは変数をPIPとしてみます。

if(_Digits%2==1)
{
PIP =_Point*10;
}

_Digits :  現在表示中の通貨の小数点以下の数(int)

%2==1  : 2で割ったあまりが1だった場合は

_Point   :表示中の通貨のポイント

ということになります。

基本は上記の形でいいと思いますが、金や石油などはまた違ってきます。



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