【おもちの発達障害自伝2】空気が読めない
はじめに
こんばんは。
自閉スペクトラム症で精神保健福祉士のおもちです。
発達障害自伝を書こうと思ったときに、どんなことを書こうと考えるのですが、いろいろ伝えたいことがあって、どこから書いたら良いか迷っています。
今日は、今、私が1番伝えたいことを発信しようと思っています。
空気が読めない ~私の場合~
空気は読めないが、読めていない空気は読める
私は、空気が読めない発言や態度をとってしまうことがあります。
最近は結構な大人になったので、発言しない、反応しない、などの対策をとっていますが、それでも限界があります。
万が一、空気を読めない発言や態度があった場合、定型発達の方は・・・
「・・・」「苦笑」などの反応があり、私は、「空気を乱した!」と思うのです。
つまり、「空気読めていなかったぁ」という空気を読むことはできるのです。
とても傷ついて、反省する
私は、空気を読めていなかったことについて、とても反省しますが、反省したところで、なかなか学習には結びつきません。空気を読めないことを繰り返してしまいます。
反省するには、定型発達の方の反応があるのです。
定型発達の方の反応にはとても傷つきますが、世の中では、おもちが悪いことになるのです。それもわかるので、私はその度に反省するのです。
いじめに発展する
反省しすぎると、定型発達の方の呆れ始めます。
どうなるかというと、無視が始まったり、誤解によるいじめが始まります。
あまり思い出したくないので、具体的には言いませんが、そのうち、存在だけでも嫌がられます。
仕事を辞める
そして、我慢できなくなり、仕事を辞めるの繰り返しでした。
定型発達の優しくて、厳しい上司や同僚は「ここで辞めたらどこでもそうなるよ。」と言ってくれます。確かに、どこでもそうなりましたが、定型発達の方が、このいじめを我慢できるのかは疑問です。
自閉スペクトラム症とわかる
私の場合は、職場から捨てられた身なので、自分で精神科に受診しました。
正直、ホッとしました。
クリニックのスタッフさんたちも、具体的な指示をくれるので、とても助かるし、今まで苦しかった自分を救ってくれて、本当に感謝です。
おわりに
「空気は読めないが、読めなかった空気は読める」という表現で、定型発達の方はイメージがつくでしょうか。
定型発達の方の反応は読めるので、とても傷つくのです。でも、自分が悪いのは分かっているので、傷ついたことを隠していたのです。
そのような発達障害、発達障害グレーゾーンの方は多いのではないでしょうか・・・
ぜひ、定型発達の方にこれを理解してほしくて、発信してみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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