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ケースワーカーによる訪問調査を受けました(電話)

こんにちは。寒くなって掛け布団を出すべきか悩んでいるメンヘラナマポおばさんのASD_ADHD_REIKOです。

突然、役所のケースワーカーから電話がありました。生活保護制度における『訪問調査』…いわゆる家庭訪問です。

訪問調査について生活保護手帳から引用します。

第12章 調査及び援助方針等
1 訪問調査
要保護者の生活状況等を把握し、援助方針に反映させることや、これに基づく自立を助長するための指導を行うことを目的として、世帯の状況に応じ、訪問を行うこと。世帯の状況に変化があると認められる等訪問計画以外に訪問することが必要である場合には、随時に訪問を行うこと。また、訪問計画は被保護者の状況の変化等に応じ見直すこと。
(2)訪問計画に基づく訪問
訪問計画は、次に掲げる頻度に留意し策定すること。
ア 家庭訪問
世帯の状況に応じて必要な回数を訪問することとし、少なくとも1年に2回以上訪問すること。

つまり生活保護世帯に対し、少なくとも年に2回の訪問調査を行うこととなっています(長期入院・入所者は年に1回でもよい)。生活保護手帳に記載がありませんが各世帯への訪問調査の頻度は必要性に応じてA~Fの6ランクに分けられ、訪問計画が立てられるそうです。

ランクと頻度の関連性はわかりませんが(さすがに職員には聞きにくいので…)家庭訪問は1か月~6か月に1度程度と幅があるそうで、高頻度での訪問調査が必要とされる背景は、健康、対人関係、金銭管理など何らかの「気がかり」、または就労指導の必要性があります。

家庭訪問については、昨年まで定期的に行われていましたが、当面の間は緊急対応等最低限で必要とされる場合のみ家庭訪問するのとことで。基本的には電話連絡をもって家庭訪問に替えるとケースワーカーから説明がありました。これもコロナの影響ですね。

私の場合は
(1)障害者世帯
(2)昨年まで断続的に日雇いアルバイトの就労をしていた
(3)昨年11月生活保護停止になった(日雇給与が保護費を超過)
(4)ここ数年毎年精神科病院に任意入院している
という状態なので、約2か月おきに調査を受けています。

ケースワーカーの勤務時間が8時半~17時迄になっているのと、平日日中家にいることが多いので、私の経験上早朝・深夜の時間帯の訪問調査はありませんでした。
過去の家庭訪問では玄関先での会話で済んだ場合と家の中に入って調査を受けた場合と両方あります。ガサ入れのようなタンスやクローゼットを開けられた(開けるよう指示を受けた)経験はありません。

今回ケースワーカーに聞かれたことは
・日々の活動(どのくらいの頻度で買い物等に外出しているのか等)
・通院の頻度(私の場合は精神科通院が週1回)
・就労状況(私の場合はB型作業所への通所頻度)
・金銭管理状況(支出の節約に努めているか等。今年は定額給付金の使い道を聞かれました)
ざっくりですがこんな内容です。

イマドキの質問だと感じたのは以下の通り。
「ヤフオク、メルカリでの収入がありますか」
「マスクや手指消毒アルコールは足りていますか」

生活保護法
第10章 被保護者の権利と義務
(生活上の義務)
第60条 被保護者は、常に、能力に応じて勤労に励み、自ら、健康の保持及び増進に努め、収入、支出その他生計の状況を適切に把握するとともに支出の節約を図り、その他生活の維持及び向上に努めなければならない。

原則、家庭訪問を拒否することはできません。ケースワーカーといい関係を築くためにも家庭訪問にはこころよく応じたほうがよいと私は思うのです。

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