『静寂に捧ぐ祝詞』の裏話

　こんにちは、こんばんは、おはようございます。朝月葵です。
　VRで遊ぶTRPGを作るサークル・ぐだぐだぶとん所属のライターをしています。
　このほど、コミックマーケット99にて、朝月葵執筆の新シナリオ『静寂に捧ぐ祝詞(しじまにささぐのりと)』が頒布されました。また、1月5日より通販での取り扱いも行われ、皆様の手元に届き始めたわけです。
　というわけで、今回はその制作にあたっての感想や裏話なんかを書いていければと思います。

実際にシナリオを書いてみて

　ライターを名乗りながらこれが初めての自作シナリオ。生みの苦しみをいやというほど味わいました。
　「ストーリーに深みを持たせたい」「単なる探索ゲームにはしたくない」という思いから、NPCのキャラ設定や背景設定、シナリオ本には載せないだろう裏設定も詳しく決めています。正直ここが一番キツくて一番楽しかった。

　自分の持てるものを出しきり、逆凪くんやbrくんにも協力してもらいながら、何とか形にすることができました。取り留めのない妄想や深夜の思いつきをぶちまけながら作業してました。大変でしたが書いていてとても楽しかったです。

　手前味噌ですが、良いシナリオになったと思います。軽率にエモと自分の趣味を好きなだけ突っ込んだら、プレイした人の感情をぐちゃぐちゃにする恐ろしいものが出来上がりました。言うならば「情緒破壊兵器」でしょうか。私はこのシナリオで友人たちの情緒を破壊して回る所存ですので、皆さんもぜひ遊んでみてください。

タイトル難読すぎん？

　正直私もそう思う。
　実はタイトル、草羽エルさんと猫幽霊氏のテストプレイ直前まで決まってなかったのよね。深夜のテンションでおかしくなりながら、「『祝詞』って言葉は必要だよなぁ！」とか叫びながら無理やり決めました。

　静寂と書いてしじまと読ませるのはなんかかっこよく感じたからです(小並感)。フェルナンデスの楽天時代の応援歌に「静寂(しじま)切り裂く一撃で」っていうフレーズがあって、それに影響されたのかもしれない。これではただの野球オタクである。

『静寂に捧ぐ祝詞』プレイ用ワールド公開！

　『静寂に捧ぐ祝詞』プレイイベントで使用したワールドが一般公開されました！
　KP用の席のボタンを押すと情報がスクリーンに出せるようになっていたり、ポスプロやパーティクル、BGMもボタン一つで変えられるため、スマホ・PCでも簡単にKPができます。プレイされる際は是非使ってみてください。
　ワールドのURLはこちら

設定の解説

　「ここまで頑張って決めたよ！」ってのを報告したいタイムの始まり。

　ここから先、シナリオのネタバレになるので有料部分になります。プレイ後、もしくはシナリオ購入後に読まれることをお勧めします。

おk？