ミステリと言う勿れについて書く

田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」について書く。常に最新巻の内容を含むと思うのでネタバレに気を付けてください。あらすじとかではなくて自分の気づきとか所感を書いてます。

久能整

服の下に火傷の跡があると思う。鎖骨あたりから下に広範囲の、傷跡か火傷の跡があるような描写がある。1巻71Pで薮さんに胸ぐらを掴まれたときに右側の鎖骨横にチラ見えしている。

入院検査着でもマフラーをまいていて胸元が見えない。検査着にマフラーって珍しいが、これは傷ないし火傷の跡を隠すためのものだと思う。
誰かと入るお風呂やプールが嫌というのも似たような理由なのかな。

・自身の過去のせいか、親子愛を見るときにいつも独特のやさし〜表情をしている。狩集家とか、青砥親子とか。今後さらにどこかで効いてくるのか。

・作者の田村由美さんはくるくるボワボワの頭が可愛くて好きと昔から言っているので、ついにくるくるがメインキャラになって謎の「よかったね」感がある。後方古参ヅラ厄介ファンなので・・・。

・最近でてきた、ガロくんが調べている「鳴子巽」。こいつ整くんの過去に何か関係する奴では?? これはとくに根拠ない。勘です。強いて言えば頭が似て…るか……?

我路

・チートだ。田村由美さんの漫画にたまにいるチートな美しい顔をした明るい髪のキャラだ。

・バスジャック編終盤の「『ガロ』って どんな字」からの「我路<わがみち>」は流石の見せ方だった。ああいう部分を読むために田村由美さんの漫画を読み続けていると言っても過言ではない。

チートな美しい顔をしたキャラなのに最近おむつを履いていた。目的のために手段を選ばないところ好感が持てる。

・でもハヤ兄さんも言ってたがガロはなんとなく抜けているところがあるぽいので、「もうちょっとで姉さんの仇を討てる!!」という、あと一歩のところで返り討ちにあってメチャメチャな目に遭う可能性もある。

・それはそれでいいですね。

ライカ、蛇使いの女

・整くんがライカさんに贈った「蛇使いの女」、
最初はライカさん自身が蛇使いの女だと思っていたが、彼女がちやこさんを守るために生まれた別人格だとわかってから改めて考えると、ライカさんは蛇のほうで、蛇使いの女はちやこさんなのかなと思えてきた。

・何のために整くんに近づいてきたのかよくわからない。

・ちやこさんのことがわかってから「自分がいなくなったら整くんにちやこさんを守ってもらおうとしているのかな」とも思ったが、そんな性格でもないような気がする。自分の守りたいものを他人に背負わせる性格には見えない。

・じゃあ何よ。

実写化

・整くんのお喋り、ローテンションだけど無愛想ではない、子どもに言い聞かせるような優しい〜感じでイメージしていたので、実写化でちょいトゲトゲになっているのが意外だった。

・実際に田村由美さんのイメージもあの感じだったなら薮さん青砥さんのブチギレはわりと正当な気もする。ほぼ煽りだ。

・とはいえ(完全に流れ弾だけど)アニメは作画の難しさもあってアレ※だったのでドラマは成功するといいな・・・・。
※アニメ化向きの絵柄じゃないので制作会社も頑張ったとは思う

他にもなんか思ったら追記していきます

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