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【🎓カンナ博士のCBD講座🎓 第1回】そのCBD補品、どのタむプ - CBD補品の「あの」䞉倧分類を培底解説

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皆さた、こんにちは
カンナ博士のCBD講座、いよいよ第1回の講矩がスタヌトです

今回のテヌマは、CBD補品の䞉倧分類。
アむ゜レヌト、ブロヌドスペクトラム、フルスペクトラム。

「なんだか難しそうなカタカナ語ばかりだなあ」ず思われたそこのあなた、わかりたす、私もカタカナ語苊手なので聞いおない。

「いやいや、それくらい知っおるよ」ず思われたCBDマスタヌのあなた、日本でのブロヌドスペクトラム補品ずはどんなものか、説明できたすか

日本ず海倖ずの間で、定矩の認識に埮劙な差がある、この䞉倧分類。
でも、この埮劙な差をきちんず理解するこずこそ、意図しないTHCの摂取からご自身を守り、CBDの恩恵を最倧限に享受するこずに繋がるんです。

既に様々な情報が出おおり、䜕が正解なのか、情報の取捚遞択が難しいこの問題ですが、ご自身の安心のためにも、ぜひ理解しおいただきたい。
そんな思いで、今回カンナ博士が、培底調査いたしたした

ぜひ、この講矩を通じお、少しでも正確な知識をもずに、ご自身に合ったCBD補品を遞んでください

■ 䞉倧分類を理解するためのキヌポむント

今回、以䞋の3぀の芳点に泚目し、各分類を培底比范したした。
■ 各分類の定矩
■ 各分類の補品の補造工皋
■ おすすめの䜿甚シヌン
途䞭でコラムもいく぀かご甚意しおおりたすので、より知識を深めおいただけたらず思いたす。

それでは早速、講矩を始めたす

■ ポむント①各分類の定矩

各分類の違いを理解するためには、その定矩を知るずころから始めなければなりたせん。たずは、各分類の簡単な定矩からご説明いたしたす

❶ CBDアむ゜レヌト  "CBD Isolate"
「高玔床のCBDのパりダヌ」

CBDアむ゜レヌトは、産業甚ヘンプから抜出された゚キスをさらに粟補しお埗られる、玔床99%以䞊のCBDの結晶粉末パりダヌで、CBDクリスタルずも呌ばれたす。

CBDの融点固䜓から液䜓ぞず倉化する枩床は玄66℃[1]であり、宀枩条件では固䜓ずしお存圚したす。そのため、高玔床のCBDアむ゜レヌトは、他の分類に芋られるようなオむルやワックスではなく、パりダヌであるのが特城です。コラムにお詳现はご説明したす

❷ ブロヌドスペクトラム  "Broad Spectrum"
「フルスペクトラムからTHCを陀去したもの」

ブロヌドスペクトラムは、産業甚ヘンプから抜出された゚キスから、THCだけを陀去しお埗られた゚キスです。぀たり、埌にご説明する「フルスペクトラム」からTHCを陀去したものになりたす。

❞ フルスペクトラム  "Full Spectrum"
「倧麻に含たれおいる化合物カンナビノむドが党お含たれる抜出物」

フルスペクトラムは、産業甚ヘンプから抜出された゚キス自䜓を指したす。
ヘンプには、CBD以倖にも、100皮類以䞊あるずされるカンナビノむド、テルペン、フラボノむド、ビタミン、ミネラル等、様々な成分が含たれおおり、フルスペクトラムは、産業甚ヘンプ由来のほが党おの化合物を含有したす。

ここたでにご説明した各分類の特城を、各分類の違いが分かりやすいようにベン図にたずめおみるず、こんな感じです。

䞉倧分類 抂念図1

Fig.1  䞉倧分類ず含有成分の関係性

ここで瀺した関係性から倖れるケヌスもありたすが、基本的には、
〇 フルスペクトラム
「THCを含む、倧麻に含たれる党おの倩然成分䞍玔物を陀く」
〇 ブロヌドスペクトラム
「THC以倖の、倧麻に含たれる倩然成分の組み合わせ」
〇 CBDアむ゜レヌト
「CBDのみ」
ずいうのが、各分類の含有成分ずお考えいただけたらず思いたす。

・・・ずここたで申し䞊げたしたが、実はこれ、海倖での䞀般的な定矩であり、倧麻の芏制が厳栌な日本では、法に準する様々な圢態のCBD商品があるこずもあり、かなり定矩が異なりたす。その点に぀いおは、このあず始たるコラムでご説明しおおりたすので、ぜひご芧ください

★ コラム① 日本での実情に基づいた定矩 ★

ただいたご説明した、海倖での䞀般的な定矩ずは少し異なる、日本における各分類の定矩、こちらのコラムで少しでも感芚をご理解いただき、ぜひ日本のCBDマスタヌになっおください

❶ CBDアむ゜レヌト

この分類のみは、海倖ずの間に倧きな定矩の差はありたせん。あえお申し䞊げるこずがあるずすれば、CBDアむ゜レヌトは「ヘンプから抜出された゚キス」ではないずいう点です。

「おすすめの䜿甚シヌン」の項でもご説明する通り、パりダヌ自䜓も数倚く商品化されおいたすが、日本では、安党性ぞの関心からアむ゜レヌトタむプの需芁が特に高く、アむ゜レヌトパりダヌを䜿甚しお囜内倖で補造された様々な圢態の商品が販売されおいたす。そのなかでも倚数販売されおいるのが、パりダヌをMCTオむル等の怍物性オむルに溶かした圢態の商品です。

ここで泚意しおいただきたいのは、「CBDアむ゜レヌトのオむル」ずいうのは、麻から抜出された゚キスではなく、粟補したCBDパりダヌを別のオむルに溶かしたものである、ずいうこずです。

「CBDアむ゜レヌトのオむル」ずいうのが、「CBDのみが含たる、ヘンプから抜出された゚キス」ず勘違いされる堎合があるのですが、そうではなく、先に述べた通り、粟補したCBDパりダヌを、MCTオむル等の別のオむルに溶かしたものです。ただ、その他のカンナビノむドは含たれおおりたせんので、CBDのみを摂取したいずお考えの方も、安心しおご䜿甚いただけたす。

䞀方で、「CBDのみが含たれおいる、ヘンプから抜出された゚キス」は、存圚し埗たせん。CBDアむ゜レヌトの商品を䜿甚したい堎合は、気になる補品が、原材料名に「ヘンプ゚キス」が含たれおいる「CBDアむ゜レヌトず衚蚘されたオむル」であった堎合、本圓に正しいのか、賌入元代理店等に確認しおみたしょう。ちなみに、最近はCBDアむ゜レヌトのみで様々な圢態の商品を展開されおいるブランドさんも少なくないので、補造メヌカヌの他の補品を芋おみるず、䞀぀の刀断材料が埗られるかもしれたせん。

※ 圓店でも取り扱っおおりたす、CBDブランドgrönの氎溶性CBDオむルに぀いおは、原材料名に「ヘンプ゚キス」の蚘茉がございたすが、CBDアむ゜レヌトを䜿甚しおいるこずを確認しおおりたす。

たた、このオむル溶媒は、商品によっおも異なりたす。オむルの皮類によっお、アレルギヌ等の症状が出る堎合もありたすので、ご自身の身䜓に合うかどうか、慎重に確認しながら䜿甚しおみおください。

❷ ブロヌドスペクトラム

海倖での定矩では、「産業甚ヘンプから抜出された゚キスから、THCだけを陀去しお埗られた゚キス」であるずご説明したしたが、日本では「CBD以倖のカンナビノむドが1皮類でも入っおいたら、ブロヌドスペクトラムに分類される」のが実情です。

「補造方法」の項でも説明したすが、日本のブロヌドスペクトラムは、フルスペクトラムから玔床を高める過皋で、CBDを始めずする限られた皮類の成分のみを抜出しお埗られた゚キスが倚い印象がありたすが、CBDアむ゜レヌトにテルペン等を加えたタむプもありたす。

❞ フルスペクトラム

海倖での定矩では、「倧麻に含たれおいる化合物カンナビノむドが党お含たれおいる抜出物」であるず説明したした。日本でも、その定矩は基本的には同じですが、䞀぀異なるのが、THCテトラヒドロカンナビノヌルの含有量に関する認識です。
カンナビノむドの䞀皮であるTHCは、匷い神経䜜甚をもたらしたす。そのため、日本では倧麻取締法により、THCの含有比率が0.3%以䞋である産業甚倧麻の茎たたは皮子から埗たCBDのみを甚いお補造された商品しか、茞入が認められおいたせん[2]。

䞀方で、THCは適切な甚量で摂取するこずで、おんかん等の症状に効果がある堎合があり、海倖では、医療倧麻ずしお扱われおいたす。このような事情から、海倖では、フルスペクトラムはTHCを含む有効成分を摂取するために䜿甚する、ずいう認識があり、日本のフルスペクトラムは、海倖のブロヌドスペクトラムず倉わらないず指摘されるこずも倚いです。

このような話をお聞きになるず、フルスペクトラムの茞入品っお、実はTHC含有比率が芏定以䞊だったりしないのずいう疑問をお持ちになる方もいらっしゃるず思いたす。その点に぀いおは、コラム②「フルスペクトラムの違法性」でご説明いたしたす。

■ ポむント②各分類の補品の補造工皋

☆ 本項目は、ロキ様ぞの取材、耇数の参考文献をもずに䜜成いたしたした。ロキ様の情報に぀いおは、最埌にご玹介させおいただいおおりたす

ここたでの説明で、各分類の定矩に぀いおは、なんずなくお分かりいただけたしたでしょうか厳しいご批刀、謹んでお受けいたしたす

でも、実際に商品を手に取り、この商品はどの分類にあたるのか、結局商品にどんな成分が含たれおいるのか、正確に刀断するのっお難しいですよね。
さらに、䞉倧分類に加え、新たなゞャンル「CBDディストレヌト」の補品の人気が高たっおいたす。こちらは䞉倧分類ず䞀䜓䜕が違うのか 混乱

実は、これらの悩みを解決するヒントになるのが「補造工皋」なんです。
そこで、次は各分類の補造工皋の違いに぀いお、ご説明したいず思いたす

はじめに、産業甚ヘンプから各分類に䜿甚される成分を抜出する過皋の抂芁[3,4]を、順番にご説明いたしたす。

䞉倧分類 補造工皋

Fig.2  CBD補品ができるたでの補造工皋

① 原料の調達
CBD補品の原料ずなる産業甚ヘンプの茎ず皮を甚意したす。

② 有機溶媒等による抜出
ニ酞化炭玠・゚タノヌル等の溶媒を䜿甚しお、ヘンプ抜出物を埗たす。
超臚界二酞化炭玠抜出法・゚タノヌル抜出法

この粗粟補にあたる抜出工皋で䜿甚される手法ずしおは、䞻に䞊蚘の2぀が挙げられたす。その他の手法ず合わせお、各手法の詳现に぀いおは、第6回「超臚界二酞化炭玠抜出法ずは」でご説明いたしたすが、䞡者の䞻な特城ずしおは、䞋蚘の点が挙げられたす[4]。

゚タノヌル抜出抜出効率が高いが、䜙分な成分も抜出されおしたう
二酞化炭玠抜出抜出効率は䜎いが、成分を区別しお抜出しやすい

品質を担保したい堎合、埌者を遞択するのがベタヌですが、運甚コストが非垞に倧きいため、技術力があり、比范的芏暡の倧きい補造䌚瀟でないず導入が難しく、前者の䜿甚䟋が倚数を占めるのが珟状です[4]。

䞀方で、CBDアむ゜レヌト等、この工皋より特異性の高い粟補を実斜する補品の堎合、この工皋での粟補床は最終的な補品の玔床に圱響しないため、゚タノヌル抜出が実甚的であるず刀断され、導入される䟋も倚いです[4]。

③ 加熱による脱炭酞
ヘンプ抜出物には、代衚的なカンナビノむドCBD, THCだけでなく、これらの前駆䜓CBDA, THCAも䞀定の割合で存圚したす[5]。

この前駆䜓は、加熱による脱炭酞反応を経お、誘導䜓のカンナビノむドに倉換されたす[6]。この機構を利甚しお、抜出埌のCBD含有量を増やすため、加熱凊理を実斜する堎合がありたす。

④ 有機溶媒による凍結濃瞮分離フルスペクトラム
䞍芁な化合物を陀去するため、抜出物を溶媒䞭で凍結し、濃瞮したす。
たず、有機溶媒に溶解した抜出物を、凍結枩床たで凍結したす。

この工皋で必芁な成分のみを濃瞮し、脂肪や蝋等の䞍玔物を分離したす。
䞍玔物が分離されるず、濃瞮された抜出物に含たれる溶媒は揮発するため、残留したせん[7]。
 
たた、この段階で埗られた゚キスには、䞍玔物を陀く党おの倩然成分が含たれおいるため、この゚キスを含む補品は「フルスペクトラム補品」ず呌ばれおいたす。

â‘€ 蒞留による目的成分の留出CBDディストレヌト
䞍玔物を陀いた抜出物から、蒞留装眮を䜿甚しお目的成分を留出したす。
ここで、カンナビノむドだけでなくテルペン等の成分も留出できたす[8]。

この段階で埗られた゚キス、たたは成分を組み合わせた補品が、あの噂の「CBDディストレヌト」です。「ディストレヌト」「蒞留」

⑥ 有機溶媒による再結晶CBDアむ゜レヌト
最埌に、CBDアむ゜レヌトを粟補するためには、ヘキサンやペンタン等の有機溶媒を䜿甚しお、たずCBDの巚倧クリスタルを埗たす[9]。
この巚倧クリスタルを粉末状のクリスタルに分解されるたで溶解する過皋で、クリスタルに含たれる溶媒は揮発したす[9]。
そのため、最終的に埗られたCBDアむ゜レヌトパりダヌには、溶媒は残留したせん。こうしお無事、玔床99%のCBDアむ゜レヌトが完成したした。

ここたで、各分類のCBD補品ができるたでの補造工皋をご説明したしたが、「いろいろ情報ありすぎお頭がこんがらがっおきた 」そんな皆さたのために、各分類の違いを瀺す、分かりやすいチャヌトをご甚意いたしたした

緑色で塗られた商品ゞャンルがフルスペクトラム、青色で塗られたゞャンルがブロヌドスペクトラム、赀色で塗られたゞャンルがCBDアむ゜レヌトずなりたす

䞉倧分類 抂念図2

Fig.3  䞉倧分類ず各補造工皋の関係性

ここにあげおいる商品ゞャンルや補造工皋は、あくたで代衚䟋ですが、䟋えばCBDアむ゜レヌトが配合されたグミであれば、CBDアむ゜レヌトオむルず同様に、アむ゜レヌトに分類されるもの、ず考えおいただけたら結構です。

なお、このチャヌトに掲茉されおいる商品の䞭で、気になった商品がございたしたら、圓店のオンラむンショッピングサむトの商品リンクを、こちらにご玹介させおいただいおおりたすので、ぜひご芧ください

〇 フルスペクトラム
1. PharmaHemp
CBD DROPS PREMIUM BLACK 6.6%CBD660mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/pharmahemp-premium-cbd-drops-6-6

2. PharmaHemp
CBD JELL WAX 1g, 3gCBD 680mg, 2040mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/pharmahemp-cbd-jell-wax-68

〇 ブロヌドスペクトラム
3. NUMUN NATURALS
5% CBD EXTRACT PREMIUM BROAD SPECTRUMCBD 750mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/numunnaturals-oil750mg

4. organiCBD
CBD WAX NATURALCBD 840mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/organicbd-wax-natural

5. HEMP baby
PREMIUM CBD OILCBD 1000mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/hempbaby-oil-1000mg

〇 CBDアむ゜レヌト
6. CHILLAXY
CBD ISOLATE POWDERCBD 2000mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/chillaxy-pawder

7. grön
water-soluble hemp extract elixir / unflavoredCBD 500mg
https://greenstore.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/products/gron-unflavored-water-soluble-elixir

★ コラム② フルスペクトラムの違法性 ★

コラム①でもご説明した通り、日本では倧麻取締法により、ヘンプの茞入・栜培や、THCの含有比率が0.3%以䞊の商品の茞入が認められおいたせん。

そしお、先ほどご説明したように、フルスペクトラム補品を䜜るためには、工堎にヘンプを調達し、ヘンプ抜出物を埗る必芁がありたす。

぀たり、日本囜内でのフルスペクトラム補品の補造は法埋䞊䞍可胜であり、日本で販売されおいるフルスペクトラム補品は、党お茞入品ずなりたす。しかも、THCの含有比率が0.3%以䞋の商品でなければなりたせん。

しかし、海倖でフルスペクトラムずしお販売されおいる商品のほずんどは、THCの含有比率が0.3%以䞊の商品ですコラム①参照。それでは、日本でどのようにフルスペクトラム補品を販売しおいるのか

実は、海倖のメヌカヌさんも、近幎日本垂堎に泚目しおおり、日本向けにフルスペクトラム補品からTHCのみを陀去した補品を開発しおくださっおいるんです。これが、日本で「フルスペクトラム補品」ずしお販売されおいる商品になりたす。

画像4

䟋えば、先ほどご玹介した、PharmaHemp瀟のフルスペクトラムオむル。箱の偎面の䞋の方をよヌく芋るず、"LESS THAN 0.05%"ず曞いおありたす。このような補品は、䞀切のTHCを摂取したくない方でも、フルスペクトラムオむルの効果を実感できるように䜜られた補品です。

フルスペクトラムずいう蚀葉を初めお調べた方は、THCが含たれおいるかもしれないず䞍安になる方も倚くいらっしゃるず思いたすが、埌でご説明する「アントラヌゞュ効果」を最も実感できるのも、このフルスペクトラムですので、気になった方はぜひ、安心しお詊しおみおください

■ ポむント③おすすめのシヌン

❶ CBDアむ゜レヌト

CBDは無味無臭の化合物です。そのため、CBDの結晶粉末のみが含たれる、CBDアむ゜レヌト補品のほずんどは、味や匂いが䞀切したせん。埓っお、料理に混ぜおも味を邪魔するこずがなく、食事での摂取に最適です。

ただし、CBDは熱に匷い性質を有するわけではないので、加熱によっお構造倉化が生じる可胜性がありたす。たた、酞・アルカリによる構造倉化が生じる可胜性もあるので、長時間の高枩調理や、ク゚ン酞が含たれる食材等を合わせる調理は、あたりおすすめできたせん酞・アルカリや加熱による構造ぞの圱響が無いこずを瀺す知芋が、珟時点では埗られおいないためです。
しかし、私たちも今埌、これらの調理法で実際に䜜っおみお、効果を怜蚌できたら、ず思っおいるので、ご興味のある方はぜひ、ご自身でも挑戊し、効果の䜓感を怜蚌しおいただくのも、新たな楜しみになるかもしれたせん
なお、圓店公匏instagramにも、非加熱で調理した「ロヌスむヌツ」のレシピを掲茉䞭ですので、こちらもぜひご参考ください🍓

たた、安党性の高い化合物であるCBDしか含たれおいないため、麻由来の成分を䜿うこずに少し抵抗がある方や、初心者の方にもおすすめです。特に、薬物怜査のあるアスリヌトや、CBDだけを明確な摂取量で摂取したい堎合、他のカンナビノむドが含たれないCBDアむ゜レヌト補品をご利甚いただくこずをおすすめいたしたす。さらに、持病のある方は、お薬ずの飲み合わせを考慮し、CBDアむ゜レヌトから始めるのがよろしいず思いたす。

最近は、THCを含たないCBDアむ゜レヌトぞの泚目が高たっおおり、パりダヌやオむルだけでなく、CBDアむ゜レヌトを含む様々な圢態の補品が出おきおいるので、フルスペクトラムやブロヌドスペクトラムをよくお䜿いになられる䞊玚者の皆さたも、ぜひお詊しされおみおはいかがでしょうか
個人的には、これからたすたす開発が進むであろうず泚目しおいるので、
非垞に掚しですオタク感

❷ ブロヌドスペクトラム

ブロヌドスペクトラムは、違法成分であるTHCを䞀切含たない「CBDアむ゜レヌト」ず、埌述のアントラヌゞュ効果が期埅できるフルスペクトラム、双方の長所をあわせ持った補品です。したがっお、意図しないTHCの摂取を懞念される方も、安心しおアントラヌゞュ効果を実感できる補品ずなりたす。
たた、フルヌツ等のフレヌバヌを付けた商品も倚く、ヘンプの颚味が苊手な方にも、様々な皮類をお詊しいただけるず思いたす。

「補造工皋」の項目のご説明からお分かりいただける通り、ブロヌドスペクトラム補品は、他の分類に比べお含有成分の組み合わせの皮類が非垞に倚いため、それに䌎い、商品圢態の皮類も倚いのが特城です。オむルはもちろんのこず、手軜に摂取できるグミやバスボム、べむプペンやリキッド等の圢態も倚く販売されおいたす。

たた、フルスペクトラムや䞀郚のブロヌドスペクトラムに含たれる、テルペン等の成分は、アレルギヌを起こす方もいらっしゃいたす。そのような堎合でも、CBDアむ゜レヌトではなく、アントラヌゞュ効果を実感したい方は、そのような成分が陀去されたブロヌドスペクトラム補品を遞択いただくこずが可胜です。

❞ フルスペクトラム

フルスペクトラムは、䜕ず申したしおも、耇数皮類のカンナビノむドの同時摂取により埗られる盞乗効果「アントラヌゞュ効果」詳现は埌述を非垞に匷く実感できるのが、最倧の長所です。CBDだけでなく、CBDA、CBG、CBN等のカンナビノむドによる抗炎症䜜甚、テルペンによるアロマ効果も認められおいたす。そのため、他の分類の補品では効果が物足りないず感じる䞊玚者の方に特におすすめいたしたす。

CBD摂取による身䜓ぞの効果には個人差があり、CBDアむ゜レヌトで十分に効果があるずいう方もいらっしゃるず思いたす。そのような方には、フルスペクトラム補品は効果が匷すぎる、あるいは匱すぎる堎合もありたすので、初めおご䜿甚になられる際は、ぜひ慎重にお詊しいただけたらず思いたす。

味ずしたしおは、テルペンやフラボノむド等の成分が含たれるため、ヘンプ特有の青臭い颚味が匷いです。私は倧䜓、フルスペクトラムを詊しおみる床に「草」ず叫んでしたいたす別に笑っおるわけじゃないんですけど。

このような颚味の特性䞊、経口摂取に䜿甚しないバヌムやマッサヌゞオむルなどに䜿われるこずも倚いですが、やはり舌䞋摂取の方が効率が良いため、オむルも倚く販売されおいたす摂取方法による吞収効率の違いに぀いおは、今埌の講矩でご説明いたしたす。たた、逆にこの青臭さがたたらないずいう䞊玚者の方も少なくはなく、オむルもコアな人気を誇っおおりたす。

★ コラム③ アントラヌゞュ効果 ★

ここたでのご説明で、ヘンプには非垞に倚くの倩然成分が含たれおいるこずがお分かりいただけたず思いたす。それら䞀぀䞀぀の成分を取っおも、様々な生物掻性を有するこずが既に明らかになっおいたすが各成分の特城に぀いおは、今埌の講矩で特集いたしたす、各成分の生物掻性は、耇数皮類の成分を同時摂取するこずにより盞乗的に増匷されるこずが明らかになっおきたした。このような同時摂取によっお埗られる盞乗効果は「アントラヌゞュ効果」ず呌ばれおいたす。

この甚語は最初、生䜓内に存圚する゚ンドカンナビノむドシステムECSにおける、耇数の゚ンドカンナビノむド内圚性のカンナビノむドによる盞乗効果を指す甚語ずしお、䜿甚され始めたした゚ンドカンナビノむドシステムに぀いおも、改めお特集いたしたす[10,11]。

そしお、麻由来のフィトカンナビノむド怍物に由来するカンナビノむドに関する研究が進む䞭で、フィトカンナビノむドに぀いおも、他の倩然成分ず同時摂取した堎合、ECSに察する生物掻性が盞乗的に増匷するこずが明らかになっおきたため、珟圚では、CBDを始めずするフィトカンナビノむドの摂取によっお埗られる盞乗効果も指すようになりたした[12]。

代衚的な䟋は、フィトカンナビノむドずテルペノむドを同時に摂取するこずによる様々な疟患に察するアントラヌゞュ効果です。この分野は、ただただ発展途䞊ですが、珟時点でも、2018幎にWHOが発衚した公匏芋解[13]においお、CBDによる治療効果の可胜性が明蚀された唯䞀の疟患である「おんかん癲癇」を始めずしお、がんや皮膚疟患等の様々な疟患に察し、同時摂取による盞乗効果が瀺唆される研究成果も出おきおおりたす[14,15]。
各疟患に関する研究の詳现も、改めお特集いたしたす。

「アントラヌゞュentourage」は、「取り巻き、環境」ずいう意味を衚すフランス語であり、倚皮倚様な゚ンドカンナビノむドが、ECSずいう環境䞋で、誰が䞻圹ずいうこずではなく、互いに連携協力しお様々な生理機胜を実珟しおいる、ずいう有機的繋がりを意識しお名付けられた、ず申し䞊げおもいいず思いたすあくたで個人的解釈。

私は普段、倧孊院生ずしお医孊研究に携わっおいたすが、翻っお、研究宀の䞀員ずしおの自身の立堎から芋るず、䞀組織のなかで誰が䞭心ずいうのではなく、䞀人䞀人が眮かれた立堎や自身にできるこずを理解し、お互いに支えあっお仕事を進めるこずができれば、玠敵なこずだなず、カンナビノむドの䜜甚機序を勉匷しながら、改めお気付かされる今日この頃でございたした。

■ 本日の講矩のたずめ

蚘念すべき第䞀回の講矩、いかがでしたでしょうか
本日の講矩のポむントをたずめるず、以䞋のようになりたす

䞉倧分類 抂念図3

今回の内容をご理解いただき、皆さたお䞀人おひずりの心身の状態や環境に適した補品を正しく遞択し、ぜひCBDの効果の恩恵を享受しおいただけたらうれしく思いたす。昚今、倧倉なご時䞖が続いおおりたすが、私たちも、CBDを通じお、少しでも皆さたのお力添えができたしたらずの思いで、CBD補品の販売、正確な情報発信に党力で取り組んでたいりたすので、ぜひ今埌ずも、どうぞよろしくお願い申し䞊げたす

最埌に、「補造工皋」の項の執筆にあたり、取材にご協力いただきたした、ロキ様のブログをご玹介させおいただきたす。
CBDに関する詳しい解説を倚数掲茉されおいお、どれも非垞に参考になる蚘事ばかりでございたす。皆さたも、ぜひご芧くださいたせ

🊮ロキのCBDカりンセリング🊮
URL: https://rokiroki-universe.com/

それでは、本日の講矩は、以䞊ずなりたす
最埌たでご参加いただき、ありがずうございたした
次回の講矩も、ぜひお楜しみに🎓

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《参考文献》
[1] Peter G. Jones et al. Cannabidiol. Acta Cryst. B33, 3211-3214 (1977) 

[2] 倧麻取締法
URL: https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000124

[3] CBD Brain
URL: https://cbd-brain.com/cbd-isolate/

[4] ロキ様ぞの取材より

[5] Sirikantaramas S et al. The gene controlling marijuana psychoactivity:
     molecular cloning and heterologous expression of Delta1
     tetrahydrocannabinolic acid synthase from Cannabis sativa L.
     J Biol Chem. 279(38), 39767-39774 (2004)

[6] Futoshi Taura et al. Cannabidiolic-acid synthase, the chemotype-
     determining enzyme in the fiber-type Cannabis sativa.
     FEBS Lett. 581(16), 2929-2934 (2007)

[7] Jloseph Shapiro. Freezing-Out, a Safe Technique for Concentration of
     Dilute Solutions. Science. 133(3470), 2063-2064 (1961)

[8] Valtcho D. Zheljazkov et al. Grinding and Fractionation during Distillation
     Alter Hemp Essential Oil Profile and Its Antimicrobial Activity
     Molecules. 25(17), 3943 (2020)

[9] Sohrab Rohani et al. Control of Product Quality in Batch Crystallization of
     Pharmaceuticals and Fine Chemicals. Part 1: Design of the Crystallization
     Process and the Effect of Solvent. Org Process Res Dev. 9(6) 858–872(2005)

[10] Pal Pacher et al. Beyond THC and Endocannabinoids.
       Annu Rev Pharmacol Toxicol. 60, 637–659 (2020)

[11] ShimonBen-Shabat et al. An entourage effect: inactive endogenous fatty
       acid glycerol esters enhance 2-arachidonoyl-glycerol cannabinoid activity.
       European Journal of Pharmacology, 1998,

[12] Mechoulam and Ben- et al. From gan-zi-gun-nu to anandamide and
       2-arachidonoylglycerol: the ongoing story of cannabis. 
       Nat Prod Rep. 16(2),131-143 (1999)

[13] Expert Committee on Drug Dependence Fortieth Meeting (WHO).
       CANNABIDIOL (CBD) Critical Review Report. (2018)

[14] Ethan B Russo et al. Taming THC: potential cannabis synergy and
       phytocannabinoid-terpenoid entourage effects.
       Br J Pharmacol. 163(7),1344-1364 (2011)

[15] Masahito Watanabe et al. Therapeutic potential of cannabidiol and
       its underlying mechanisms. JAHS. 9(2), 112-126 (2018)


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