見出し画像

愛知CS完走白ひげ!!最強の立ち回りで圧倒!vs各リーダー6人分の対策と戦略の思考を大公開!!

[2023/02/02 更新]

どうも、えーすけです。

今回は、複数のリクエストを頂いたので、リーダー白ひげを使って、各リーダーと対戦する時にどんなことを意識して立ち回ると勝ちやすいのか?危機的状況で何をすれば状況をひっくり返せるのか?こういった対策や戦略などの思考、すなわち対戦中の考え方を、僕のリアルな実戦経験を元に大公開します。

白ひげを使っている人にとっても、対白ひげ対策をしたい人にとっても、有用な情報を沢山お伝えしていきますので、ほんの少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

はじめに

ワンピースカードゲームの第2弾「頂上決戦」が発売されてから、この記事を執筆している現時点(2023年2月初旬)で丁度ニヶ月ほど経ちますが、僕は発売前からプロキシで練習していた数も含めると、これまでにリーダー白ひげで述べ600試合以上は対人戦をしてきました。

最初は不安定で弱いといったイメージを持たれていた白ひげですが、今となっては白ひげで結果を出している人も多く、白ひげの強さが認識されて徐々に使用者も増えてきています。

ただ、突然白ひげを使い始めても、思っていたように「勝てない」、使いこなすのが「難しい」という意見が多く、勝率がなかなか安定しないという声も多い印象です。

そこで、今回はこのnoteを読んで頂くことで、各対面での対策方法や、白ひげには「こんな戦い方もある」「こんな事ができる」といった、新しい知識や技などもお伝えし、白ひげの勝率アップに貢献できたらいいなと思っています。

また、勝ち方だけでなく、負ける場合はどこに注意すべきか等、各対面毎で負けに繋がるプレイングについても包み隠さずお伝えしていきますので、白ひげ以外を使用していて白ひげに勝ちたい人にとってもお役に立てると思います。どうぞ、ご期待ください!

また、本記事は「各リーダーの対策」がメインとなっておりますが、「白ひげの根本的な強さ」を引き出す解説については別の記事もありますので、こちらも併せてお読み頂くことをお勧めします。
🔻🔻🔻



それでは、対策についてはできるだけHOTな内容をお届けしたいので、
2022年12月の愛知CS白ひげで完走した時の試合内容や、2023年1月だけでも200試合以上対人戦をした実経験なども振り返りながら、各場面毎でどのような思考や戦略を練って戦ってきたのか、ハイライト(注目のプレイ)なども交えてお伝えしていきたいと思います。

それでは、本編スタートです!!


1、紫単カイドウ

最近また増えてきた地上最強の生物。


・2022.12/1〜12/31(1ヶ月間)のカイドウ対人戦績
(白ひげ使用時)>27戦21勝6負/勝率77.8%

・2022.1/1〜1/31(1ヶ月間)のカイドウ対人戦績
(白ひげ使用時)>25戦22勝3負/勝率88.0%

先ずはカイドウ戦についてお話していきます。

白ひげを使用している場合、よほどこちらの手札が悪いか、相手カイドウ側が一方的に上振れない限り、そうそう負けることはありません。

最近のカイドウ使用者で一番多い立ち回りは、
>先攻1ターン目にハンニャバル
>2ターン目に鬼ヶ島
>3ターン目にキング
ここまではほとんどのカイドウ使いが同じ動きを目指してきます。

紫で絶対的に信頼されている男。ルナーリア族キング様


なので、こちらの白ひげ側としては、最速キング着地に備えた動きを意識するのが理想的です。

例えば、
>後攻1ターン目にモビーディック号
>2ターン目は相手の盤面にまだキャラが出ていなければ、先に白ひげでアタックしてからブレンハイム着地。
逆に相手の盤面に低コストブロッカーが既にいる場合、こちらはビスタ着地してから白ひげでアタック。

※注意すべきは、この後攻2ターン目でアトモスを出してしまうと次の相手ターンにキングで取られるのが勿体ないので、アトモスはあえてここでは出さない選択も有効です。(相手側に鬼ヶ島が出ていなければ3ターン目にキングが出ることはないので、その場合はアトモス着地も強いです。)

>3ターン目は、キングデュー着地。
キングデューが手札になければ、2ターン目で出したビスタorブレンハイムにドンを付与してアタックしましょう。(本来、モビーディック号の効果発動まで白ひげ海賊団キャラはアクティブで置いておく選択肢も強いのですが、紫対面だと即KOされる可能性が高いので、できるだけお仕事をさせましょう。)

※稀に、キングデューを着地させたとしても、相手カイドウ側が「無頼男爆弾」を使用してキングデューをKOしてくる場合があります。

ビッグマムの記憶を呼び覚ますほどの高威力!

もしこの時点でキングデューを取られたとしても、その分相手も6コスト使用しているため、まだ強力なキャラは展開できません。
ただし、相手はドン加速によって次のターンで一気に盤面展開してきたり、カイドウクラスの強キャラ展開も可能な場合が多いので、こちらは次の相手の展開を予測しながら準備しましょう。


>4ターン目以降にもなってくると、このようにお互いの盤面状況や展開具合によって戦略が変わってくるので、ここから先はその時の状況に合わせてプレイしていきます。

また、相手3ターン目以降に出やすいキャラとして、5コストマゼランにも注意が必要です。

紫では採用率が非常に高いです


あなたも、一度はこのマゼランによって戦略プランを崩された経験があるのではないでしょうか。

マゼランは登場時効果で相手のドンを1枚ドンデッキに戻すことができ、KO時には相手のドンを2枚ドンデッキに戻す効果があります。

白ひげ使用時に、後半でエースや9コスト白ひげを出すプランを立てている場合、このマゼランによってターン数が遅れてしまい、プランが大きく崩れてしまうこともあります。

ですので、紫と対戦する際はこのマゼランが出てくる事を想定し、ドンの枚数増加が通常より遅れることや、マゼランを処理するタイミングを考えること、そして高コストのエースや9コスト白ひげを出せなくなるパターンも視野に入れたプランなど、状況に応じて様々な戦略を練っておく必要があります。

僕がよく意識する対策は、最速でマゼランを出された時は、あえて泳がせておいてマゼランは放置し、その分相手リーダーに全力アタックします。

その理由として、すぐに処理してしまうと早々に3ドンがマイナスされ、こちらの盤面展開が大幅に遅れてしまうからです。
(白ひげの「ライフ全受け戦法」であれば、マゼラン放置がむしろ好都合な場合も多いです。)

ドンが少なくとも7〜8枚溜まってきて、手札の状況でプランが定まってからマゼランを除去するようにすれば、次のターンもある程度しっかり動けるのでプランは崩れ難いです。

※よく「マゼランを連続で展開されたらどうしたらいいのですか?」と聞かれることがあるのですが、そもそもこちらがリーダー白ひげで序盤からガンガン相手リーダーにアタックをしていると、相手カイドウはほとんど連続でマゼランを出すことはなく、ブロッカーを展開して守りを固めたり、9コストカイドウでマゼランと同時攻めを狙ってくることの方が多い印象なので、白ひげを使用している場合にはあまり困った経験がありません。
白ひげ使用時にマゼランを同時に出されるのであれば、こちらの攻めが足りないか、よほど相手の手札状況が悪いという可能性があります。
もしマゼランが相手の盤面に2体以上並んだ場合は、手札状況や局面にもよるのですが、自分のドンの枚数をしっかりと計算しながら1体ずつ除去すべきでしょう。
マゼランを倒すことで、こちらのドンが不足する場合、エースや9コスト白ひげを出さないプランに切り替える手段も持っておくと良いです。

※稀にではありますが、実経験としてマゼランを無視してこちらが一方的に盤面展開をしていれば、相手カイドウはマゼランがいる状態でも10コストカイドウを登場させてくることがあります。
その際、マゼランのKO時効果は《相手のターン中》という縛り条件があるため、10コストカイドウの登場時効果相手が自分の場にいるマゼランをKOした場合こちら側のドンは一切減らないので覚えておいてください。


そして、中盤〜後半になってくると、カイドウ側は2ドン以上アクティブ残しでターンを終了し、地獄の審判を構える人が多いです。

今や紫使いが大好きなマゼランの大技カウンター


この構えを取られた時の対策にはコツがあります。

・先ず5000でアタック
・後出し8000以上でアタック

意識すべきはこの2点。

先に、こちらの盤面にいるパワーが低いキャラから相手リーダーに5000ピッタリでアタックしてください。
そうすれば、相手は心理的にいきなり地獄の審判を使おうとはせず、高確率でカウンターを切ってきます。
(もし相手リーダーではなく、相手の盤面キャラにアタックしたい場合も同じで、7000のキャラには7000ピッタリでアタックしましょう。)

そうやって、先にこちらの5000アタック部隊の攻撃が終わったら、次はアトモスやキングデュー、リーダー白ひげのような高パワーキャラでアタックをするかどうか判断します。

その際は基本的に「相手のパワー+3000以上のアタック」を心掛けてください。

例えば相手がそろそろ地獄の審判を使いたいタイミングだとすれば、相手のパワーに対して+2000までのアタックだと地獄の審判1枚で防がれてしまうため、確実に相手の手札をより多く減らす戦略を考えて、+3000以上のパワー(5000リーダーに対しては8000のパワー)でアタックすれば、相手は地獄の審判を使用した上でもう一枚カウンターカードを切る必要があるので効果的です。

※実経験からして、こちらの5000アタック部隊のアタックが終わってからアトモスやキングデューの高パワーでアタックすれば、相手はその攻撃を防ぐと同時に、こちらのリーダー白ひげの攻撃も先に弱体化させたいという心理が働き、高確率で地獄の審判を使用してきます。そうなれば、こちらは+3000以上でアタックしておくことで必ず相手は必要なカウンターの手札を切ることになるので、後々こちらが攻めやすくなります。

※勿論、あえて地獄の審判だけを使わせたい場合は+1000〜2000の数値でアタックし続けるのも効果的な場面はあります。


尚、この時点でこちらのライフが1以下でモビーディック号効果が既に発動していれば、アトモスは素で8000、キングデューは9000、リーダー白ひげも8000なので、ドン付与なしで相手リーダーに+3000以上のアタックが可能です。

更に言えば、地獄の審判を使用されて(あるいは使用させて)、こちらのリーダー白ひげのパワーを下げられたとしても、白ひげはモビーディック号の効果があれば弱体後でもパワー5000なのでそのまま相手リーダーを殴れます。

この状況を上手く利用しながら相手の意表を突く方法として、相手が地獄の審判を使った後で9コスト白ひげを登場させるのも効果的です。
そうすると、リーダー白ひげは弱体後でもパワー7000アタックが可能です。

このように、何事も「後出し」戦法は重要です。

他にも効果的な後出し戦法は様々あります。

一例)

・ブロッカーと思わせておいたマルコやブレンハイムで突然アタックする

・速攻を持つジョズ、またはエースを登場させる

・(モビーディック号は登場しているが、こちらのライフが残2状態の場合)スクアードを登場させてライフを減らし、モビーディック号効果を「強制発動」させる

等々。

どれも相手に地獄の審判を使われた後でも効果は絶大です。

当然ながら、相手が上手い人であればあるほど見聞色の覇気が強いため、こういった様々な後出しパターンも読んだ上で行動してきますが、例え読めたとしても防ぎ切れない攻撃を押し付けることもできるので、こちらで様々な後出しプランを準備しておくのはとても強いです。


【ここで豆知識】
こちらのマルコに対して、地獄の審判のようなパワー下げ効果や、対黒でコスト下げ効果などを受けた場合、一度KOされてから「KO時効果」を使って場に戻せば、下がっていたパワーやコストは元通りになります。
なので、パワーやコストを下げられた状態でマルコにアタックされたら、そのままカウンターなどで凌ぐのは勿体ないので、あえてKOされて一度場を離れ、弱体効果を取り除いてから蘇りましょう。

頼れる一番隊隊長

※ここで対白ひげ目線での攻略ポイント
マルコに対しては、即KO効果などでKOし、レストで蘇ったマルコに対して連続アタックすれば、相手白ひげ側の手札が枯渇して後々一気に攻め切りやすいです。

逆に白ひげ使用者側は、それを狙ってくることを見越してマルコを上手く使いましょう。
即KOされて連続アタックされることを読んだ場合、手札状況によっては復活させない選択が強いこともあるので、場合によっては割り切ってトラッシュ行きでも問題ありません。

【ここで豆知識その2】
先程、「地獄の審判」を構えられた時に5000からピッタリでアタックするのが有効であるとお伝えしましたが、これは赤の「レッドホーク」や緑の「パンクギブソン」などを構えられた際も相手側には同じ心理が働くので、全てに応用可能な戦術です。

相手側からすれば、せっかくカウンターで+4000にもなるんだから、できるだけ強いパワーでアタックされた時に使いたいものです。
こちらはその心理を利用し、相手が嫌がるアタックをし続けましょう!

逆に、こういった強力なカウンターカードを使用したい側の人は、あえてピッタリの5000アタックなどに対しても積極的にカードを使用して、素早く追加効果を発動させた方が有利になる場合が多いです。

勿論、2ドンアクティブにはブラフもありますし、強力なカウンターカードを構えている側が実際にそのカードを使用できる状況であっても、使うタイミングなども含めてお互い読み合いになるので、攻める側が必ず「(イベントカウンターを)使われることを想定」した上で立ち回るのが重要です。

闇雲にアタックすると手痛いカウンターをくらいます。攻撃する際は明確な意図を持ってアタックしましょう!


それではここで、愛知CSでのカイドウ戦を振り返り、ハイライト(注目の名場面)を紹介します。

愛知CSでは第一回戦目からカイドウと当たり、相手は先攻で理想通りの動き。1ターン目にハンニャバル、2ターン目には鬼ヶ島をしっかり展開されました。

注目の場面は相手5ターン目先攻、こちらの盤面はバルトロメオ、マルコ、キングデューがいる状態で、ライフは既に0、相手はライフ残2の状態で、10コストカイドウが登場

「一対一(サシ)でやるならカイドウだろう」←まさにそれを再現したカードです。


このカイドウの登場時効果により、こちらは場にいたキャラが全て一撃KOされ、マルコだけ復活。
そのあと相手リーダーのカイドウにまたマルコを殴られましたが、こちらも復活。
(この時、なんと手札にはラディカルビームやガードポイントが0枚。他のブロッカーも0枚。)

どうですか?ここだけ想像してもらうと、危機的状況だと感じる人もいるかもしれません。

ただ、僕としてはこの10コストカイドウが出てくることは想定内だったので、返しの後攻5ターン目は以下のような動きをしました。

→先ずはリーダー白ひげ8000(モビーディックあり)で相手リーダーへアタック>攻撃が通り、相手はライフ残1。

※この時点で、相手の手札枚数や、こちらの手札に速攻キャラがあるかどうか、そして次のターンに自分が死なないか等を計算し、攻め切るかどうかを判断します。
今回は、自分の手札に速攻を持つジョズがありましたが、相手の手札枚数的に守り切られる可能性があり、逆に次の相手ターンではこちらが死なない確率が高いと判断したので、更に次の自分のターンで確実にリーサルを狙うプランを計画。

そこで、
スクアード+お玉+ジェットピストルの8コストコンボで、パワー12000の10コストカイドウを一撃KO
(これができるのも白ひげの強み!)

手札にはカウンターのラディカルビームやガードポイントなどが0枚でしたが、2ドンをアクティブにして、ブラフを張ってターン終了
(マルコはアクティブのままです。)

次の相手ターン、ブラフがしっかりと効き、相手はブロッカーを多数展開して守りの態勢に入ったため、こちらは海震なども合わせて次のターンで押し切って勝利。

対戦終了後には対戦相手の方と話しましたが、「こんな方法で10コストカイドウをKOされたことがなく、思いもよらない展開でプランが一気に崩れた」と言っていました。
更に、手札にはキングがあったそうですが、「仮にキングを出してマルコをKOし、リーダーカイドウでアタックしても確実に防がれると思った」そうです。

ということで、この試合は10コストカイドウを即KOした事と、カウンターのブラフがしっかり効いたことで、無理なく勝つことができました。

上手くこちらの対策がハマった試合でしたね。


【カイドウ戦の対策と戦略思考のまとめ】

■カイドウ戦は、常に相手のドンの枚数を計算し、「次のターンに何をしてくるか」を考えながらプレイすること

■相手が最速キング着地を目指してくることを想定し、無駄にこちらの強いキャラをKOされないよう気を付けること

■カイドウ戦は、地獄の審判の構えを上手く利用して相手の手札を減らすこと

マゼランは倒すタイミングをよく考えること

10コストカイドウ9コストカイドウがいつ出てくるか常に警戒しておくこと
※構築によってはバレットを入れている人もいるので、同じく警戒しておくと良いです

■10コストカイドウに盤面をひっくり返された後、立て直すプランは常に持っておくこと
※尚、10コストカイドウを出された後、こちらのプレイの注意点として、「低コストブロッカーの複数展開は安心できない」と覚えておいてください!

その理由はコイツの存在

再登場!ルナーリア族のキング様


カイドウ側のプランの一つとして、10コストカイドウを出した次のターンに7コストキングを構えている場合があります。

そうなると、低コストブロッカーを2体出したとしても即KOされてしまい、カイドウ側の攻撃を守りきれないというパターンがあります。

なので、7コストキングには充分注意しましょう。
※白ひげの場合、マルコが1体いる状態で追加のブロッカーを出せるとかなり安心です。


以上が、カイドウ戦の対策と戦略の思考でした。

逆にカイドウを使用している人は、上記のような白ひげ側の考えや戦略を上手く読みながらプレイすると、勝率が変わると思います。


2、赤緑ロー

12月の愛知CSではXmasカラーでも話題になりました


続いてはローについての対策や戦略をお伝えします。

・2022.12/1〜12/31(1ヶ月間)のロー対人戦績
(白ひげ使用時)>11戦10勝1負/勝率90.9%

・2022.1/1〜1/31(1ヶ月間)のロー対人戦績
(白ひげ使用時)>26戦20勝6負/勝率76.9%


ローは2弾環境になってから、1弾環境の後半に比べて最初は一気に使用者が減りましたが、12月の愛知CSでの活躍や、1月の宮城CSでローが優勝したことで、またロー使用者が増えてきました。
※僕個人のロー対人戦績も、12月に比べて1月は大幅に増えました。

また、愛知CSで対戦した赤緑ロー(この人はスタバ等の大会では何度もロー使用で優勝していると言っていました)にも勝利したので、その時のハイライトも紹介します。

ここから先は

26,164字 / 51画像

¥ 290

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?