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義理人情~人間関係の真髄~

義理人情。
私は物心ついたころからとても大事にしている。
私が築いてきた人間関係は義理人情の下で成り立っている。

義理人情とはなんなのか。
それについて私が今まで思ってたことを書いてみる。

①義理とは

1.物事の正しい筋道。また、人として正しい道。道理。すじ。

2.社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。道義。

3.つきあい上しかたなしにする行為。

4.血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。血のつながらない親族関係。

5.わけ。意味。

※デジタル大辞泉(小学舘)から引用

②人情とは

1.人間の自然な心の動き。人間のありのままの感情。

2.人としての情け。他人への思いやり。

※デジタル大辞泉(小学舘)から引用

③義理人情とは

上記の「義理」と「人情」の意味を踏まえて、私はこのように考える。

物事にすじを通し、それに対してありのままの感情で思いやりを持って答えること。


④義理人情が何故ワンセットなのか

「受けた義理は人情で返す」というのが私なりのポリシーである。
「義理」を「義理」で返すのも問題はない。
すじが通っていれば、すじ通り返す。
一番大事なのは、人間関係において「すじを通す」ということ。

では、何故「義理人情」にこだわるのか。
それは「義理」というのは、あくまで「正しい筋道」、すなわち正しいことであればそこに感情がなくても「義理」は成立する。

「義理」には「建前」と似たような意味合いがある。
「義理義理」の人間関係はまさしく「ギリギリ」な状態で、いつ崩壊してもおかしくない瀬戸際と言える。

「人情」は思いやりという面が強く、相手のことを思ってする言葉、行動が含まれる。
「すじが通ってる」と思える言葉、行動に対して、ありのままの気持ちで受け止める。
その「すじ」に納得が行かないのであれば素直に伝えればいい。

上っ面の「建前合戦」の「義理義理」の関係は一生深まることはない。
それでもいいと思える相手ならそれでいい。

しかし、自分にとって大事な人だと思える人には「義理人情」の関係を築くべきである。

常に正しい筋道を示し合い、それにありのままの感情で、相手を思いやって言葉をかけて、行動ができる関係が私は最強だと思う。


自分自身義理堅く、人情深い人間の追求を今後も怠らない。

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