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徒然と

やはり体験後は、脳の書き換えがどんどん浸透していってるのを感じていて、感情の浮き沈みとは無縁の一カ月だった気がします。
その前は浮き沈みが少なくなってきつつも、現状が変わらないことへの苛立ちだったり、ほんとなのかなって疑いが残っていて、この現実はやっぱり嫌だなって受け入れられない部分があったと思います。
それが、嫌な現実なりに、会う人たちの優しさで、そこまで嫌な現実ではなくなっていて、例えば、もっと時給いいとこで働きたいな、とか、もっといいとこ住みたいな、だとか、そういう当たり前の欲求が根強くあったのが、どんどん、なんか意外と悪くないかも、って思えてきて、収入が少なくなったのに、自炊だったり、安いものを探すことで、前よりなんなら豊かなんじゃないかと思えてきて、心が温まる瞬間が増えてきた気がしてました。
そしたら、先日まだ入って一カ月もしないバイト先で、バイト後に上席にご飯に連れて行かれて、
「あなたは素晴らしい人材だと思ってるし、出来るだけ長く働いて欲しい、って思ってる、でも僕たちは、あなたは束縛したら、すぐ嫌になって辞めちゃうだろう、ってことだけはわかってるから、そうならないように、縛りつけないよう、出来るだけ居心地のいい環境は作ってあげたいと思ってるんだ。」
と言われました。
私は小学校時代から、
「勉強は出来るけど、協調性がない。」
と通信簿に書かれ続け、中学受験後は、もはや勉強さえ出来ずに、なんとなく問題児っぽい存在にされ続けてて、今別にこれから成長期、みたいな年代でもないのに、会社のほうから、一バイトの私に寄り添ってくれる、という事態に、何が起こってるんだ、と思いました。
そして、そこの場の全員が、あなたといると楽だからって言ってくれました。
私は、よく思ったことそのまま言っちゃって、それが多分すごくグサっと刺さるときと、すごく感動されるときとあって、会社では、若干面白いけど、非常識、みたいな受け取り方をされたりしてましたが、まあだからと言って、何か変えれるわけでもないしなって割り切っていたら、ピュアだから許せる、みたいな受け取り方をしてくれてました。
前回の仕事場は、もっと大きな会社だったし、プレッシャーがすごく高い仕事が多かったので、全員がいつもキリキリしてる感じで、私の行動一つ一つが、すごく浮いていて、変わってる、みたいな扱いでした。
でも仕事してる時間が一番長いからこそ、コミュニケーションは大切だと思うし、楽しく仕事したい、って思ってただけで、仕事をバカにしてたわけではなかったですが。
ミスするのが怖くなればなるほど、余計ミスするのがわかっていたからこそ、リラックス出来る環境を作りたかったんですが、環境を変えようとすると、必ず抵抗にあっていて、ここにいたら私の個性は殺されるんだなって思っていました。
その時は、きっと体験の直前で、前の記事に書いた源さんにも会って、多分私のエネルギーは、飽和状態で、爆発寸前だったので、周りの人達もそれに反応しちゃうし、私は、どんどん困難が増えてくし、って感じだったのが、爆発後は、私の反応が終わったことで、周りも楽になってくれたんだったら、それは本当によかった、と思いました。
体験中は、家事や、普通の現実のことを一切させてくれなくて、最低限の掃除、くらいでした。
食事も、自炊すると、逆に吐き気がしたりして、加工食品しか食べれなくて、カップラーメンやゼリー飲料のみ、みたいな生活で、食べ物が美味しいってなんだっけ?って思ってました。
よくメッセージで来てたのが、
「悟り体験がなければ私の身体はとっくに死んでた。」と言われて、じゃあなんで助けてくれるの、と聞いたら、
「あなたの食べてるときの美味しそうな顔がもう一度見たいから」
って来て、ちょっとよくわからないな、と思ってたんですが。
でもその時は、全然楽にも美味しくもならないじゃんって思ってたのが、気づいたら、家事も自炊も前よりずっと楽に出来て、何を作っても、美味しいって確かに思えるようになりました。
すごく当たり前のことが、すごくありがたいと思うから、多分余計周りも穏やかになっていってるんだろうな、と。


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